百二十三段 丹波美山と日吉ダム

関西にも紅葉の時期がやってきた
まだ少し早いかなと思いながら丹波方面に行く



京都駅33番線7時07分発園田行き普通列車に乗る
通勤・通学客で混んでいる
この時間嵐山駅で降りる人はまだ少ない
保津峡の紅葉も色づき始めの感

保津峡・亀岡あたりから朝霧
校庭で野球をしてフライでも上がればまずキャッチできないだろう
有名な亀岡の霧だ




園田駅7時54分着
8時10分駅前から「かやぶきの里」行バスが出ている
7~8人の高校生が乗っていた
終点の「わらぶきの里」まで1時間ほどだが その手前で学生は全員降りた
街の中心から何でこんな山里にと不思議に思い後ろの席の女子高校生に「このバスで毎日通っているの」
と聞くと眠そうに声も出さず頷いた
下りるときバスの運転手さんに再度確認した
「そうなんです 定時制はここしかないのです」と言う
「定時制?」がず~と頭にひっかかっていて NETで調べると


京都府立北桑田高等学校 美山分校(昼間定時制)
働きながら学び、生きる力を身につける
   ~働きつつ、支え合い、励まし合いながら、ゆっくり・じっくり学ぶ~
所在地  南丹市美山町上平屋梁ヶ瀬9番地2

 
(上の文字をクリックするとPDFで詳細)

なるほど みんなバスの中で爆睡していたんだ




9時14分「わらぶきの里」に着く
陽も上がり霧は完全に無くなった




帰りのバスは10時51分 2時間近くある
好天の下 ぶらぶら村中を散策する



この村も1567年に大洪水に会っているんだ
民話で鬼とか蛇というのはこの自然災害のことを言っていると思う
退治したというのは治山治水をしたんだろう
近年その鬼や蛇がさらに獰猛になっているので退治もなかなか叶わない





 
園田駅行バスには中国語を話す外国人6人と日本産老人1人が乗る

外国人と言えば 来たときはほとんど人はいなかったが帰る頃 観光バス6台が並んでいた
ここはさながら「中国語村」になっていた

みんな途中の日吉駅に降りた



彼らは日吉駅から京都に帰ったようだ
そのうち多くの外人が降りて来た
50歳代のたっつた1人の駅人さんが日本語と英単語とパンフレットの写真と手振りで
「どこに行きたいですか ここですか」とパンフの写真を指差す
「ミヤマ ミヤマ」と答える 「バスは4番 ホーですフォーです」

老人は日吉ダムに向かう
一段落してたった一人の駅員(駅長)さんにきく
「日吉ダムに行きたいのですがバスはどれですか」
「今日は水曜日なので日吉温泉が休業日なのでダム行バスは出ていません」という
そうだそのことは計画の段階でわかっていて
本当は木曜日にくる心算だったのだが 天気予報では明日は雨となっていたので
急遽水曜日に変更してしまったのだ こりゃ参った

「でもダムは見れますよ ダムまで歩いて20分くらいです あと10分くらいしたらダムの近くを通るバス
が来ますので 近くで下ろしてもらう様に運転手に頼んで上げます」と駅長が言う

ダムに上がる近くの川筋の途中の道で下ろしてもらった(一応300円は払う)
トンネルを超えて時間は5分ほど でも歩くと確かに20分はかかりそう



川向うに日吉温泉の建物の一部が見えている
ダムはその奥にある
水曜日以外はダムまでバスがいっている





今回は温泉よりもダムに興味があった
ダムの中に入れて 説明があるとか 
ビジターセンターにも行ってと思っていた
全部休業

そういえば雪の中 岡山の人魚峠のウラン館に行った時も休日だった
でもその分 ほとんど人の気配がなく しかも空気は澄みわたっている



ぶらぶらとダムの上や周りを一週した

帰りはバス停でない所で降りたのでバス停の場所が不明
駅まで歩く ゆっくり歩いて30分

1時間に1本の列車が20分前に出ていた
駅待合所で自販機のホットコーヒーを飲みながら列車を待つ
日本語と中国語の客が溜まる



                                                   古い枕木と苔  ここにも線路があったんだ

嵐山駅から人で一杯になった
京都駅15時着 この時期平日も国際線のロビーの様
JRの切符を「東福寺」まで買っていたのでついでに奈良線に乗り換え一駅の東福寺にいく
駅から歩いて10分






通天橋はまだ少し早い
通行料400円は止めた

拝観受付は4時で終了だが 大きなバックパックを担いだ外人がぞろぞろ駅から降りてくる

11月半ば関西の紅葉処はすこし早いようだ