百六段 「南米の秘境を巡る大冒険20日間(その3)
ボリビアの入管はとてもきびしかった
荷物の検査もきびしい
国際線から国内線で
(首都)スクレに行く


(上の写真クリックでyoutube)
今回の旅行は後で数えてみると17回も飛行機を乗り換えている
ボリビアはブラジル・ペルー・アルゼンチン・パラグアイ・チリに囲まれた内陸国である
面積は日本の3.3倍 人口は約1100万
ボリビアの歴史はスペインからの独立の歴史ともいえる
国名は独立の英雄初代大統領シモン・ボリバルから来ている
ボリバルと一緒に戦った英雄スクレが首都の名前になっている
憲法上スクレが首都であるが 現在は事実上後に訪れる「ラパス」が首都である
高地ペルーと呼ばれるようにアンデス山脈が国土の3分の1にあり
6千m級の山々が連なり
3000~4000mの平らな土地(アルテプラーノ)が広がる
熱帯気候に在りながら このスクレは海抜2750mの為高原の爽やかさがある
只 町の人達は平気で歩いているが空気は薄く 同じように我々が動くと息が切れる
この街から明日以降訪問先は段々高所になる 明日の宿泊地
ウユニ湖は標高3600mである。
白い壁の綺麗な町 観光バスが通るには少し狭い道幅




お洒落な店で昼食



なんか料理名があるんだろうが
素朴というか 家庭料理なんだろうか
一般の人はどんなものを食べているんだろう
高山病予防のため極力アルコールは避けよう
と思うのだが・・・
「5月25日広場」
1809年5月25日はボリビアがスペインからの独立を表明した
銅像は
スクレ将軍
旧大統領官邸(現県庁)
ラ・レコレータ修道院
1549年にフランシスコ修道会によって建てられた
(上の写真クリックでyoutube)

独立宣言が行われたコロニアル風会議室

スクレの木彫像

スペイン語の説明と日本語の通訳で2倍かかる
彼らは熱っぽく語るが・・・長い!!


トイレ・枕チップ用に交換準備したボリビア貨幣

町の中心地にある洒落たホテル
「サンマリノ ロイヤル」今日はここで一泊


4階建ての洒落たホテルだがエレベーターが無い
たまたま1階に当たって窓の外は中庭の風景
ところが食堂が4階なので息が切れる



余り覚えていないが鳥とスープとあと何かな・・・
家庭料理的なものがでる。
明日は6時15分のモーニングで7時55分発
銀山で有名な
ポトシ(標高4067m)まで車で3時間走り
ポトシで昼食と銀加工工場見学の予定
そこで観光バスから迎いの数台の四輪駆動車に分乗して乗り換え
4時間走り
ウユニ塩湖(標高3600m)へ向うというスケジュール

(上の写真クリックでyoutube)
ひたすら高地をさらに高地へ
途中トラックと乗用車の衝突事故現場に遭遇
乗用車がひっくり返り運転手が閉じ込められているというので
バスの運転手も加勢に行く

運転手は救い出されたようだ
ポトシの郊外が見えて来た

(上の写真クリックでyoutube)
人が居住する町としては世界最高地4000mである
映像で左端に三角錐形の
セロ・リコ銀山が見えている
銀は19世紀に枯渇し最近まで錫が出ていたが今はそれも枯渇
銀山を含んで周辺の銀加工施設などが世界遺産になっている
しかしその坑内観光も山の崩壊の危険性など
危機遺産ともなっている
今回崩落や滑落の危険性があるというのか我々は敬遠したようだ










日本の中古車も文字はそのままで走る
こんな中古車は南米の他の国でも同じ



地元の人達はすたすた全く普通に歩く
同じように歩くととんでもないことに
ここは富士山より高い所
息苦しい 足がふらつく
あまり食欲が無いがレストランへ
ガイドが必ず「COCA」のマテ茶と「COCA飴」を買って食べてくださいという
日本では薬物違法だが現地では普通のお茶として愛飲されている
高山病予防には非常に良いらしい




鳩豆のスープ・お肉の料理もなかなか旨かった


そしてこれが「COCA」のマテ茶
味は青臭い葉っぱの臭い これ以降いろんな所で飲む内に
味にも慣れる
「COCA飴」は皆が買い占めるのかどこも売り切れていた
誰かにもらって食べるがこれは普通の飴の味
でもなんとなく効く気がする
これを日本に土産として持って帰ったら大変なことになる




「ポトシ造幣博物館」
スペイン銀として大量に本国スペインに送られた
その陰には現地の人々の過酷な労働があった
ヨーロッパの華麗な建物や道具の金や銀の装飾は
多くはメキシコやペルー・ボリビアなどからの略奪で成り立っている
「11月10日広場」(建都記念日)
乗ってきた観光バスから四輪駆動車6台に分乗して
ウユニ塩湖に向かう
この先 道が悪いからかなと思ったら綺麗な舗装の道
どうやら明日からのウユニ湖観光の為ここから乗り換えたんだ

(クリックでyoutube)
4000mの銀山から3600mの塩湖まで
4時間
ほとんど真っ平らな道
コンビニ・トイレなど全く無い 時々ヤクと思われる群れがいる
トイレは道路を挟んで男性はそのまま高原に 女性は傘を広げてしゃがみ込む
この時の為に「おむつ」を用意してくれと旅行案内にあった
一応用意はしたがなんとか我慢できた
富士山の頂上が横に何百kmも続いている

(クリックでyoutube)
ウユニの町の光が見えて来た




とりあえずウユニの町の小さな宿に潜り込む
明日から塩湖の中にある
「塩のホテル」に移動して2泊する。
ガイドに聞くと「塩のホテル」の予約は大変らしい
明日の出発は14時とある
荷出しは12時なのでお昼までゆっくりできる
兎に角 寝る!!

昨夜泊まったウユニ町の
「ロス ヒラソーレス ホテル」
明日からの「塩のホテル」は洗濯厳禁なので昨夜の内にしっかりしておいた
気温の所為か出発時間までに乾かないので持参のドライヤーを使ったが
ボルト数が違うからなのか5分も使わない内に煙が機械からもくもく出て来た
ドライヤーはホテルに捨ててもらった


あまり食欲は無いがなんでもいいから食べておかないと・・・


出発までの時間 町を散策するもうすら寒いし 街に活気がなく人も見ない
四駆6台に各々が荷物を積み14時出発

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ここはアメリカの西部劇の映画セットではない
通称
「列車の墓場」と言われている列車の廃棄場である
かつてボリビアとチリ間で鉱山物資を運ぶため鉄道が引かれていたが
廃止となり 不要な列車の捨て場となった
「荒野の決闘」ではない筆者である




墓場の近くの
コルチャニ村
「塩屋のおっちゃん」の店 日本人が多いせいか 何袋何ドルと計算表が貼ってある
お買い物の後近くのホテルに荷物と置きに寄る
今夜から連泊の
「クリスタル サマーニャ」(通称 塩のホテル)


車も人も完全防塩
玄関先に荷物を置いてウユニ塩湖に突入
実はこの時期雨季にあたり
固い塩の岩盤の平面に雨水が溜まり
一面が鏡の様になるという
「空と地が一体になる」というので今や世界的観光スポットとなっている
ところがところが
今年は一か月前から一滴も雨が降らないという
まあ自然を相手に思うようにならないのは過去の旅行でも
度々経験していることだが・・・
でも四駆クルーは少ない水たまりを求めて塩湖を走る

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辛うじて水があるところがあった
でも当然他のグループもここに集中する

只 水があっても風が強いと逆さ富士が見えないのと同じで
これもだめ
水が多すぎると四駆であちこち移動できない場合もある
結局のところCMなどの理想郷の映像はプロが何日もかけて
ベストの状態を繰り返し流すのである
まあそれは兎も角この大自然には圧倒される
この塩湖100km四方 膨大な塩をリチューム電池の原料のリチュームを多く含む
ここの塩を国の主要輸出物にしようとしている
夕日が落ちるまで滞在



夕日を待って みんなでワインで乾杯

ここの標高は3600m
みんな高山病やら強行スケジュールやらに耐え
食事をパスしたり 酸素ボンベをしてもらったり悪戦苦闘
なんとか18名全員揃ってウユニ塩湖に立っています


(クリックでyoutube)

(クリックでyoutube)
夕日まで待つが 風が強く寒い!
暖かいホテルに戻る
これがまたなんというホテル!


座椅子もテーブルも壁も床もすべて塩

食堂




テレビも塩漬け(塩漬けは株だけにしておいてほしい)
廊下も粗塩なので砂上を歩くようで大変
スーツケースも転ばないので抱えて移動する

部屋の窓から前は塩湖である


ここの食事はビュフェ形式だが内容がひどい
2日間に食べたものを思い出せない
そして明日は午前3時30分のモーニング
午前4時ホテル出発
夜空と朝日を同時に見ようという事である
7時半にホテルに戻り11時再び四駆に乗って塩湖巡りである
星を写したかったが月明りが強く素人には全く無理だった


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夜明け前近くの村に住むシャーマンが来た(現地の旅行会社の企画)
日本語の通訳が聞き取りにくかったが大地の神にお供えをして
多分一族の安泰を祈るのであろう
その神の名前が
「チャチャマンマ」と聞こえる
私の間違いだろうか

やがて陽が昇る


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陽が上りきったところでホテルに一旦帰り朝食を摂る
そして今度は11時に集合して四駆で塩湖を巡る

塩湖の一部に塩水が湧きだしている所がある
濃度は30数%とか

我が四輪駆動の運転手


ここは「パリダカールリレー」の通過点
ガイドが前回来た時は「日の丸」が無く、「韓国国旗」が2本立っていたそうだ
今日は無事「日の丸」もあった

(クリックでyoutube)
さらに1時間ほど走ったところで昼食
と
トリック撮影会

四輪の屋根や後部に積み込まれた荷物を取り出すと
即席のレストランが出来る
「塩湖レストラン」





スタッフは小道具も用意してうまく写してくれる
そこから30分ほどの所に「インカワシ」がある
鷲がいるところかなと思っていたら 絶海の孤島の名前である
休憩所やトイレや土産物がある
50mほどの小山(小島)だろうか しかしここは3600m 上がるのも一苦労
島の見晴台まで行く人は半分もいない



(クリックでyoutube)
気温は暑くないが白の照り返しと高所の日差しがきつい
もう顔は真っ黒になった
十分休息をとってウユニ観光は終る
ここからまた2時間ほどかけてホテルに戻る

明日はすぐそばのウユニ空港から
首都ラパスに行く
(そんなそばに空港があるのに なんでと思っていたがとんでもない
何日も高所に徐々に慣れて来たからここまでこれたと思う)
ウユニ空港10時55分発 ラパスまで所要時間50分


上の写真クリックでyoutubeにいきます
上空からのウユニ塩湖を映しています
美しきウユニありがとう