
雨と雨の合間の快晴日 ここぞとばかりに体力に抗ってミニ花見旅
当初は四之宮で終える予定だったが前日知り合いから蹴上「對龍山荘」賛美のメールが有り
同じ沿線上の由 加えて立ち寄った
大石神社も知人からの知らせで桜も良いですよと聞いていた

京都市地下鉄小野駅は1つ南の駅が醍醐 醍醐桜でこの時期電車やバスが混んでいる
小野駅周辺にはは小野小町所縁の隋心寺と反対側には醍醐天皇創建の勸修寺(かしゅうじ)がある
(ミニ旅1「山科川周辺を歩く」参照)
今回は駅前からバスで大石神社周辺から参ろう
バス停は駅前ではなく大石街道に面した所(要注意)
朝のラッシュ時もあり20分 大石神社前で降りるも大通りの中 庭掃除をしている叔母さんに尋ねる
閑静な住宅街を山手に行くと神社前の満開の桜が迎えてくれる
山は東山の南端 反対側は伏見稲荷や泉湧寺に近い


鳥居をくぐると 犬の散歩かと思ったら大きすぎる ポニーと散歩
写真良いですかと声を掛け話しかける
「散歩は9時までなんですが今日はしつこく食べて帰らないんです」と叔母さん
「これって家で飼われているんですか」「いやいやこの神社です」という
そうかこの神社の方と神馬なんだ
神社のお参りと撮影を終えて戻るとまだ食べている
「花子ちゃん まだ食べているんだね」「食べないとうんちが出ないのでね」
花子ちゃんなんて勝手に言っているのではない

普段いる場所には上の看板 27才だ
「馬って何年くらい生きるんですか」「大体20年前後らしいです 獣医さんもこの子は長生きですねと
言っています まあ ボ~ト生きてるんでしょう」と大笑い
花子ちゃん馬耳東風でむしゃくしぁ
そうそう肝心の神社の様子は


目当てのしだれ桜には早い様だ


交通の弁も悪いのか訪れる人は殆ど無い

次に「大石良雄閑居跡」「遺髪塚碑」「岩屋寺」に向かう



東山の麓 すこし高台から山科の町が見渡せる
この場で何を想ったのだろう



少し急坂の山科神社へ


山里は花盛りである



菜の花も又来年
菜の花の根て初めて見た かぶらの様な形 食用には向かないようだ
椥ノ辻駅までのバス停に向かうも30分待ち 徒歩15分を歩く
醍醐行のバスは満杯だった
本来は次の東野駅から2分の本願寺山科別院(隠れた桜の名所)の予定だったが
どうやら事前申込みが必要そうなので今回は止めた
山科駅はJR線・地下鉄線・京阪線と集まっているので普段からも混雑駅
長いJRの線路下トンネルを潜り抜け 山手の毘沙門堂に向かう ここは桜と言うより紅葉の名所
何度か来ているが未だドンピシャは無い
多くの花見客(半分は外人)とぞろぞろ ほとんどは途中にある疎水目当てである






しだれ桜を期待したがまだ早いようなので疎水迄戻る
疎水沿いに京阪四宮駅まで歩く










船は大津港~三井寺~蹴上と運行


こんな景色 世界の紛争地の人々に観てもらいたい
京阪四之宮駅から山科・御陵(天智天皇の墓)・と経 蹴上駅で降り地上に出る
蹴上インクラインの線路上は人の群れ


南禅寺の途中の金地院では等伯の
『竹林猿緱図屏風』公開とあった
金地院と『竹林猿緱図屏風』についてミニ旅1(金地院と熊魚庵とイノダ本店へのいざない )
と「kanta美術館」参照)
横目に見ながら今日 目指すは金地院の隣「對龍山荘」
南禅寺を右に見て 左に折れ 湯豆腐「順正」の前を通り過ぎ斜め坂を上がった高級料理店「菊水」の斜め向かい
判りにくい 下の図参照

「對龍山荘」のHPには
『對龍山荘は南禅寺の塔頭跡地に明治29~32年(1896~1899)にかけて伊集院兼常の別荘として造営されました。
その後、市田弥一郎が譲り受け、明治34~38年(1901~1905)に改修が行われ、現在の景観の基礎が出来上がりました。
對龍山荘の名は市田氏の所有となった明治34年、南禅寺の山号である瑞龍山に対して位置していることからの命名です。
(對は対の旧字です)庭園は、伊集院兼常が作庭したものを基に七代目小川治兵衛(植治)が作り直しており、
広大な敷地には、池や流れ、滝石組の他に、芝生広場が設けられました。
また、水車小屋が設けられ、田園の風景をほうふつとさせるとともに、茶室や四阿の存在からは茶会や園遊会などが行えるよう、
実用的な作りとなっていることがわかります。
こうした近代を代表する庭園としての形態を持ち、また景観的にも非常に優れた庭園として
、昭和63年(1988)には国の名勝に指定されています。
建築は、当代随一といわれた大工の島田藤吉(島藤)の建てたもので、
中でも對龍台と名付けられた池に張り出すような形で作られた一室からは、
建物と庭園だけではなく、背後に広がる東山の景観が一体となった雄大な景色が広がります。
一方、伊集院時代に建てられたと思われる聚遠亭(じゅおんてい)からは静寂でやさしい景色を五感で感じることができるなど、
園内の随所で様々な風景を楽しむことができます。』とある
山荘は現在ニトリホールディングの所有となり 2025年1月より全て有料公開となった
入山料 3000円 さすがしっかりされている


靴や荷物を預け カメラは映像とフラッシュ以外は許可








庭を回遊する










公開になってまだ日が浅い 入山料が高い
ということもあってか 静かにゆっくり庭と一体になれる
こういう場所が有るのも京都の懐の深さである
一歩通りに出ると万国の人々で賑わっている
素晴らしい花と庭園の宴だった
了
