その22 岳温泉・姥湯温泉・かみのやま温泉・大湯温泉・男鹿温泉
・阿仁マタギ((打当温泉【うっとう】)・後生掛温泉
・乳頭温泉・大沢温泉・鉛温泉・夏油温泉・須川温泉(その1)
いよいよ東北シリーズも終盤にきた

福島県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県の温泉施設や文化や自然を満喫旅としたい
左の赤線のの経路で赤丸は宿泊地・青丸は立ち寄り湯を表している
福島県郡山まで夜行バスで向かい最終は宮城県仙台市から夜行バスで帰っている
1日目
朝7:50JR郡山駅着 ここからJRで30分の街 二本松駅に向かう
郡山駅と福島駅の丁度中間点にある
郡山は交通の要衝で西に行けば以前寄行した裏磐梯から会津若松・那須方面に行ける
今回は北に上がる
列車まで1時間ある まず駅(ホーム)で朝食と洗顔など用足し



(洒落たポリボックス)
二本松市は人口5万5千の小さな町
駅前には二本松少年隊の像がある


(上はNETから)
会津若松の白虎隊以外にこの二本松城の少年隊も存在していたんだ 知らなかった
今回列車の都合上歩いて20分ほどの二本松城址と高村光太郎の妻智恵子の実家(作り酒屋)見学か岳温泉(たけおんせん)
かどちらかの選択を迫られたが
温泉紀行を優先した
岳温泉は駅からバスで30分足らずの所

安達太良山の麓にある古くからの温泉町
源泉は山の中腹800m上から引いているという
落ち着いた清楚な町
共同浴場「岳の湯」朝早いから一番客だった
お湯は熱くて入れない 加水するがとても入れない 水道の周りだけはいれる
後から来た40歳代の人とその場所を譲り合って入った
「初めてですか」と聞かれ「はい。 よく来られますか」「郡山からちょくちょく来ます。ここの湯が一番いいんです」
そうなんです 元湯とか湯元とか地元共同浴場とかが一番いい湯なんです(持論)
昨夜の夜行バスから初めての温泉 身も心も生き返る




太鼓の音が聞こえるのでその方向に行ってみると「二本松市立安達太良小学校」とある
運動場で生徒達が法被をきて太鼓と民謡で踊りの稽古
バス停のすぐそばにダムがある
予定通りバスが来て今夜の宿泊地JR峠駅に向かう
JR福島まで30分 そこで東北本線から奥羽本線米沢行きに乗り換え山形の県境「JR峠駅」まで30分
駅前は山の中でバスも何もない
1日1回13時50分の宿からの迎えがあるのみ これに遅れたらキャンセルしかない
駅に着いて降りると数人のカメラマンが一斉にフラッシュを浴びせる
何事かと思いきや駅を含めた列車を撮っていたのだ
山形新幹線は何本も通るがローカル列車は1日数本なので待ち構えていたようだ
というのもこの駅舎 昔のスィツチバックの建物がそのまま残って駅舎として使われている
マニアでは結構有名な駅らしい



この駅からは「滑川温泉」と「姥湯温泉」が行ける 両館の出迎えマイクロが来ていた
列車は13:20に着いたが上り列車が40分にくるので13:50分に出ますのでその辺ぶらぶらしていて下さいと迎えのおじさんが言う
荷物を車に積んで周りをぶらつき40分に駅に戻るとだれもいない
15分待つが全くの1人きりになり 宿に携帯すると車は50分に出発していますがという
私は13:20分に来て40分には駅にいました私の荷物も積んだままですと強く言うと無線で引き返させますという
宿は駅から1時間のところ 15分近く待つと5人ほど乗った小型マイクロバスが帰って来た
カナダ人男女も乗っていた
皆憮然とした顔で席を空ける 運転手はしきりに謝る(その後 宿で顔を合わすたびに謝るので もういいですよと何度も言う) やれやれ
車1台がなんとか通れるほどの道幅と急こう配
昔の客は歩いたそうな
滑川温泉はだいぶ手前
この周辺は磐梯山・吾妻山の麓になり吾妻山は今噴火警戒レベル2となっている。
駅から1時間本当に「ぽつんと一軒家」が見えて来た

崖崩れのような所にある宿姥湯温泉「桝形屋」

15時過ぎに着いたが18時の夕食までひたすら入湯するしかない
連休も終わったし平日なのに客が多い

(上の写真クリックでyoutube)
部屋の窓下は崖 庇の下に見える小屋は露天風呂の脱衣小屋
残雪が秘湯感を高める






宿に飾っていた写真から 温泉を上から撮ったらの感じ
大雨や地震の時はちょっとためらう所

星空も奇麗が撮す技術が・・・・(残念)
2日目
朝の送りは7時40分の1本と決まっている
朝食は7時に摂って出発
振り返れば中央の山の裾 あの温泉の川が滝となっている
8時35分峠駅から米沢駅で山形行に乗り換えJR「かみのやま温泉」駅に行きかみのやま温泉立ち寄り湯とする
かみのやま温泉駅の手前に「赤湯温泉」駅がある
この温泉にも立ち寄る予定だったが4月の列車時刻改正で1本少なくなって両方に行くと今夜の温泉地まで行けない
赤湯温泉は駅から歩いて20分 かみのやま温泉は駅前からある というのでかみのやま温泉にした
上山市は人口3万人 城と武家屋敷と温泉を見る
共同温泉は7つある どこも入湯料は150円 こんなところが家の近くにあれば毎日行くんだけど


(風呂浴場はNETから)
一番有名な「下大湯共同浴場」は歩いて10分ほど
10時半でも人が多い お湯は熱めだがなんとか入れそう
この地での滞在時間は2時間 次は武家屋敷と城に行く



新幹線の停車駅とあってか町全体がスッキリとしている
駅に近いところに「二日町共同湯」がある
細い路地をぬけたわかりにくい場所 ここも150円 いいな~
気温の暑さと歩いた暑さと温泉の熱さでふらふら
駅に戻り12時35分発新庄駅行き山形新幹線「つばさ133号で新庄駅まで行く
以前山形駅まで夜行バスで来て 蔵王温泉や肘折温泉・銀山温泉・鳴子温泉など回ったが
通り過ごした岳温泉や姥湯・かみのやま温泉などで空白を埋めた(赤湯温泉は残念)

新庄駅で奥羽本線「秋田」行きに乗り換え 1時間半「秋田湯沢」まで行く
途中「真室川駅」を通るが周りにちょこっと家があるだけ

NETによると今は廃鉱になっているがかつて鉱山があり
全国から鉱夫が集まり料亭も盛んだったようだ そこで歌われていたという
私しゃ真室川の 梅の花 コーオリャ
あなたまた このまちの鶯よ
花の咲くのを 待ちかねて コーオリャ
蕾のうちから 通って来る
真室川よいとこ 新庄を受けて コーオリャ
娘また美人で 唄どころ
のぼりくだりに ちょいと足とめて コーオリャ
聞いてまたお帰りこの音頭
今夜の温泉地は秋田湯沢駅から2~3本しか出ていないバスで1時間30分栗駒岳の麓の「大湯温泉阿部旅館」
途中 稲庭城がありその麓には饂飩工場やうどん店が並んでいる
そうかここが稲庭うどんの本場なんだ
降りて食べたかったがこのバスのあとは2時間後

JR湯沢駅

駅から1時間余り乗客は最後の一人になった
終点「鳥谷」で降りる 宿から迎えの車が待っている
バックパックをかつぎ 1200円の料金を入れる 問題はここからだ!!
タラップから歩道に降りる瞬間前のめりで転倒してしまった
両手・両足で支えたので顔面には影響がなかった
両運転手が駆け寄る「大丈夫ですか」と両運転手が言う
すぐに立ち上がれた どこも出血は無いが右手首が痛い
宿の運転手が旅館で手当てしましょうというがあちこち調べながら大丈夫ですと答える
そうだカメラや携帯はどうなんだ 携帯は大丈夫なようだ しかしカメラは動かなかった
この一眼ミラーレス スイスのモンブランで床に落として動かなくなった その時は保険に入っていたので修理代15000円は助かったが今回は非保険 残念
以後予備のバカチョンカメラと携帯カメラで通すことになる まだ2日目なのに それがショックだ




宿に着いて浴衣に着替えたら両ひざが擦り剝いて痛々しい



部屋の裏山から煙か湯気が出ている やっぱり温泉地なんだ


風呂は下の河原にある
内風呂は熱くて入れない 特に膝の傷には耐えられない
露天は少しぬるい

傷薬代わりに入る

横の川は今は雪解けで水量が多いが水量が少なくなったら温泉川になるとパンフレットに書いてあった
この水量では流されてしまいそう


それにしても右手手首が痛む 折れてはいないがひびくらいはあるかもしれない
明日どこか腫れているかも
でもよくあれだけの勢いで倒れてどこも骨折しなかったものだ 丈夫な体に生んでもらった親に感謝
この夜はビールを飲んでそのまま寝てしまった
3日目

どこも腫れは無いようだ でも手首や肩や膝が痛く布団から起き上がるのが難儀
骨に異常なければ大丈夫
宿からバス停までは1kmほどだが熊がでそうなので送ってもらう
鳥谷始発の羽後交通が待っている湯沢駅まで1時間10分 この羽後さんに今回いくら支払ったか (お世話しました)
湯沢から横手・大曲経由秋田駅まで約1時間30分


大曲は花火一色の感
秋田駅は「マサル」と「なまはげ」一色

秋田駅で駅ビルに繋がっている今夜の宿「東横イン」ホテルに向かう
今回唯一のホテルである 今から行く男鹿半島の男鹿温泉に泊まりたかったがバスの便が少なく次の温泉地には
遅くなるのと秋田市内観光も目的
ホテルに荷物を置きに行き ついでにホテル代も支払って「帰りは8時過ぎになります」と言っていそいで駅に戻り
男鹿線に飛び乗る 終点男鹿駅まで約1時間

男鹿半島てもっと未開拓地かと思いきや結構乗客も多いし秋田市周辺は家も多く奇麗でとても半島というイメージではない

線路が無くなり 男鹿駅に着く
駅もなまはげ




駅近くの「駅の道」はマサルとなまはげのオンパレード
駅前からバス(羽後交通)で50分半島の反対側にある「男鹿温泉」に行く
旅館の数は10数軒あるようだ
しかし来客の減少か かつての有名所3軒はチェーン旅館の経営となっている
温泉施設はそのままなのでそのうちの一つ「男鹿ホテル」に行った

(上の写真はNETから)


なかなかいい湯だ ここは桜が奇麗らしいが今は芝桜が奇麗
風呂を出て海岸に行こうとしたが結構遠い
帰りのバス時間に無理がある様なので途中で諦めた
しかし今日は男鹿半島を中止して秋田市内観光だけにしょうかなと随分悩んだが
来て良かった
秋田駅まで1時間 19時14分に着いた
食事をどうするかスマホで検索すると駅から徒歩10分 比内地鶏の老舗があるので行く
本家あべや


比内地鶏のおまかせ串焼きと比内地鶏の親子どんぶり
お通しの卵の黄身の醤油浸けは美味 あとは老人には歯ごたえが強過ぎて・・・・


・
秋田の夜はふけました
4日目
ホテルの朝食ビュツフェを摂って又荷物をフロントに預け12時くらいまで市内観光
駅から15分くらいの所に江戸時代の城跡公園がある

ホテルの窓からの秋田市内









城址公園から歩いて10分「ねぶり流し館」とその隣は有形文化財の家屋が並んでいる
ねぶり流しとはおもしろい名前
パンフによると「はじめは身に着いた汚れや悪霊などを川に流し 夜には提灯を高くかざして歩くようにような行事でした。
かつて祖先の霊が迷わぬようにと家の前に灯火を高く掲げる風習もありました。
また眠っている間に悪霊がとりつくと信じられていたので、盆の頃眠気を取り除く(はらう)為に七回水浴びするなどがあり全国的に眠り流しと呼ばれています。」


竿燈は体験できる(ただしこれは小学生低学年用)結構重いしふらつく
とてもじゃないが肩や頭だけでは支えられない
現地では幼学年から練習しているんだ
祭り時のハッピまで着込んで記念写真を多くの人が撮る
観光客で一杯になった
昼の2時ごろ竿燈の実演があると書いてあったが多くの観光客で気をよくしたのか
館の担当官が「やりますか」と言って少し小さめのもので実演してくれた

最初からこの高さのものではなく徐々に竹を継ぎ足していた
これでも大人用のより小さいもの
一同感動して大喝采
やっと秋田に来たという感じ
隣の市指定有形文化財「旧金子家住宅」に行く

屋根の上の桶は水を入れて防火用としている なるほど

どこにでも金儲けの上手な人がいるもんだ
5分歩いて「赤レンガ郷土館」(勝平徳之記念館)







今日は祭日とあっていろんなイベントがある
それより駅ビルの近くに「八代目佐藤養助 稲庭千滋庵」が気になってしかたない
でも普段昼食は摂らないのでためらっていたが前を通ると開店前で10名ほど並んでいた
休日の駅前名物店 これは並ぶしかない
10分ほど待っていると開店し全員がテーブルについた
浸け汁と出汁のセット1100円を頼んだ
美味な~のど越しがたまらん 前の宿で出るかとおもっていたら出なかったのでこれで気が済んだ
(でも出汁味は少し好みではない イノシン酸が足らないのかな~)
外に出ると20名ほどのお客さんが並んでいる
これを待っていたら列車に間に合わないところ
ホテルで荷物を受け取り秋田12時39分発青森行の特急つがる3号で八郎潟を通り「鷹巣駅」まで行く



今回の旅 秋田から男鹿半島が未知の部分だったので少し遠回りになっている
この「鷹巣」から「角館」の90kmほどの鉄道が秋田内陸縦貫鉄道である
NETで調べるとどうやら近々廃線になるかもということが書いてあった
それなら一度乗ってみようと思った
しかし秋田を昼頃出ると角館までのどこかに宿泊しないといけない
調べていると「阿仁マタギ温泉」とある
え~マタギの温泉てめずらしいと思い予約を入れる
特急とも連絡がなく鷹巣駅で1時間待ち
歩いて30分ほどの所にギネス認定世界一の大太鼓直径3.71mの実物があるらしいが
それも・・・・
1つ先の駅近くに青森の三内丸山遺跡などと合わせて世界遺産候補となっている伊勢堂岱遺跡があるのだが
列車の数からしてとても見に行けない しかたなく駅舎で待機
(上の写真クリックでyoutube)
(




列車に乗るとアテンダントがいてまるで観光バスのガイドのような案内をしたり特産品の紹介と販売
ビューポイントでは列車も徐行
沿線の住民も必死の協力体制(手を振ったり・お辞儀をしたり・案山子の家) やはり普段使わなくても廃線となるといろいろ頑張るんだ
乗車記念にと看板をもって撮影もしてくれた
阿仁前田温泉駅では読売TVの取材で「ぐるっと回って何とか温泉」とかいう番組の収録も来ていた
でも景色は全く平凡などこにでもある路線
住民に2~3時間に1本しか来ない列車に乗れというのも気の毒
線路に沿ってりっぱな道もあるし
これは廃線も止む無しと思った


駅に迎えが来てくれていた
宿は道沿いの一見ドライブインの感じ 全くマタギ感が無い
宿の隣に「マタギ館」が宿泊者は無料で見れる

でも部屋も立派だし風呂も料理もまともだった




マタギの里鍋の肉は何かは不明
5日目
客も少ないし静かでよく眠れた
今日はいそがしいぞ~
駅まで送ってもらって8時34分発内陸線に乗って終点角館に行く
角館では2時間ほど滞在できる
武家屋敷は駅から歩いて15分かかるので駅前からタクシーに乗る
おじさんがいろいろ案内をしてくれる 観光通りの一番奥まで行ってもらった
反対側の一番奥にある醬油作りの店が面白いですよと教えてくれた

家と木と人が一体となっている
本当に素敵だ






THIS IS JAPAN


紅葉の時期も見てみたいと思った
武家屋敷通りの反対側は高い木のない町人の通り
運転手さんに教えてもらった安藤醸醬所
表は店舗兼展示館



醬油やぬれせんべいや味噌などを買う
角館駅まで歩いて15分 11時40分盛岡行の普通列車で田沢湖駅まで行く
田沢湖駅からバスで2時間15分 八幡平まで行く 料金は片道2050円(羽後交通)

玉川ダムでトイレ休憩

玉川温泉 後生掛温泉
ふけ湯温泉
を経て八幡平に着いた



(上の写真クリックでyoutube)

背中が軽い
あ~バスにバックを忘れて来た
あわてて停車中の羽後交通バスに行くと運転手がスマホをしていて
「ああ そこにあるね」と言う 「よかった」「このバスで降りるんだったら置いておいてもいいよ」と言ってくれた
ここが終点で同じこのバスが30分待機して折り返して降りるから助かった
どうもバスに関連して自分のミスが多い
長時間乗っていていざ降りるとなると興奮するんだろうか そうだろうな~
以後要注意!!
今夜の温泉はここから30分下の後生掛温泉

外見に似合わず良い部屋(本来1人用の予約が宿の事情でランクアップの部屋になったらしい)ラッキー
食事まで2時間 周辺を歩く

(上の写真クリックでyoutube)


(上の写真はNETから)
後生掛付近の山は地獄めぐりとなっているが この時期雪が深く立ち入れなかった 残念!
宿横の写真は地獄とは反対側の泥湯の源泉








湯は泥混じりのトロトロ
この辺の温泉地は何れも将に源泉の上に建てられている
生きた地球の恵み






