百六段「南米の秘境を巡る大冒険20日間」(その2)



アルゼンチンイグアスの空港からすぐ隣のブラジルイグアスに行くには
国境を越える検問がある。
係官がバスに乗ってきて一人ひとりの顔を見ながら人数確認をする

30分ほど走ると今晩から連泊するホテルに夜の10時頃着く
何かに気づく そうだそうだ
このホテル以前来た時に泊まったホテルと同じだ
名前が代わっているのと 内装が非常に綺麗になっている
「kanta66段 イグアスの滝参照」

部屋に着くや否や洗濯をする
明日は7時モーニング8時半出発と少しゆっくりできる

ホテルから見たブラジルイグアス

今日は午前中ブラジル側(下から滝を見る)から見てその後アルゼンチンに越境後 昼食
そこからトロッコに乗って川の上を歩いて滝の上(通称悪魔の喉笛)から見る予定

バスで30分ほどでブラジル側の鑑賞地にいく
バスから降りると早速ハナクマが寄ってくる

これが曲者 リュックをちょっと下に置いている間にもぐりこんで
パスポートと全財産の入ったポシェットを引きずり出して銜えて
滝の崖の下に行こうとする とっさにポシェトの紐先を足で踏んだ
しかしこやつむんずと噛んで離さない
手を振り上げて叩く真似をしてやっと放す
そのまま持っていかれていたらと思うと今でもぞ~とする

(クリックすればyoutube)
このあたりから下に降りて遊歩道から向かいのアルゼンチン側を見上げる

約4kmの滝幅である
ここから「悪魔の喉笛」近辺まであるく



(上の写真をクリックでyoutube)
上の写真の歩道の先端は合羽をかぶりながらの撮影
それでも「悪魔の喉笛」の全貌は見えない
昼からアルゼンチン側からみることになる。



バスで国境の検問を通り1時間ほどで反対側に行き
アルゼンチン国立公園内のレストランで昼食

前回ここは滅茶苦茶混んでいた
12月中頃だったので蒸し暑く人があふれていた
今回はさらっとした熱さで人もほどよく混んでいる

ここからトロッコに乗って3~40分

終点から川の上に作られた通路で「悪魔の喉笛」まで20分ほど歩く

悪魔の口先まで来た

ブラジルからははっきり見えなかった「悪魔の喉笛」
(上の写真クリックでyoutube 悪魔を堪能してください)
今回は写真と動画を撮ったので滝の豪快な音も入る
何度見てもこの滝に勝る光景は他に無い

帰りは又トロッコとバスで越境してブラジルのホテルに帰る

明日は7時モーニング 8時30分ホテル発

ホテルの近くのヘリポートからヘリコプターでイグアス滝の見学

(上の写真クリックでyoutube)

ヘリコプターからバスに乗り川を渡るとパラガアイになる

(上の写真でyoutube)

ブラジルとパラガアイの国境
といってもほとんどフリーパスのように行き来している

ここパラガアイイグアスは安い免税品を扱いブラジルやアルゼンチンからの客で
栄えている

そもそもウルガアイは「世界一貧しい大統領」とか「ウルガイ・ラウンド」など
一度は名前を聞いたことがあるが
パラガアイて・・・・
面積は日本より一回り大きく人口は640万
大豆・小麦などの農業国である。
従って農産物の国際価格に敏感で貧富の差も大きいようだ

しかしガイドの話では豊富な農産物のおかげでガス産出国のような打撃は
なく近年はそれなりに発展してきているらしい
国境の町から小1時間で「イグアス日本人村」に着く

村の入口の国道沿いに日本人の経営する食堂がある

北海道出身の「白沢」さんの食堂

久しぶりの日本食

味噌汁も バラ寿司も基本は日本の味だった
本当にみんな奪い合うように食べた

1世の白沢さんがお孫さんを抱いて挨拶に出てこられた
この中に北海道出身の方はおられませんかと問う
1人おられた
本当に懐かしそうになめるように話しておられた
大変だったけど今は良かったと思っています
と最後におっしゃった

今まで行ってきた国は圧倒的に日本車しかも中古車が多い
チリに運ばれ全南米に散るとか

道路も畑も鉄分が多い?のか真っ赤
この辺は全てジャングルだったとか

パラグアイイグアス日本人村
で鹿児島県出身1世の「園田」さんという方が現在8000名足らずの
日系村の資料館の館長をされており 1時間ほど講演していただいた

天皇陛下が皇太子の頃美智子さまと来られているんだ

ミネラルを多く含んで肥料をやらなくても豊作になる土地だと政府から言われ
来てみたものの 周りはジャングル 物はない 言葉は通じない
1ドルが360円時に円借款した者は今現在でも
120円というと3倍になる 1000万円借りれば3000万の借金になる
働けど働けどの世界である

自殺者が出たり失踪者もでたそうだ
園田さんは当初JICAに勤務されておられあまりにも悲惨な現状に
救済に翻弄されたという
園田さんに「2世3世の方々は定着しているんですか」と訊くと
「それは収入次第だね」と全く当然の答えだった

この時園田さんが我々来客者全員の出身地を訊かれた
なんと北は仙台から千葉 東京 大阪 兵庫 高知  徳島 広島 北九州
と全国からこの旅に参加していることを初めて知った

この村は高知出身者が多いので 今でも高知弁が標準語のようになっていると笑わせる

そしてブエノスアイレスの日系団体と同じように
東北大震災の折にこの村からも大量の食料品が送られたという

今難民・移民で困惑する世界情勢を前回の東ヨーロッパ旅行時の経験などと
合わせて深く考えさせられた

園田さんに見送られ村を後にした
この国を横断するかのようにひたすら首都アスンシオンに向かう

延々と赤い畑地が続く

目立った建物は南米サッカー連盟本部(CONMEBOL)

休み休み8時間 首都に着いたのはもう夜の8時過ぎ
首都というのに町が真っ暗


光っているのは「samsung」の広告塔だけ

時間のかげんで部屋にも入らずレストランへ直行

とっとと食べて即寝る

明日は5時モーニング
アスンシオン空港9時20分の飛行機の為ホテルを6時に出ないといけない
朝食の用意が間に合わないので弁当になった
空港で食べる

早朝日の出前から多くの人がインフラ工事をもくもくとやっている
ガイドが言っていたようにこの国は伸びようとしているのだ

(上の写真をクリックでyoutube)

アスンシオン空港9時20分発
ボリビアのサンタクルスまで所要時間1時間40分
サンタクルス空港で11時15分発スクレ(標高2750m)まで所用時間40分

いよいよ高所の国 ボリビアだ



 その3に続く