三十七段 月ヶ瀬をドライブ
日中の気温18度という4月の快晴の中 京都府と奈良県と三重県の県境
「月ヶ瀬村」をドライブした
京都と奈良を繋ぐ国道24号線木津から国道163号線を走る左折れする手前にサントリー「伊右衛門」の福寿園の会社がある
車から写した福寿園
国道163号線は木津側沿いにある
お茶の産地 和束町(わずか)から加茂町 笠置町を通る この地域は風光明媚に加え歴史上にも面白い所で
技芸天のある浄瑠璃寺 聖武天皇の「恭仁京」 後醍醐天皇が鎌倉幕府と戦って立て篭もった笠置山と続く
笠置を越えると南山城町にはいり 役場近くから82号線を名張川沿いに登る ここはもう山の中
桜は山桜が少し残っている 新緑が素晴らしい
やがて高山ダムにたどりつく

高山ダムとその周辺

さて「月ヶ瀬」に向かって車のエンジンをかけたところ かからない 今エンジンを切ったところだから
当然かかると思っているのに バッテリーがあがったようにセルが動かない
信じられない
こんなダムの上でエンストである 勿論周りには何もない
携帯嫌いが悔やまれる
あの山の上にあるダムの管理室にいくしかない
と思いながら何度かキーを回す さらにセルの周りが落ちる
すると いつから来ていたのか大阪ナンバーのセドリックが横にあった
強面のおじさん3人と茶髪のおばさんの4人がダム見学きていた
セルが回らない状態をみて 近寄ってきた
「バッテリーやな」「3000円やな」と言いながら車を鉢合わせにして ブースターを接続する
一発でかかる でもエンジンを切ったらまたかからんよ と言われる
礼を言ってお金を渡そうとするも受け付けない 来る途中で買っていた いちご大福があったので
無理やり渡した
旅先の難儀を助けてもらうほど有り難い事はない
ひとは外見で判断してはいけないなと思った
さあ 今度エンジンを止めたら又かからないと言われ この山中でガソリンスタンドを探す
とりあえずこの先の「月ヶ瀬村」をめざす
新緑の湖畔はこの緊急時にも映える
どうにか村の入り口にたどりつく 村のおばさんに聞く「一軒あるけど今日は日曜日で閉まっているよ」ここから7~8km
先に一軒あるよ」という
隣村にようやく一軒のGS 優しそうなおじさんが検査してこれは新しいのと取り替えたほうがという
結構結構 それで山中に取り残されないのなら 大いに結構
ガソリンもマ満タン 元来た「月ヶ瀬村」にもどる
この界隈は本当に梅の木一色である
道路沿いも 山も川沿いも 全て梅
本当に「月ヶ瀬」は梅の里なんだ


名勝月ヶ瀬梅林の碑 樹齢五百年の梅

月ヶ瀬村の入り口
目指す「温泉」は村の中心から少し奥まったところにある

入浴料は600円 ロッカー数は50ほど ロッカーの数しか入れないので それ以上は外で順番を待つらしい
今日は待ちなしで入れた 梅のシーズンは混むらしい
外見よりお風呂は綺麗で 露天も広く約1時間のんびりした
源泉は冷たかったから冷泉の沸かしの循環であろう
しかし出てきても体が火照っている
車に乗る前に隣にある この地の特産物販売所がある
やはり梅の加工品とお茶製品 しいたけ など並んでいる
お茶の苗木一本300円を2本買った
自宅には2本あったのが1本枯れてしまったが
毎年お茶摘みをして4~5回の新茶を飲んでいる
この2本が大きくなれば結構まかなえる
途中思わぬ事態もあったが 好天の元新緑と温泉と輝く水面に感動して帰途についた
完
