その22 岳温泉・姥湯温泉・かみのやま温泉・大湯温泉・男鹿温泉・阿仁マタギ((打当温泉【うっとう】)
・後生掛温泉・乳頭温泉・大沢温泉・鉛温泉・夏油温泉・須川温泉(その2)
6日目

朝はビュッフェ
後生掛温泉から1時間バスで田沢湖駅の手前 田沢湖畔バス停で降りる
ここからバスを乗り換え「乳頭温泉」に行く
1時間近くの待ち合わせ




乳頭温泉までは約30分 乳頭温泉7湯の一つ「妙乃湯」前で降りる
今日の温泉宿泊旅館は「妙乃湯」の隣「大釜温泉」である


川の傍にある「妙乃湯」
その川を挟んであるのが「大釜温泉」


廃校になった校舎を利用しているとか
宿には13時20分に着いた
叔母さんに7湯の内今日中に4湯廻りたいのでと言って荷物を部屋に置かせてもらい
7湯のどこかに泊まれば「湯巡り帖」を買うことが出来る
1ヵ所600円なので7つ廻れば4200円かかるが1800円で買える
ただし温泉宿では日帰り入浴は早い所で15時に終わる

温泉巡りの為に早く来た
入湯が15時で終わる隣の「妙乃湯」に 直ちに出かけた

ここに宿泊すれば慌てることもなかったのだが宿泊料金が結構高い
しかし来てみてわかった
他の宿とはだいぶ趣が違う

(写真はNETから)
「金の湯」「銀の湯」と2種類の湯がとても心地よい
川を見ながら「金の湯」にひと時入って出ようとすると 後ろの「銀の湯」に妙齢のご婦人が1人湯あみを着て入っている
湯が透明なので湯あみがわかった
いつ入ったのか全く気付かなかった
やっぱりここに泊まればと悔やまれた
そんなこと言っておれない次は歩いて10分程の宿「乳頭温泉休暇村」


(写真はNETから)
お湯の質は素晴らしい
次は「蟹場温泉(がにば)」


内風呂に入って玄関に戻るとお兄さんが「露天は靴を履いて50mほどの森の中です」という







(上の写真はNETから)
本当に森の中に川の一角をせき止めた様な風呂
自然と一体となって湯に浸かる 最高のひと時だ 乳頭温泉7湯で一番人気の「鶴の湯」より素晴らしいと思った
これで宿に帰り宿の風呂は時間に関係なく入れる
しかし天気予報では明日は大雨になるという
出来ればあと2つ 今日中に行っておこうと残念ながら 森の風呂を後にした
次はここから山道800mにある「孫六温泉」
道自体は砂利道でりっぱだが熊が怖い







時間に迫られ必死で歩いたがこれは行(ぎょう)になってきた
ここの湯はインクのような青い色していて入るのにためらった
カラスの行水をしてしまった
川を渡ったところが「黒湯温泉」
ここの施設はしっかりしている




(上の写真クリックでyoutube)






1時半から4時半まで3時間で5湯を巡った
宿の叔母さんに「明日は雨になるようなので明日の分も回って来たよ」「そうよかったね」
食事は18時から ゆっくり6つ目の湯に入る







少し熱めだがいい湯だ
ここは泊り客より風呂が大きいせいか観光バスでの湯巡り客が多い
17時以降は団体は来ない 叔母さんにきくと「団体は泊めないです」とのこと


ビールの美味いこと
7日目

夜中から大雨だった
朝も強い雨が降っている
昨日山道を歩いといてよかった

「妙乃湯」の横の川も泥川のようになっている
ここから4kmほど離れた「鶴の湯」は以前来たことがあるので今回は止めようと思っていたが
昨日6湯廻ったので時間があるので行こうと時間を調べるがどうしてもその便がない
宿の叔母さんに相談すると「鶴の湯」の送迎バスがこの先のバス停まで来ているから運転手さんに頼んだら大丈夫だよ
という
なるほど「鶴の湯」の泊り客を送ってきていた
運転手に乗せてくださいというと「これは宿泊客専用だからできない」と当たり前のことを言われた
仕方なく1時間次のバスを待った
湯巡り帖のスタンプも1つ空白が出来た
バスで田沢湖駅まで行き新幹線こまち20号で盛岡まで行く


普通列車なんて一つもない全部新幹線だJRも阿漕だね


初めての盛岡の街だがこの雨では散策する気も起らない
東北線の普通列車一ノ関行きに乗り花巻まで行く
駅前からバスで30分花巻温泉郷の一つ「大沢温泉 山水閣」に行く
雨は昼から止むという予報

ここは湯治場だったが近年大手旅館経営会社に代わり古い木造の湯治部
とホテルのような旅館部が隣接している









宿は道から川底に向かって下る
従業員たちも素晴らしい対応 部屋からの緑が美しい 紅葉の時期は真っ赤になるらしい
昨日からの雨で川は濁っているが雨が止むとみるみる奇麗になる
風呂は5ヵ所入れるらしい
本館に大風呂と家族風呂があるので早速行く





部屋に帰ったら冷蔵庫に般若さんが
たまりませんな~







栗蟹には驚いた 美味い
目覚めると夜中


大沢の湯は早朝にしょう
満足 満足
8日目







川は澄み 空は晴れ渡っている
川に面した石に肘を当て賢治もこの湯をたのしんだんだろうな

朝食はビュッフェ

最高の湯と施設とサービス有難う
紅葉か雪の時もう一度来たい宿
予定には無かったがこの温泉郷にはいくつも温泉がある
NETでみるとここから上流にバスで10分のところに「鉛温泉 藤三旅館」とある
自噴泉としては日本一の深さをもつ温泉とある
次の温泉地への時間も問題がないので行ってみる
バスを降りると大沢温泉と同じように川に下る




「すみません 立ち寄りお願いします」「いや~ 今清掃中で12時まで入れません」
「ええ~! なんとかお願いします(繰り返す)」「では白猿の湯だけだったら」と言って入れてくれた
そうなんだその「白猿の湯」が目当てなんだ

ぎょぎょぎょ




これは深い
底が凸凹なので深い所は口を覆う 真ん中のへそのような石の上に乗って一息つく
これは子供や足の弱い人には無理
上に這い上がれない
しばらくすると4人組が入って来た 多分ゴルフ客だろう
なんだ4人だったら断ってないんだ
でも思いがけずいい湯に入れた
バスで花巻駅に行き駅前のタクシーに乗る
「おじさん 宮沢賢治の碑と畑と生家に寄ってくれますか 13時17分の列車に乗れますか」
「大丈夫だよ 充分間に合うよ」優しそうなおじさん
賢治の碑までバスがあるが2~3時間に1本 歩くと30分


碑に行く前「宮沢賢治生家」前で記念写真
碑はくるまで10分足らずの畑の真ん中にある この碑には例の「雨にも負けず・・・・」が高村光太郎の揮毫である
賢治の遺骨の半分がこの碑の下に埋葬されている

そして歩いて5~6分と所に賢治自耕の畑(下の畑)がある




畑のすぐそばが北上川 昨日の雨でその量を増してとうとうと流れる
おじさんが 賢治の親戚の井戸の水で産湯を使ったというところがありますというので寄ってもらった
そこは「宮沢商店」として会社の一角にある

おじさんは会社の横の入り口から「ここは断りなく入れてくれます」と言ってバックから車を入れる



おじさんいろんなお話有難うと駅前で降りる



13時17分JR北上駅に乗り13時30分北上駅に着く(2駅)
今日の宿「夏油温泉 元湯夏油」の待ち合わせは13時45分 駅に着くと迎えの車が来ていた
後期高齢者らしき女性2名がすでに乗っていた
彼女たちは湯治で4日間泊まるという

北上市は近年新幹線の停車駅でもありIT関連会社の進出が多く新しい住宅も多く建ち
黒のスーツ姿を多く見かける
夏油には車一台がなんとか通れる道しかなく 約1時間
1日1回朝は9時の送り 昼は13時45分迎えのシャトルカーである







なんとなく湯治専用感
フロントで「露天の大湯は48℃前後で加水していないので入れないと思います 湯をかけるだけににしてください TVは食堂にしかありませんWI-FIはフロントの周りしかできません」
部屋に入ると両隣の客の声や物音や振動が伝わる
一番お落ち着かないパターン 昨日が昨日だけに天国と地獄
兎に角お風呂しかない


露天は川底にある


大湯は熱くてとても入れない 入れない風呂なんて・・・(なんで冷却法を考えないのかな)




ここは自噴だけど温度的には良さそう
しかし足が痛い ああ~虻だ 夏山温泉の敵 虻!! 痛い痛い 体中タオルでばたばたはたく 敵の数が多すぎる
すぐに出る



真湯でやっとまともになった でも油断すると虻にやらえる
自販機で缶ビールを買って部屋で飲む
そのまま食事まで寝てしまった

内風呂に行く







露天はこりごりなので2つある内風呂を行ったり来たり
湯治客以外は3組のようだ ということはあの凸凹の部屋に3組並んで入れている
あんなに空き部屋があるのに 少し離して入れてくれたらと思った
9日目

帰りは一人である
社長が送ってくれた 車中 社長が固定資産が高いとか道が狭くて大型バスが入れないとか
でもその前に他にすることがいっぱいあるように思った
北上駅からタクシーに乗って歩いて40分の所 「みちのく民族村」「サトウハチロー館」に行く
来る途中北上川沿いに延々と桜並木が整備されていた 運転手さんの話ではその時期はすごい人ですとのこと
時間があれば帰りは歩いてみたい





(上の写真クリックでyotube)










桜並木を歩きたいので「サトウハチロー館」は止めた





草刈りもリモコンだ
運転手が言うようにきっちり40分歩く
すれ違う人が何人か熱中症に気を付けてくださいと声をかけてくれる
北上駅から40分 東北本線で一ノ関まで行く
一ノ関の手前に平泉駅がある多くの人が降りる
以前に仙台からきて平泉の駅前から中尊寺までバスに乗った
今回は一ノ関駅からバスで1時間30分栗駒山の中腹「須川温泉」に行く 温泉行きバスは14時30分の1本しか無いので
それまで駅から30分 厳美渓(げんびけい)に行く




須川温泉行のバスを木陰で1時間ほど待つ
観光バスが次から次と来る
日本人と中国人と半々 こんなところにも来るんだ
人気は「空中団子」
拍子木をたたいてお金を入れると川向うからかごに団子を入れてくれる


見ているとこれが結構面白いほど売れている
バス待ちの仙台からのご夫婦の奥さんとの会話
「乳頭の大釜温泉 値段は安いけど 湯はいい でもあそこのおかみさんがだめだ お茶というと そこにあります 帰りも玄関まで見送らない」
「夏油温泉は2度と行かない 温泉は良いんだけど あの部屋とサービス 絶対行かない」など奥さんの強烈なお言葉 旦那さんは沈黙
1時間があっという間でした
残雪の栗駒山は1626m 秋田県・宮城県・岩手県にまたがる活火山である
温泉は標高1200m
バスは終点 須川高原温泉前の広場に着く








部屋の窓からの残雪




(上の写真クリックでyoutube)
吹き出す湯量は東北では玉川温泉についで2番目








宿の前の溝はいつも「足湯」として使われているが今年は熱くて閉鎖されている
向こうからくるおじさんにこの湯はどこに行くのかと聞くと沢に流すという
もったいないですね という話から話が弾み
今年の雪の異常さがわかる資料を部屋にもってきてくれた
今年は7m積り ガラスや樋や屋根が壊れ修理費に1000万 今年のオープンも5月に入ってからだという






空気が澄んでおれば鳥海山の夕日がきれいという 又紅葉も素晴らしいとか(宿にかかっていた写真から)
夜窓を開けると久しぶりに「北斗七生」を見た 半天の星だった でも写真には残せなかった
10日目

下山バスは11時しかない
10時に清算してロビーで待つか 駐車場の反対側は岩手県で峠に温泉宿がもう一つある
その温泉宿の湯をこの温泉から送っているので 入るなら無料券を差し上げます
というのでもっらった


秋田県と岩手県の県境





立ち寄り客がひっきりなしに来る
写真の左から下の露天風呂(仙人風呂)に行ける

(上の写真はNETから)
鳥海山が薄っすらと見えていた 天気も良く本当に絶景


絶景に1時間は短い
これで今回の温泉旅行の入湯は全部終了 お疲れさまでした
11時のバスで一ノ関に戻り小牛田から石巻
石巻から仙石線で「多賀城」まで行く




(上の写真はNETより)
石巻の駅周辺をみれば とても大震災にあったとは思えない すごい復興
しかし少し郊外になるといわゆる仮設住宅のような家があり「災害復興」の文字が見える
仙谷線は海岸を走るので被害も大きかったようだが工事が進み高台や内陸を走るようになったようだ
しかし海岸の低地は2m位の防潮堤が何kmも続いている
松島あたりの海はあの島が防波堤になったんだろうか
多くの観光客の乗り降りがあった
仙谷線「多賀城」で降りた
駅から歩いて5~6分のところに

多賀城市の埋蔵物の展示センターである




ここから東北線「国府多賀城」まで歩いて30分かかる
時間も16時
センターからタクシーを頼み「国府多賀城駅」まで行く

国府跡は駅から歩いて15分
駅で荷物をロッカーに預けるべく降りたのにこの駅にはロッカーが無いと言う
駅員に何度も聞くが「無いです」の一言
東北本線の観光客も来るだろう駅にロッカーが無いとは大誤算
仕方なく担いで小山を登る 折からの真夏日より








汗が噴き出てふらついて気分が悪い 熱中症の初期だ
日陰で水分と涼をとる 駅にもどっても電車に乗る気がしないが兎に角仙台まで戻る
仙台で食事でもして京都までバスに乗る予定だが
食欲がわかない
駅前のベンチの風は涼しい
1時間ほどで少し回復してきた
駅前のロッテリアでハンバーグとコーヒーを食べてバスに乗った

東北は広くて自然がいっぱい
少し人馴れしていないところもあるがそれが又味かもしれない
有難う東北
了
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