その33 温海温泉(あつみ)・赤湯温泉・白布温泉・土湯温泉・高湯温泉・磐梯熱海温泉・甲子温泉・日光湯元温泉
東北は広い
北海道と同じで一度では周り切れない
前回から5年経って行き残したところを周る
当初新潟まで新幹線と思っていたが夜行バスが再開されていた
運賃も3分の1くらいで行けることもあり
急遽23日の深夜に京都駅から出ることにした
3列席買ったがやはり寝にくい
コロナ以来の来久しぶりの夜行バスである
その1
1日目
朝8時過ぎに新潟駅に着いた 朝の新潟は通勤通学の最中
村上で秋田行に乗り換えて11時半頃あつみ温泉駅に着いた
ここから2.5km程の温泉街迄バスで行く
バスの時間まで30分ほどあるので駅前の浜に出て一服
この花はなんだろう図鑑で視ると「ハマヒルガオ」かな 「あつみの浜にひとりたわむる」
あつみ温泉は温海川に沿ってある
宿には12時過ぎに着いた
今夜は「たちばなや」にお世話になる
「あつみ」と言えば「萬國屋」が有名である 何年も日本の温泉宿人気NO1だった
昨年倒産した 今は別の会社が経営している
上の写真は「萬國屋」
荷物を預け
共同温泉と町の散策
共同浴場は3軒ある まず「正面湯」
と思って行ったら「只今殺虫剤散布したので臭いが消える2時以降しか入れません」の張り紙
続いて「下の湯」に行ったが同じ
あと1時間もあるので近くの「バラ園」に行った
2時にすぐ「正面湯」に行ったらもう地元の叔父さん達で満員
戸を開けると硫黄臭がする
次の「下の湯」に行くとここも人が多い でも正面湯より少し広いので入ることにした
地元の人は無料(と言っても年会費は払っているんだろう) 他は協力金300円(音がするので3枚入れてください)
透明な硫黄臭の熱めのいい湯
これが海に流れ出たら温海(あつみ)だ
少し離れた「湯之里公衆浴場」に行く
ここは200円だった
一人の叔父さんがじじいの姿を見て「山登りでもするんか」とか「八甲山に秘湯があるんだ 八甲田惨事
の碑があるというので行ったんだ」とか話しかけてくる
透明で熱湯だが硫黄臭が無い 源泉が違うのだろうか
宿に戻りチックイン 館内の散策
掘り炬燵だ
窓からの眺めも良い
本格的な設備だ
庭の手入れも良い
下の湯と違って少し硫黄臭が少ないが良い湯加減だ
寝不足!早く寝る
2日目
6時に朝風呂
豪勢な朝食をいただき 駅まで送車してもらう
サービス・施設・温泉・食事どれをとっても満点の宿だった
来れるものなら是非もう一度来たい宿の一つだ
あつみ温泉駅から1駅だが鶴岡からのバスの都合で羽越本線特急いなほ1号秋田行で鶴岡まで行く
以前から羽黒山に来たかったが なんせここは陸の孤島
新庄からも米沢からも列車が先の大雨被害で列車が不通 現在もバスによる代替運行となっている
それがとても時間がかかる
今回は鶴岡駅から山形駅までの高速バスがあることを知り それを使うことにした
街の雰囲気が少し違うので観光案内所に聞いてみた
今日・明日と天神祭りがあり今日の昼からのバスは市内は走れないので郊外周辺から
駅に向かいますとのこと 取り敢えず郊外周りで帰って来れるようだ
駅から山頂までは約1時間
郊外を出ると庄内平野の日本海側に残雪をのせた鳥海山
山手には同じく残雪を乗せた月山が一望
残念ながらバスのスモークガラスで写真では色が不鮮明
鳥海山
月山
隋神門から山頂まで大周りするのか結構長い
バス停から本殿迄歩くとなんと本殿及び国宝五重塔が修復中とある
よくあることだが工事期間は5月8日から来年9月迄 ゴールデンウイークが済んでからだ
まあ逆にこんな姿を見れるのも何十年に1回だからラッキーかも
こんな分厚い茅葺見たことない
さて隋神門13時14分発のバスに間に合う様 一心に山を下る
流石に羽黒山 下まで奇麗な石畳が続いている
降りる時は足ががくがく 登るときは心臓がばくばく
上がって来る人達は息も絶え絶え
やはり先に山頂までバスで登って正解だ
殆ど降り切ったところに国宝五重塔がある
ここも修復中
山頂から飛んで降りて50分
隋神門前からのバスを待つ
駅前は祭りで賑わっている
こんなにも人が居たんだ
駅から少し離れた高速バス専用乗り場(エステート)から山形駅行に乗る
日本海側と内陸部の間には磐梯朝日国立公園が横たわっている
月山街道で湯殿山(1504m)・月山(1984m)の麓を通り長いトンネルでその胎内をぬけていく
現代ならではの出羽三山巡りである
道路の日陰には残雪が多く残っている
月山登頂は7月~10月末までしか入山できない
高速道路車窓から月山と月山湖
本当に感動ものである
県立南高校 このすぐそばが山形大学
バスは県庁前から県立山形南高校前と進み山形駅西口に着いた
山形駅西口
以前西口にあるホテルに
泊り蔵王や山寺に行った 飲食店や商店街で賑わっている
駅下のトンネルを超え東口に出て驚いた西口と全く景色が違う
今日の宿は東口である
ワシントンホテル
東口前は大きな広場があり周りには大きないくつものホテルが林立している
同じ駅で裏と表で大きく景色が違う
なでこんない大きなスペースがあったんだろう
大阪駅の様に北側に大きな操車場が有り それが無くなり今 大きく変貌しているがここの理由は不明
今夜はルート・インの12階に泊まる
夜食を買いがてらに徒歩6~7分の霞城公園に行く
多くの学生や市民のランニング姿や 犬の散歩のコースになっていた
コンビニを捜したが見つからなかったが何とホテルの横が食品スーパー
今日はよく歩いたので腹ペコ 割引品を目一杯買ってしまった
こんな空腹感は久しぶり
ところがスーパでお箸を貰うのを忘れた 昔 山に行った時は箸になりそうな小枝を折って食べたが
そうだ昨日の宿で使わなかったヘアーブラシがあった
滅茶旨い
山形の夜景でも見て シャワーを浴びて早く寝る
3日目
朝食はホテルのビュフェ
目の前が駅なのでゆっくり 9時34分発米沢行各停に乗る
「ざおう」「茂吉記念館前」「かみのやま温泉」などの駅が続く
「かみのやま温泉」の散策は(その22)で終えている
30分ほどで米沢の3つ手前の「赤湯駅」に着く
赤湯温泉は駅から約2kmである
バスは殆ど来ない
駅前でレンタサイクルを申し込んだ
温泉街全体がうら寂しい雰囲気
まあどこも昼間の温泉街はうら寂しくてみすぼらしい
お目当ての上杉家ご用達「御殿守」の日帰りは当面中止のまま
他の宿も受け入れる様な気配ではない
とりあえず共同浴場「赤湯元湯」に入る
こういう所に朝早くから地元のじじいが集まっている
流石に「元湯」 すばらしいお湯 つるつるになる
じじい達には勿体ない
温泉宿の「元湯」という名の湯は間違いなく良い
本当にその地域の「元湯」なんだろう
そうでないとそんな命名を周りの宿が許さないはずだ
昔は共同元湯に風呂を持たない宿が風呂を共有していたという形式から
今は個々に風呂をもつようになって 使いすぎにより湯量の低下やお湯の品質を落とすとして問題ともなっている
ここで2時間滞在の予定だったが1時間にして次に行く
これが後で思わぬ吉と出た
駅でレンタサイクルを返し 預けていた荷物を受取列車に乗る
考えてみればレンタサイクル代500円だが ロッカー代500円が要らなかったので 目出度しめでたし
あっという間に 米沢駅に着いた
米沢での食肉もちらっと浮かんだがいやいや自ら哺乳類を欲してはいけないと
目をつぶってバスに乗る
バスは大事な公共交通機関です 皆で守りましょう
10分足らずで「上杉神社前」に着く
この街はこの上杉家と牛肉と明日行く予定の酒造で盛り上がっている感
多くの観光客がこの公園に集まる
堀の外にりっぱな門構えの建物がある
この地方では今も「謙信様・鷹山様」なんだろうな
堪らず ほかほかの米沢牛コロッケを買ってしまった 滅茶苦茶美味かった
昨夜のTVニュースで今年の酒の品評会で山形県が1位だったとか
神社前からバスで「白布温泉待合所」まで行く
バス停に14時8分に着いた
バス停の前が今夜の宿「白布温泉中屋別館不動閣」である
荷物を預けてすぐに飛び出し 一人宿泊を断られた「西屋」と「東屋」に向かう
写真を撮るためだったが 玄関に日帰り入浴可 の看板
これは儲けもの 早速頂きました
「東屋」
正面が「東屋」右が「西屋」
50℃近い湯が頭の上から落ちてくる これは拷問だ 無理無理
早々に退散
隣の「西屋」に行くと立ち寄り湯3時まで入れますの看板
これまたラッキー
「東屋」より高くて熱い湯滝 これは手をつけるだけでも熱い
( 欠字は6行目「カラン」 7行目「縁もない」
「西屋」には露天風呂が無かったがあふれ出る熱湯に圧倒される
予定より1時間早く来たことで入れないと思っていた両宿の名物「滝湯」に入れた
赤湯で1時間早く切り上げたのが吉と出た
宿を出る時には「日帰り入浴終了」の看板 きっちり3時までなんだ よかったよかった
「東屋」さんも「西屋」さんも有難うございました
そこから少し行くと「白布大滝」の案内看板
道から随分下の方に川がある
帰りが大変だろうなと思いながらも降りていく
登りが大変だったが心身ともスッキリ
さあ宿に向かおう
五十歳代のご夫婦の経営のようだ にこやかに迎えてくれる
細かい所まで気を付けてくれて 故郷に帰ったような雰囲気(じじいには故郷は無いが)
窓からはさっきの沢が真下にあるのが目と耳で判る
窓の外にある木
女将さんが栃の花ですと教えてくれる 栃の実が沢山出来ますよという話
食事までに一風呂
ここは「オリンピック風呂」が売り
何の事かいなと思えば
男性湯は20m 女性湯は18mのプ―ルの様な風呂
何でもこの風呂は東京オリンピック(1964年)に作られ プール状にしたのと
山形に聖火が来たときに使用された聖火台が何かの縁で当館に来たことを合わせてそう呼んでいるそうだ
まあ どうでもいいと言えばどうでもいい
露天風呂も沢の音や鳥の囀りを聞きながら いい湯だな~
今日は酒と肉の解禁日!? やっぱり米沢の宿じゃ
「あっあえ かだで おしょうしな」(今日はどうも有難う」
発音をご主人に習って喋ってみた
宿中 大笑いだった
その2に続く