九十七段 メキシコ・キューバの旅 その3

6日目

6時半起床 8時出発

今日はカリブ海沿いをハバナに向かって行く
途中世界遺産⑧シエンフェゴスのホセマルティ広場
昼食後
へミングウェイ博物館
世界遺産⑨ハバナ旧市街の散策
の旅行タリフ







元砂糖成金富豪者の家







シエンフェゴス市とは革命広場のゲバラの横に並んで肖像画がある
あの革命家の名前をつけている

ハバナから車で3時間ほどのカリブ海の港町
人口は13万人
フランス人が街の設計をしたので町並みの感じが
少し違う
ここは世界遺産の広場に向かう歩行者天国



広場を歩くキューバのおばちゃん

昼食はヨットハーバーが付いているレストラン





何を食べたか忘れた
あ そうそうビッフェだった




食後へミングウエイ博物館に行く
ここは氏が「誰がために鐘はなる」1発で稼いだ金で造られた住居
そういえば
子供の頃 これが映画化され
「最後絶対泣くで~」と友達が言う
恋人を逃すため自分が犠牲になるシーンである
なんか無理から泣いたような記憶がある

ここは全て窓からの見学である
 






猫好きの氏が飼っていた猫のお墓が 愛用のヨットの横に



邸の下で少年達が野球をしていた
こっちのほうが気になった

ハバナに戻って来た
世界遺産⑨ハバナ旧市街地の観光である



旧国会議事堂前広場



観光タクシーと旧国会議事堂






銀行の前は相変わらず混んでいる
何故だと思います
日本で銀行に行く時は 普通 行内に入っていろいろ手続きをして
ソファーに座って呼ばれるのを待つ

ここでは入り口に係官が立っていて
銀行の窓口に5名いたとすれば その窓口が空けば外に並んでいる人を一人ずつ係官が指しずして
空いた窓口に行けと中に入れる
(大金を持って入金をする人などいないのだろうな
殆ど年金 給与の引き出しだけの様に見える)

それでこの様に外で並んでいるのである
ソファーに座って番号札をもって「遅いな~」と文句を言っている場合ではないのである

我がキューちゃんもこれでは3CUPの両替も大変だ
よくやってくれたよね



アンボスムンドスホテル

へミングウェイが常宿とし
キューバ訪問の多くの著名人が宿泊するという

このホテルの屋上には自由に上がれる






このワンちゃん
本当はサングラスもしている
でもどうしてもいやなんだ すぐに振り払う
これを写真にするとおっちゃんが直ぐに集金にくる

おっちゃんが携帯電話に出て手漉きのとき撮った
サングラスを落として怒られないかおっちゃんの顔を不安そうに見ている

夕食はこの通りにあるレストラン「LA B DEL M」





鶏肉とコロッケとアイスが旨かった


狭い部屋に楽団が入ってきてこれ如何に


(上の写真はツアーメンバーの方が写され帰国後送っていただいたもの)



へミングウェイが愛飲したとされる「モヒート」



キューバラム酒とライム・ミントの葉・砂糖・ソーダ水
旨い!!
壁には一面のサイン kantaも日付と名前を書いた
どなたか行かれたら探してください 店の2階の奥の部屋です




日本の多くの著名人の写真も飾ってある
橋本竜太郎の写真もあった








店を出るともう暮れている
キューバの最後の夜を散歩する

今夜のホテルはキューバに来て最初に泊った「MEMORIES MIRAMAR」

トラブル② 朝方4時頃 顔のあたりがもぞもぞする
蚊にしてはちくちくする

電気を点けると ベッドの下から羽蟻が湧いて出てきている
殺しても殺してもベットに這い上がる
椅子に座って様子を見るが
今日はメキシコに移動日で飛行機の関係で
出発がいつもより遅い9時半である

添乗員の部屋の番号もひかえていない
フロントに直接行った

現状を見てくれと羽蟻の格好などジェスチャー交えて訴えた
フロントの男性が部屋まで来た
惨状を見るなり携帯をする
しばらくすると 恰幅のいいスーツ姿のおじさんが来た
大きな手で握手をしてきた 様子からして支配人だろう

ベットの状態を見て肩をすくめて両手を大きく左右に広げた
控えの男性が直ぐに別の部屋に案内してくれた

7日目

今日は移動日
朝 9時半出発
ハバナ空港 13時45分発の飛行機で再びメキシコのカンクンに行く

その前にまたまた ヘミングウェイゆかりの漁村コヒマルに立ち寄る
「老人と海」の舞台である




ヘミングウェイの胸像

 







「老人と海」のモデルとなった老人の家

へミングウェイがよく立ち寄ってモヒートを呑んでいたという店はお休みだった

空港に向かう
昼食は空港で適当に食べてくれと15米ドルを渡される

キューバペソを全部無くそうとビールを買った




メキシコ カンクンまで飛行時間1時間20分
カンクンの空港には日本人女性ガイドが迎えに来ていた

カンクン在住13年と言っていた
勿論日本語はべらべら それもよく喋る
それも女性目線
「ここのスーパーはこれが安い」とか 「これはこうすれば美味しく食べれる」
退屈はしない

今日はカンクンの空港からホテルまでの出迎えだけ
と夕食の案内
ガイドによると
カンクンは1970年代政府が 太平洋側の保養地アカプルコと
もうひとつ観光用保養地を造ろうとした

それが 太平洋と反対側カリブ海に面した
1000人ほどの漁民が住む自然の島とそれを結ぶ自然の砂洲
ここに決めた
現在ホテル数は100有余
ダウンタウンを含めて80万人の町
日本人は100名ほど住んでいるらしい

カリブ海きっての観光保養地となっている
特にアメリカに近いこともあり欧米人が多い
最近では韓国の映画でカンクンのどこかのホテルを使って結婚式をしたのが
影響してこのホテルで結婚式をあげる韓国人が多いとか

そう言えば 世界中どこにいっても中国人と韓国人に曹禺するのに
キューバでは韓国人に曹禺しなかった
あとで知ったことだが キューバと北朝鮮の親交上 キューバと韓国との国交はない
したがって韓国人はキューバにいけないのだ



最近海岸に面したコンドミニアムも増えているという
お一ついかが






今日と明日の2日間の宿泊ホテル「KRYSTAL GRAND PUNTA CANKUN」(旧ハイアット)



今日は羽蟻が出そうではない雰囲気



右がルームキー 左はタオルカード



このカードで上の写真のバスタオル貸し出しの窓口に行けばいつでも借りれる
バスタオルを返せば又カードが帰ってくる
何度でも使える
カードを無くせば精算時にタオル代金が必要となる



部屋からの眺望

夕方になると雲が出る
着替えて早速海へ





温泉取材の癖で ついつい足を出してしまう        kantaも写っていますよ




トラブル③ 結構波が高い
グループの人に写真を撮ってもらおうと海に入る
突然頭を越す波が

口の中にも塩水が! ぺっぺっとした
浜に上がるとなんか変
ありゃ!差し込んでいた前歯が無い!!!

ああ さっきのぺっぺでカンクンの波に前歯がさらわれた
「カックン」
茫然自失で再び海に入り足でさぐるも無駄なこと
所詮保険の安いプラスチックだから 波に浮いていないかとさがすも
すでに海の藻屑と化した

外人だったら絶対言うでしょう「オーマイゴーット」

このまま海に沈み「私は貝になりたい」
kantaの遺骨は世界の海に散骨してくれと家族には言っているが
自分から散骨いや散プラするとは・・・・

意気消沈のままシャワーして着替える
夕食は近くのレストランである

それの集合時間が18時30分だったか50分だったか忘れた
このホテルは上からロビーが見えるので
確認しようと部屋を出て下を覗いた まだだれも来ていない

トラブル④ ありゃ ドアが自動で閉まるんだった
どうしょうもない

1階のフロントまで言って
「ソリー ソリー アイキャント ルウムイン ルウムカード インルウム」
と「ふがふがじじい」が思いつく単語を並べる

一応通じたようだ パスポートを見せろというが
「オール ルウムイン」というと
フロントマンが部屋まで一緒に来て開けてくれ
パスポートを見せて顔の照合でOK
「ソリー ソリー ソリー」と手を合わせて3回言った
「ドント ウオリー」と笑顔で去っていった

今は食事どころではない心境
日本に帰ると趣味の合唱の練習や舞台も決まっている
歯の無い歌手てみたことないな~
父の法事もある
一から歯型を取ってというと時間がかかるだろうな
外人からみて「この日本人 旅行にくるなら歯ぐらい入れて来いよ」と思うだろうな
日本人の辱だよな

グループの人達には悪いけど会話は出来るだけしたくないな~
できれば無視しててほしいな




真横でトランペットだのギターのマリアッチ演奏


(上の写真はツアーメンバーの方が写され帰国後送っていただいたもの)


タコス

歯は無くともビールは飲める
やっぱり気晴らしはこれだな
やれやれあと一晩だ

8日目

今日は朝8時出発

世界遺産⑩チチェンイツァ遺跡
神秘の泉セノーテ

チチェンイツア
まで片道2時間半
道中ガイドがしゃべる

マヤの人達は以下の死に方をすれば天国にいけるとなっている
①戦いで死んだ人
②お産時に死んだ妊婦
③生贄になった人
④溺れて死んだ人
⑤首をつって死んだ人
①~③はわかるが ④と⑤はガイドもわからんという

メキシコの老後はどうなんですかと質問したら
年金では食べられないですよ
「では どうするんですか」
「どうするんでしょうね 誰もなにも考えてませんよ先のことなど
保険なんて自動車保険も掛けていない人が多いですよ
年金とか言う前に早く死ぬから」
と笑って答える
調べてみるとメキシコの平均年齢は77歳

結構長生きじゃん
まあ医療費は無料だから働くだけ働いてあとは病院に丸投げかな

この国では前歯3本無いくらいで悩むひとも居ないのだろうな
ケセラセラ




カリブ海の反対側は内海
汽水になっているのでワニがいるらしく遊泳禁止
レストランの下あたりに 客が投げ入れる餌を求めて
よく見かけるらしい



チチェンイツア遺跡の入り口



日本人ガイド

この遺跡は10~12世紀にジャングルの中に栄えたマヤの遺跡
マヤというとすぐに生贄が思い出されるが
やはりそれを彷彿させる遺跡が多い
マヤには他にも点々と遺跡があるが生贄がされた地域が限定されるそうだ
 生贄に関してはここが一番強い
一説では 衰退したマヤの跡に入ってきたトルテカ族がこの生贄の主体ではないかという






蛇の頭に・・・・
この蛇はククルカンといって毛羽の生えた蛇でマヤの守護神である





ククルカンのピラミッド高さ24m 頂上の神殿は6m



(写真はNETより)
この階段下に蛇の頭があるが羽毛は無い
蛇の上は直線になっているが
 春分と秋分に階段の横に
波打った陰が現れる様に設計されている(写真左)
これを「ククルカンの降臨」というらしい
この時期この広場は人で満杯になる

3月にこのツアーを申し込んだがこの時期の分だけ満席だった
これはエジプトのアブ・シンブル宮殿のこの時期も満席だった
みんなよく調べてるんだね



闘技場

ガムの木から採取されたチクロを固めたボールを足で蹴って
この壁の上部にある「ゴール」に入れたものが勝者
しかし生贄になるのは勝利したチームのリーダーとか

生贄は一番の名誉だからすすんで生贄になったとか
体をサウナで清め 何か薬で催眠効果をもたせ
生きたまま心臓をえぐり 博物館にあったお腹に穴の開いた横たわる人の像
あの腹の穴に心臓を入れて捧げるという

これにもいろんな説があり本当のところはわかりません
いずれにしても
イスラム国の斬首 武士の切腹 特攻自爆 原爆無差別殺人 ホロコースト
人間てなんでも有りです

ここから歩いて10分足らずの所に生贄を捧げた泉(セノーテ)がある
石灰質の土壌が抜け落ちてできた泉で
この地域に何百個もあるらしい




左端の石作りの建物が生贄の体を清めるためのサウナ

NHKが実際にもぐって数十体の遺骨を写つし
 その特集放送があったらしい



暑い中ご苦労様です



暑い中自分達で本当に彫ってるんだ

出口に来るなり缶コーラを買った
外国ではほとんど自販機が無いので不便

昼食はすぐ近くのレストラン
このレストランの敷地内に「セノーテ」があつて 泳ぐ人は泳いでくださいとなっている
ビッフェの食事もそこそこに

kantaも泳ぐ心算でというか きれいな水を求て何千里・・・ 水を写したかった
水中眼鏡を買って イグアスの滝の時に使ったバカチョンの水中カメラをもっていざ・・・

あにはからんや




水のイメージが違う



(これはNET掲載のセノーテ)

まあ観光用だししょうがないか
わざわざ水中カメラで写すほどでもない
透明度は1mもないのでは
水中撮影は中止

さて又3時間かけてカンクンにもどる
しかし3時間高速道路だけど
全く切れ目なくジャングルというか 潅木地帯が延々と続く




高速道路を3時間走って森だけなんて日本では考えられないな
今度トヨタがこのメキシコに1800億円投資するというが
世界は広い

ホテルに着けばかなりの時間
シャワーを浴びればすぐ晩餐の時間
今夜が最後のホテルでの夕食

明日はお昼まで観光してホテルに帰らないで直接空港である



やっぱ 生は旨いすっね!!




全員が世界中を回っているベテランばかり
旅好きが集まるから自然と旅の話で盛り上がる

しかし今夜もkantaは聞き役です
あまり「ふがふが」言いたくない
これほど 自分のことは無視してくださいと思ったことはない
その意味今回参加の方々に不快な思いをさせたと思います

もしこのHPご覧になられましたら
この場を使ってお詫び申し上げます
口で話せなかった分こうして文章にしております

9日目

さあ観光も今日の半日でお仕舞

朝7時前に浜辺に出る



浜辺からみた宿泊ホテル






さようなら「前歯君」元気でな
今度来るときはもっと丈夫な歯で帰ってくるからね

そんなこと言っておれん
今日は荷物出しもある
汗をかいても着替えることも出来ない
バスの中で着替えるようにしよう

今日はカンクンから南へ130km
マヤ文明末期の カリブ海に面したマヤ終焉地トゥルム遺跡に行く

それからカンクン空港に行きメキシコ空港と飛ぶ


トゥルム遺跡のお出迎え




出入り門から遺跡までは歩いて15分
トラクター牽引車に乗る



みんな偉い 歩いてる!



外壁をくぐると遺跡






正面がこの遺跡では最大の神殿である
全体としては規模の小さな遺跡ではあるが
なんといってもカリブ海に面していて
海と遺跡が一度に楽しめるというのが売り

ガイドの話では
この神殿の上で映画撮影があった
タイトルは「愛のシンフォニー」
出演者は
神田正輝と松田聖子

この上でキスシーンもあったとか
彼らの結婚を取り持った神殿である

実際は神殿に心臓が捧げられ 死体は
出来るだけ多くの血液が回りに散り撒かれるように階段から蹴落とされた
太陽や月が命ある生物と考えたら出来るだけ多くの生血や
心臓を捧げ続けることで結果 自分達の永続性を願ったのであろう

後の時代あのカイガラムシの赤はこの血の代用ではないか
日本の石棺内の辰砂は防腐剤の役目と 不老不死として飲用された如く
生命の永続性を願ったものである 
生命の永続性は古今東西人類の最大の願いなんだろう






さあ帰ろう

サンドイッチを支給してもらってバスの中で食べる
ついでに着替えも

さあこれからが地獄
カンクン空港からメキシコ空港まで2時間30分
メキシコで約5時間待ちで



(メキシコ空港で久しぶりにハンバーグを食べた 食べきれない量)

モンテレイ経由で成田
モンテレイでは客の乗降と燃料給油で機内で1時間待ち
モンテレイ成田が13時間45分




成田からリムジンバスで羽田まで1時間
羽田で2時間待って伊丹まで45分

成田から羽田の車中 左にデズニーランドが見えたり
きれいな大きなビルが並び
まるで夢の様な おとぎの国の様に思えた

長い旅行でした
読むのも長かったですね
ご苦労様でした

いい旅でした



追) 帰国後歯医者に行きましたらやはり型取りからなので1週間
でも舞台と法事には間に合いそうです
有難うございました