その2

4日目

朝 お風呂と食事をいただき
宿特製のお酒もいただきました

「おしょうしな」と言って宿を出る 中から笑いが聞こえる
宿の前からのバスを待つ

上杉神社前の1つ手前で降りて徒歩7~8分に酒蔵「東光の酒蔵資料館」がある
酒好きの人には堪らん処かも
東光のパンフに因ると
『上杉十五万石の城下町米沢は周囲が山に囲まれた盆地で 山から湧き出る豊富な水と良質な
米に恵まれています
雪国米沢 身も凍る厳寒期に長期低温発酵による醸造法で仕込まれた酒は 米のうま味を逃がさない
”寒造り”の技が手造りの美酒を生みだします
「東光」の名で知られる小嶋総本店は慶長2年(1597年)創業の上杉藩御用酒屋であり
江戸時代頻繁に「禁酒令」が出されて折も(当時米は非常に貴重品であり飢餓のたびに禁酒令
が出された) 続けて酒造りを許されていた数少ない造り酒屋のひとつと云われています
現在まで400年余年の歴史を有し 同じ地に23代に亘って連綿と続いています
そして昭和59年4月 みちのくの造り酒屋を見学していただくために 大きな古い酒蔵を 原型を保ちながら
復元し 1200坪の敷地に600坪の建物を有し 中でも1棟140坪の大きな土蔵は東北で最大級
といわれ 昔ながらの造り酒屋の様子と酒造りの道具等を展示しています
昔人の暮らしを知る上でも興味深い「東光の酒蔵」 昼なお暗い蔵の中でひんやりとした空気
に触れたとき 柱の傷が 格子戸が そして酒蔵が往時の物語を語りはじめます』








20cc程で150円の高級酒の利き酒があった
東光の辛口と甘口を飲んだ
なんだこれは!! 今迄の酒は何だったんだ
本当にこれは悪魔の味だ  通常の酒と味醂の中ほどの味 まったりとしている
世界中に愛好家が増えるはずである

来店客は一様に惜しげもなく2本3本と買って行く

通りには洒落た酒屋も多い

いい気分になって 再びバスで米沢駅に戻り
1駅だが新幹線で福島まで行く
この米沢・福島間も普通電車は殆ど無い
無理から新幹線に乗るように設定されている
以前に来た姥湯温泉は県境の「峠駅」から迎えの車で行ったが
1日2~3本しかないので乗り遅れたら宿はキャンセルするしかない
福島駅東口から土湯温泉行きのバスに乗るのだが1時間待ち

駅のマグドでアイスコーヒーSとソフトクリームで合計260円
これは全国共通の価格なんだ
散歩の帰りによく自宅の近くのマグドでこのセットを食べる
今時こんな値段てあるんだ 感謝感謝 涼しい所で3~40分は過ごせる

土湯温泉までバスで40分
清流沿いに昔のまんまの温泉街がある
福島から車でなら程よい距離なので土曜日とあって若い人達も多い

公衆浴場「中の湯」に入る
最近立て直したようで奇麗だ

写真はNETから
気持ちのいい設備と湯だ
「コーヒー牛乳でもどうですか」と書いたポスターに勧められて飲む

バス時間まで 少し町を散歩

ここのプリンが若い女性に人気らしい




福島駅も幅が広い 100mほどある地下道で西口に行く
今夜の温泉高湯迄は西口からの乗車 約40分
人気の高湯温泉は全く宿が取れない 宿の数も少ないので一人客など相手にされない
するとNETに「現在 高湯温泉の宿は私共しか空室が有りません」という謳い文句の宿があった
ところが土曜日の一人客とあって通常の倍の値段になっている
何週間か他の宿の様子を見ていたが やはり空きは出ない
まあそれだけ取るならと期待して予約した
宿泊の「花月ハイランドホテル」は高湯の一番奥にある
ホテルに入る前に手前で降りて「共同浴場「あったか湯」に行く
でもバス道の勾配がきつい
運転手さんに高湯バス駅から花月ハイランドまで歩けますかと聞いた
「玉子湯からの坂はきついですが その間だったら勾配はゆるいから10分程で行けると思います 」
と教えてくれた
途中「玉子湯」(温泉宿の名前)の駐車場はびっしりの車だった
ここも満室のままだ
「あったか湯」の前に「安達屋」と「吾妻屋」がある



「あったか湯」
バスを降りた途端 強烈な硫黄臭
この辺一帯が硫黄の温泉場だ
先ほどあった「玉子湯」も強烈なんだろう

今時ガードマンが整理する温泉場など見たことがない
あったか湯の入り口に「只今混んでいます」の看板
脱衣場のロッカーの確保もままならない
風呂場には10数名が入っている 温度が結構高いので長くは入れない
又硫黄成分も高そうなので要注意
以前 万座温泉で老人と話し込んでフラフラになったことがある

上2枚の写真はNETから

これは人気になるはずだ 良い湯だった
歩いて10分程に今夜の宿「花月ハイランドホテル」に着く

磐梯朝日国立公園は新潟・山形・福島の3県にまたがっている
最近火山活動が活発になってきている吾妻連峰は将にこの地である

結果は残念な宿だった
多分外国人目当ての宿なんだろう
設備や装飾品や食事などどれもセンスがあまり良くない
従業員さん達は結構サービスが良い
経営者のセンスが悪いのかも

何故かワークデスクが
露天風呂は10人ほどが入れる大きさで丁度団体客が入っていたので芋洗い状態
結局諦めた 少し温泉疲れも

大浴場は空いていた ほどほどに良い湯だった やはり硫黄温泉はいいな~
曇り空だった部屋の窓から一瞬に山の頂が見えた

あんな高い所に橋が 磐梯吾妻スカイラインだ

あの山はなんだろう 吾妻小富士(1707m)だろうか



今日も頑張りました
寝ます

5日目



朝はしっかり食べますよ
駅まで10時のホテルの送車に乗った 助かります
福島駅から郡山まで新幹線 郡山から会津若松行の各停で磐梯熱海まで行く
前回この線を乗っていて磐梯熱海温泉なんてあるんだと印象に残っていたので
とりあえず行ってみた
日曜日はこんなローカルでも混むんだ特に郡山~会津若松が多い
2両編成もあってか座っている人と立っている人が同数ほど
流石にこの時間に温泉駅に降りる人は少ない


「霊泉元湯」に行ったがなんか不気味
止めた
もう少し雰囲気の良さそなうな所を捜す

「栄楽館」という奇麗な宿に行くと日帰り入浴出来ますと書いてある

フロントに行くと午前は12時迄でお昼は13時からですと言う
良いですよ12時には出ますと言うと 1200円ですと言う 
えらゃあ~ 高け~のと思ったが 時間が無い 急いでエレベーターでお風呂のある7階まで上がる
結果オーライ

広くて 奇麗で 良い湯(つるつる 美人の湯や) 駅や町も眼下に見える 値打ち有り

そして12時17分の列車に飛び乗って再び郡山まで戻る
郡山まで20分 そこから白河まで行く
前回もそうだったが白河からバスで「白河の関」に行きたいと ああでもないこうでもないと
バスと列車の時間を組み合わせたがどうしても無理
兎に角 白河の関までのバスが1日2本ほどしか出ていない
通勤通学用の時間帯のバスしか無い 今回も諦めた
代わりにとは失礼じゃが白河城址に行く


幻となった「白河の関」駅前看板より


前回白河駅を通つたとき列車から真っ白の白河城が見えていた


今あるのは大手門横の三層櫓 登るのは無料だった



白河の町と白河駅

城壁の前で4~5人の叔母さんグループがわいわい盛り上がっている
聞いていると「カエデ」は赤い部分に種が入っていてそれが風に散って撒かれるんだよ
と説明する叔母さん 周りの叔母さんもそうなんだと感心
本当 じじいも初めて知った

白河駅と新白河は1駅
駅前から甲子温泉(かし)のバスに乗る
ここにきて空模様が怪しい いつ降ってもおかしくない

新幹線用に出来た駅
甲子温泉までは30分
終点の甲子温泉の1つ手前「チロリン村」(アスレチックやキャンプが出来る施設で今は閉鎖中)で降りる
甲子温泉の大黒屋など数軒を希望したが宿が取れなかった ここは新甲子温泉というらしい
乗客は1人だった 降りようとして 運転手さんに「五峰荘」はどこですかと聞くと
バス停から200mほど先の宿前で降ろしてくれた
道路をわたる時 車に気を付けてくださいと言ってくれた



早速お風呂へ




最高の湯


夜になって本格的な雨
1週間も旅にあったら当然の事
朝止んでいたらラッキー

6日目

朝は男女の風呂が入れ替わる

大浴場と露天は昨夜と変わりない様に思えたが 露天風呂の横㋥階段がある
降りてみると 隠れ湯のようなもう一つの露天風呂がある
昨夜叔母さんのグループがキャッキャと言って風呂に入っていたのはここだ
本当にテンションが上がる風呂だ
森の中の秘湯だ

もう大満足じゃ


9時18分発のバスをロビーで待つ
ここの宿は1万坪の敷地内にあるという 御用邸の感

雨は朝も降っていた この旅で初めて傘を出した
新白河駅まで戻り宇都宮まで各停で行く この間は黒磯など那須高原の入り口の駅がある

12時15分に着いて13時7分の日光行きに乗る
待ち時間が1時間ほどある 一度宇都宮の餃子を食べたいと思っていたので捜してみる

丁度昼時なので時間的に大丈夫だろうかと構内をうろうろ
「清源」(きよげん)があった
店内は満席で叔母さん一人が待つだけなので並んだ


10分ほど待つと座れた
夜の食事も有るので餃子1人前(330円)でよかったが それはないでと「味噌おむすび」(290円)も頼んだ
なかなか来ない じりじりする あと10分しても来なければお金を払ってキャンセルしょうと思っていたら
来た

味噌ダレが付いていた 外はカリっと これは美味い
それ以上に旨かったのは「味噌おにぎり」ごはんがふわふわ 味噌と海苔の風味が良い
これは最強の飯 このセットは最強の組合せだ 旨いものを食った時の幸せ感を味わう

上手く日光行きに乗れた
JR日光駅の周辺は殆ど外国人

JR日光駅
日本語が判らないのであっちに行ったりこっちに行ったり
本当に日本人でもわからないことが多いのに外人にはよけい難しい
世界を周っても日本ほど観光案内が悪い国は無い
外国ではほぼほぼ英語を喋れる人も多いが この国では・・・・スミマセン
日光の神橋まではいつもながら混み合う
外人の乗り降りが多いのでチケットやスマホや現金などの支払いに手間取る
じじいが英語が喋れれば手伝ってあげるのだが 運転手さんも必死だ
翻訳機のような物を会社が用意すればいいのにと思った

中禅寺湖あたりでも まだ雨はぼそぼそ降っていた
「竜頭の滝」で降りた
上流の日光湯元温泉の湯の湖から中禅寺湖に流れ落ちる滝である
中禅寺湖から落ちる華厳の滝は明日の帰りに寄る





バスは1時間毎に来る
さていよいよ最後の温泉だ
それにしてもバス代だけでも往復5000円ほどかかる 東武鉄道儲けるね

湯の湖 湖畔にある小さな温泉日光湯元
ここもなかなか予約が寄れない 学生を乗せた観光バスが何台も行き交う
そうかここは修学旅行生が多いのだ
「日光湯元亀の井ホテル」がなんとか取れた



鳥小屋にはもう布団も敷いてあった
「亀の井」は居抜きが多くあとで そうなんだと判ることが多い
系列の殆どの施設では朝夕の食事はビュフェでそれが結構豪華で旨い
居抜きなので設備は以前の設備次第である
ここはどうやら建て替えのようだ 以前に使われていた風呂周りなど使えるものは最利用しているようだ

亀の井ホテルHPより

湯量もたっぷり これなら少々人が多くても大丈夫
硫黄臭は少し少ないが満足
夕食は17時半と19時ですが17時半は満席ですので19時でお願いしますとのこと
すごいな~もうコロナは遠くに去ってしまったのだ

19時の食堂も老若男女で満席(50名程)
結構老夫婦が多い

このじじい昼間 餃子セット食べてるのによく喰うね~
アマゴの串焼き滅茶旨かった

さあ明日は中禅寺湖遊覧と華厳滝に寄って帰国だ いや帰郷だ

7日目

早朝 食事と風呂の前に近辺を散歩
天気はすっかり回復している

湯川 熱いのかなと思ったら冷たい 魚も泳いでる





お風呂・食事を済ませて
ホテル前のバス停「湖畔前」発9時21分
予定では中禅寺湖遊覧で「菖蒲浜」から立木観音まで乗る心算だったが
湖の水量がまだ足りず「菖蒲浜」の桟橋に船が寄れないので
「船の駅」まで降りて一周することにした その事は船会社のHPにも書いていない
ホテルのフロントの人に教えてもらった
もしそこで降りていたら又1時間バスを待たないといけない
本当に関係者の人達は観光業をなんと意識しているんだろう
船は1時間に1本 一周1500円である


結構大きい船だったので一安心



皆さんどんな想いなんだろう

中禅寺湖には只一つの島があるらしい
「神野島」(こうづけしま)

この島には日光開山の勝道上人と日光中興の祖天海僧正の墓がある
こんなところで殺生(釣り)したいかな



ここに墓を建てたら墓参りの人が大変だろうな
男体山も見る角度で形が随分変わるんだ

多くの外国大使館の別荘が並んでいる
船着き場から10分ほど歩くと中禅寺湖温泉街
ここは将に外国人天国
 

この水路の水が華厳の滝となるんだ
毎秒3屯~5屯位の水量らしい
まずは滝を上から観る

いいですね
世界4大滝を見て来た者として「素晴らしい」
高さ97m幅7m 高さは十分 幅がもう少しあれば完璧
滝の管理は難しい
滝は絶えず岩を削りどんどん上流に移動する
その為滝の位置がどんどん変わる
それがおおきな観光資源の場合観光関連の業者も困る
例えばナイアガラは少しでも移行を遅らせるのに 夜間の水の量を減らしたり
この華厳の滝も以前に周りが崩落して何人かの死者が出ている今は観光客には
見えないような基礎工事をして崩落と位置を保とうとしている
イグアス滝やビクトリア滝も毎年何メートルか上流に移動している
あれだけの水量だから移行も早い
ベネズエラのエンゼルホールは季節に選って水量が全然違う
乾季の時は殆ど水無し滝になることもあるので移動は無いだろうが 
上層部の川の亀裂が深くなって1000mの高さが保てるのかなと心配

エレベーターで降りて下から見よう

地下通路



よかったね

帰りは東武日光駅から各停で南栗橋と北千住で乗り換え東京駅まで3時間
急ぐ旅でも無く鹿沼・栃木・栗橋・久喜・春日部・北千住と街を見る
新幹線のぞみもほぼ満席だった

楽しい旅でした












追伸

2025年2月17日「高湯温泉」にて「高湯温泉花月ハイランド」の支配人を
含む3名の方が源泉付近で硫化水素が原因と思われる事故で亡くなられました
心からお悔やみ申し上げます













































その33 温海温泉(あつみ)・赤湯温泉・白布温泉・土湯温泉・高湯温泉・磐梯熱海温泉・甲子温泉・日光湯元温泉