九十四段 初夢(関東平野横断)その2

バスでJR渋川駅にもどりJR吾妻線の長野原草津口行きに乗れば
約20分中之条駅に着く
そうか草津温泉に近いんだと今更ながらに気づく
ここからなら電車とバスで1時間ほど
でも明日は反対方向の法師温泉の予約だもんな


渋川は吾妻線と上越線が交差しているのでややこしい
方向感がないからどっち向きにはしるかわからない
しかも吾妻線は単線なので右に行く電車も左に行く電車も
同じホームから出るのでうっかり乗ると反対に行ってしまう



はあここが例の中之条か(小渕優子がらみのこの町の町長が辞任)
まあ おらが国さのお殿様と言う雰囲気だわな



駅前から四万温泉行きのバスは1時間に一本
でも電車に連動しているので10ほどの待ち
バスで40分

山に入っていくと景色が一変する
雪景色である



四万温泉は川を挟んで両岸に長く広がった温泉町
一番奥は四万川ダム

バスは今夜宿泊の「積善館」の前が終点



四万には「たむら」やここ「積膳館」など老舗の宿がある
今回も松田先生の推薦宿
本館は重要文化財になっている



右の茶色い1階部分が「大正ロマン」で有名な風呂
四万の名を知らしめた建物





まだ到着客が少ないうちに1枚パチリ
写真撮影が多く 苦情が多いので禁止の札が大きく掲げられている

我々「温ちゃん」は「温ちゃん」なりに苦労してこの写真を撮っている
人が居る時に撮れるならなんの苦労もない

時間差攻撃 回数攻撃 早撮り攻撃 などなどを馳駆する
今回は時間差攻撃だな



脱衣場は同じ部屋の上方にある
ストリップ劇場状態

着いた時間が早いので夕食まで2時間半ある
出来るだけ遠くにある共同風呂など行ってみたい



部屋は「大正ロマン風呂」のすぐ隣
でも部屋の作りといい 布団のセルフサービスといい
なんとなく湯治っぽい
値段も1泊2食と次の日の昼に釜うどんセット付きで
10500円
なんか安いなと思った

あとで村人に聞いた話ではこの積膳館は倒産して九州の業者に買われ
本館の後ろの山に2棟の新館を建てそこがメイン
本館は宣伝と 湯治と「湯ちゃん」に使われているようだ
「湯ちゃん」にはありがたい

新館の風呂も滅茶苦茶豪華
これも自由に入れるのでこれで充分

荷物を置いてとりあえず一番遠いダムをめざす



積善館から30分ほどらしい
緩やかに登っていくがだんだん雪が残っている





なんとかダムの下まで来たが上に登るには
ダムの横を大回りしてさらに15分ほどの登り

ここまでくるとさすがに人はだれもいない



汗が吹き出る 厚着しているから尚のこと
ふうふうの息使いで上がってきた
下の建物は発電所

携帯が鳴った
友からである「おめでとうさん なにしてんのん 暇やったらコーヒーでも飲みにいこか」
「う~ん 暖かいコーヒーええな~ でも今取り込んでる 群馬県のダムの上にいるんや」
「え~ どっかいってんのん」
「うん 温泉にきてる」
「遭難せんようにな 遭難したら電話してこいよ」
「うん そうする 今年も宜しくね」



ダムから帰る途中に無料の共同風呂がある
そこに寄って帰る




道路そばに10匹ほどの猿が大声でキャーキャーさわいでいる
この声がトンネルに響き不気味



なんとか外湯「御夢想の湯」に着いた



うん? 戸が開かない
そうか! 15時までだ そうだここは時間制限があったんだ
忘れていた ダムに行く前にくればよかったんだ
明日来ても良いが 往復1時間だもんな

転ばないように気をつけてとぼとぼと帰る

食事までに「大正ロマン」に1度と 本館の岩風呂に1度入る
風呂はこの時間人で一杯
「大正ロマン」は循環だと思う 観光客も団体ではいるらしい
町の銭湯感覚



岩風呂(早撮り攻撃=1人になったのを見計らって次の客が来る前に早撮りをすること
この攻撃のデメリットは脱衣場のカメラを取りに行く途中ですべって転ぶこと
いままでなんどか転んで怪我をしたり カメラを湯船に落としたり
壊したりしている)
左のはまり撮りが「湯ちゃん」の最上
でも露天はいいが室内風呂は湯気でレンズが曇って旨く撮れない
なんどもレンズを拭くが 時間が無い

ここで夕食



いいね 家庭らしいさがあって

さて次は新館の一番山の上にある露天に行く



本館と新館は地下廊下で繋がっている
なんとなく 富者と貧者の境界のように思えた



下と別世界
綺麗だな




朝5時ごろの時間差撮影

朝 宿に荷物を預け 12時55分発のバスまで周辺を歩く
12時から釜うどんが食べれるというので 

9時に出て 昨日の「御夢想の湯」まで往復1時間
風呂に30分
あともう一軒の共同風呂にいけばお昼くらいになるだろう

御夢想は開いていた
おじさん1人が鬚を剃っていた
湯船は小さく2人も入れば一杯




湯は熱い
横にあるホースで加水する

おじさんが「どっからきたの」
「関西です」
「関西からならどうやってくるんだ」
からはじまって30分ほどあれやこれや話す

ここらもだんだん過疎になってバスの路線や本数も減ってとか
あの積善館の身売りの話もおじさんから

ここの湯は源泉掛け流しで一番だよ
ここにはだれも来ないからゆっくり入っていけや
と言って上がっていった



源泉は少ししょっぱい
成分表ではカリウムが多い
街からポリタンクをもって多くの人が汲みにくるうだ~とも言っていた
これを氷にすると旨いんだって

いや~本当にいい湯だ
本当にだれも来ない
昨日といい今日と言い共同風呂の源泉最高!!
往復1時間の値打ちを感じた

もう一つの共同は旅館のすぐ近く
バス停の前ノ河原にある名前も「河原の湯」



左の石積みの建物

ここも小さい
2~3人しか入れない
ここは宿に近いせいか ひっきりなしに人が
出入りしている
泉質は同じようだし やはり熱い





ここはどの作戦も現状では撮影不可
中は「御夢想の湯」と同じ

うどんタイムにももう少し時間があるので
街の散策




4万坪を誇る老舗「たむら」の玄関




この四万温泉も一時JRのポスターなどでもてはやされたが
地域の全体感がないのでなんとなくちぐはぐ

全国の温泉地に当てはまるがことだが
本当に方向性が難しいね

本格的な釜うどんを食べてバスに乗る
四万よありがとう

四万温泉からバスで40分中之条駅に戻り又渋川駅で今度は上越線に
乗り換え沼田まで20分 
いよいよ最後の宿泊地「法師温泉」に向かう
しかしこの温泉は不便なところにある

ところが中之条で列車が来ない
8分遅れてますの放送
わ~次の渋川で3分の待ち合わせで上越線に乗り換えなのに

これはだめだろうなと何度も自分に言い聞かせた
しかし渋川に着くと連絡の列車も遅れて待っていた

陸橋を駆け上がって水上行きに乗れた
約20分で沼田に着いた



ところがJR列車同士は連絡調整してくれるが
バスは調整してくれない

遅れた列車では1時間に一本のバスには乗れない
上の時刻表で「猿ヶ京」行きは1時間に一本
季節調整で●の分だけ運行

駅で45分待つ
 雪がちらつく



このバスで40分



外は雪景色に雪

終点猿ヶ京に着いた
バスの運転手さんに「法師温泉に行きたいのですが」
というと
運転手さんが「法師には一本前のバスが連絡する最後のバスです」
という
ここからバスに乗り継いで15分の所に法師温泉がある
温泉宿が「長寿館」一軒しかないので
長寿館専用のバスのようなもの

宿に電話すると バス停の前にタクシーが有りますので
それできてくださいとあっさり言う

雪深い道をタクシーに乗って温泉
これってなんか撮影シーンみたい

赤沢スキー場を超えて暫く行くと建物が見えてきた



料金は2940円

これが1時間もかかるところならキャンセルして猿ヶ京温泉に泊っていたと思う





しかしなんと雪深いところなんだ

宿に着くとにこやかな出迎え

土間(フロント)には若い女性や外人が写真を撮っている
ここは外人と女性に超人気の宿

係りの女性がお風呂やトイレなど館内を案内してくれる





この宿で「テルマエ・ロマエⅡ」の撮影がされたとか




2階の一番端の16番がkantaの部屋







部屋の隅に小さな額がある
読んでみるとびっくり
へえ~ あの東山魁夷がこの部屋に1週間も泊ったって

この秋翳(しゅうえい)という作品のことは知らない
ネットで検索すると

BSで美術番組を制作している会社のページに





この山の秋バージョンかな



部屋からの雪景色











夕食まであと1時間ちょっととりあえず風呂撮影?の下見

風呂は本来「法師の湯」一つで混浴のみだったが
しかし近年女性客の要望で新しく2ヶ所出来た

それで新しい風呂を時間性で男女入れ替えで入れる
ただし「法師の湯」は夜9時から11時までの2時間鍵をかけて
女性専用になる

どの風呂も朝7時までの入浴である
なんでかなと不思議に思ったら ここの湯は28℃なので沸かしなんだ

廊下を突き当たると3つの風呂の別れる道がある
そこに背の高いすらっとした金髪の20歳前半の浴衣姿の男女が
漢字が読めないのだろう
どこに入ったら良いのか迷っているようなので
時間割表を見て「ジス メン」「ウーメン」と指をさして風呂場の案内をした
混浴はなんといったらいいのかわからないので言わなかった

男性のほうがたどたどしく「ありがとうございました」
と礼をして「法師の湯」に行った
外人が浴衣姿で一般浴場に来るのは珍しい
大概個室風呂か 部屋風呂で帰る

kantaはまず「長寿の湯」にいった
だれもいないラッキー




ここは下からお湯が沸いてくるという最高の状態
残念ながら温度が低い
これで温度が40度前後なら最高だろうな
外気からして 出ると少し寒い



次に「法師の湯」にいく
ここはまず撮影は無理だろうから 下見だ
脱衣場で浴衣を脱いでいると 男女の声が聞こえる
まさかと思ったらさっきのギリシャ彫刻の様な男女が肩を組んで入っている
ほんとかよ とおもいながら 薄暗い浴室に入る
法師の湯は小さなプールくらいの広さにそれを10枡くらいに
分けてあり少しずつ温度が違う
よくみると各枡は1つを残して全部誰かが入っている

一番端の一番ぬるいところが空いていた
 体温に近い でたらすぐに寒い
隣の枡はドイツ人の若い男性
あとは日本人の中年のおじさん達 一組の老夫婦
それと例のビーナスたち

ぬるいから出れないのか 出たくないのか 出れないのか
よく判らないが皆じっとだまって入っている
ビーナス達だけがキャキャさわいでいる

顔は見ていないが老夫婦のおじさんのほうが あの若いカップルの所が
一番熱いんだとうらめしそうに言っている
ここはバスタオル禁止となっているのでおばさんも裸のブーナスだろう


結局kantaとドイツ人とほぼ同時に出た
しかしいくら薄暗いとはいえ

北欧の混浴文化がある地域の人だろうか
真っ白な透き通るような肌と
ビーナスのような裸体と金髪 これは現実なんだろうかと疑った
温泉めぐりもここが33ヶ所目

これはきっと観音様の化身じゃ

食事の時に夫婦の会話でこのことが話題になっていた

「本当に驚いたよ あっけらかんとしているな」
なんて奥さんに話している

まあみんな いい死に土産になりました

夕食もなかなかセンスがある



ヤマメの酢付けや特に漬物が最高に旨い
京都でもこんなに旨い漬物は出合った事が無い

 とにかく早く寝て明日の撮影に備えよう

9時には寝てしまっていたので朝目覚めたのは3時30分
さあ撮影開始

とにかく「法師」を目指す



どうじゃ男も女もはいってないぞ~




これが撮影現場にもなった法師の湯船




左上が女子の入り口
今入って居る所が一番暖かい
例のビーナスが居たところ








次に露天風呂 ここは今は 7時まで男性だから
女性が入ってくることは無い



外観は明治の物なので古めかしいが
風呂や食堂など最高の木材を使っているようだ
トイレも構造上 共同だが最新の設備である
便器の蓋も自動開閉

これは過去最高にいいと思った霧島の妙見温泉の石原荘と同じようなセンスを覚えた



露天には出たくなかった
もう寒風が雪とともに荒れ狂うて要る

下手に出ようものなら 心臓麻痺か肺炎になりそう
でも1度ははいらないと 



手と歯ががたがた震えて止まらない
もう勘弁してつかわさい




撮影も無事終了
時計は4時15分をさしていた

コタツに入ってもう一休みするか

8時までの食事の前に宿で長靴をお借りして外の撮影に出かけた










与謝野晶子がこの宿から4km先の三国峠に行った写真があった










これが非日常性の魅力なんだろうか




朝食の漬物も最高に旨い

バスは9時5分と9時55分の2本

9時5分に乗った

5分の便には
風呂で一緒だったドイツの青年2人 と摂津市から来ている同年輩のおじさん1名
かれは今日からスキー2日して大阪に帰るという
板は宅急便で送っているらしい

ともう一人の男性1名の計5名
猿ヶ京まで600円

あとは55分のバスと自家用車
連泊する人も多いようだ
そういえばあのビーナス達の顔を見ないな

10分ほどの待ち合わせで沼田行きのバス出た
kanta以外の4人は上越新幹線駅上毛高原駅で降りた
kantaは沼田の手前の後閑(ごかん)駅で降りた



さてここから先はまだ決めていない
このまま東京にもどり美術館に行ってデズニーにいくか
美術館だけにして帰るか
でももう少し行けば草津温泉だしな

さっきの摂津のおっちゃんは そら草津にいかなと言ってたな
天気と体調がよければ草津にしょうと思っていたので
草津だ!!
列車は遅れも無く渋川に着き 又吾妻線に乗り換えて長野原草津口駅に向かう



草津口駅にはちゃんと連結してJRバスが待ち受けている
やはり客数が違う

駅からバスで草津温泉バスターミナルまで30分 690円
法師9時に出て草津温泉1時半に着いた




バスセンターの前に旅館組合の案内所がある

「すみませんバスセンターに近いところで ベットとトイレがあればいいんですが」
若い女性の所員 「素泊まりですか」
「はいそうです」
「5500円でどうですか」「はいそれくらいで」
「少し 介護施設の様な感じなんですが」
と写真を見せる
ああこれは老人ホームの転用だ

「一度行って見ていやなら断ってください」という
「いって断るのもいやですし
部屋もきれそうだし 寝るだけなら充分
「いいですよ ここで」
「朝食は1000円ですがどうしましょ」
「はい お願いします」
直ぐに電話をしてくれて地図をもらう

本当に2~3分のところ



「こしゆり」




空き部屋を利用してというのはなかなかいいアイデア

あとで知ったが風呂は共同だが近くの「湯畑」から引いていて
源泉掛け流しで24時間いつでも入ってくださいとのこと

とりあえず荷物を置いて 街に出た
湯畑まで5分
でも道が氷ってつるつる







これが天下の草津温泉湯畑か
さすがにこれだけの湯量は見たことが無いな
トルコのパレッカムも温度は低いが湯量は多い
でも使いすぎて湯が足らなくなって問題視されている
日本でも旅館がそれぞれ自分の所に湯を引いてしまうので
水で薄めるといいう問題があった
でもここは熱湯が延々とほとばしっている



これって火山の火口ではないだろうね



問題は周辺のセンス

湯畑を中心に無秩序に発展してきているんだろうな





西の河原公園に行く

この4月まで「湯もみ」の実演と 西の河原露風呂が施設改装のため中止とか
この2つを楽しみにしてきたのに少し残念

あるいて10分ほどで河原









最初にこの地を見た人はびっくりしただろうな

地球が漏れていると思うな
イグアスの滝をみたら地球が裂けていると思う

しかし寒い
じっと立ってられない
寒いというより痛い

後ろを歩いているおばさん2人の会話
軒先にあった寒暖計を見て「16℃だって」
「え~ 違うわ マイナス16℃だ」と2人で笑い転げていた

寒風がきつい
どこかの温泉に浸かろう
近くの共同風呂は「関の湯」 これは17時から



次は「千代の湯」
あ これは15時まで あと30分いける




だれもいない
西の河原からひいているのか
温度加減は絶妙
ああ生き返った

しかし財布を宿に置いてくるのを忘れた
こんなところの脱衣場に財布を置いていて
目の前で取られても 追いかけていくわけにはいかない

海外なら絶対やられるだろうな

折角暖まっても寒風ですぐに木阿弥

次の共同は



「煮川の湯」

入ろうとすると1人先に入っている
やめた
やっぱり貴重品は不安だ
ロッカーのあるところに行こう

煮川の湯のすぐ後ろが「大滝の湯」
スーパー銭湯のように大風呂・露天・食堂完備でかけ流し 800円

ここでちょっと落ち着こう



ロッカーや貴重品入れもあるやれやれ
打たせ湯もあり 大きな湯船も噴出しは54℃

しかし露天は出る気がしない
見ていると 内風呂から露天の湯船まで20mはある
みんな走りながら飛び込んでいる
風呂も命がけじゃ

風呂場から出たところに生や牛乳が飲める場所がある
生と枝豆セットで800円
ああ~腹に染み渡る

ついでに夕食もと



「上州名物ソースカツセット」900円
細かく切ったキャベツをご飯の上にのせトンカツにソースをかけたもの
まあ 旨いわな

体は暖まり腹もふくれ帰って寝るか



湯畑の上にある「薬師如来さん」にお礼して帰りかけた階段で思い切りこけた
西の河原の坂でも一回こけた

もう尻が痛い
よくカメラが壊れなかったものだ
あのすべりは防ぎようが無い

宿に帰りおばさんにそんな話すると 「私も今朝1回こけたよ われわれのような慣れた者でも
本当に怖いです」

部屋の温かさもあって早く寝てしまった
朝5時半に目が覚めた

そうそうここの風呂24時間だったな




行ってみると結構広い
しかも熱い
とてもじゃないが入れない
そうか横にあるのが湯もみ用の板
たぶんこの様にして湯をかき回すんだろうな
「草津よいと~こ 一度はおいで どっこいしょ ♪♪」

歌ってる場合か 寒い
横の水道の加水でやっと入れた

いや~ いい湯だ

最初からここの湯で充分だ

出ようとすると同年輩のおjさんが入ってきた
「おはようございます」
というも無言でタイルにしゃがみこんで下を向いている
お祈りをする格好

どうでもいいや わたしゃもう出ますよ

風呂場の戸を閉めたとたん
浴室から突然「バシ バシ バシ」と体を叩く音
そして館内に響くような大声で「い~ち い~ち い~ち」「バシ バシ バシ」
そして水か湯か判らないが「い~ち そ~」ばしゃ「い~ち そ~」ばしゃ

と何度も浴びる音

あわてて服を着て飛び出した
あれてなんだ 行者かな 

いろんな人がいます

10時のバスで草津口に行く
バスターミナルは混雑
草津口行きもバス2台満席



帰りは11時発「草津2号」特急を使ってしまった
出来るだけ「ローカルな旅」に はづれましたが 
やはりいいですね

大宮で降りてJR湘南新宿ラインで「恵比寿」まで
JR恵比寿西口から歩いて15分
「山種美術館」がある
山種証券がてら銭でかせいで収集したものを展示している





地下1階が展示室

入場券は1200円 そしたらなんと今「東山魁夷特別展」だって
よほど魁夷さんに縁があるんだ

でも「秋翳」は無かった
それよりもここの目当ては「速水御舟」である

kantaつれづれ32段「速水御舟」の作品特に「炎舞」を見たくてきたのである
ところがどこにも見当たらない
係りの人に尋ねると
作品保護の為 只今展示されとおりませんという
いつですかと再び訪ねると今年の6月頃という

ショック!ショック! ショック!

自館所有だから常設しているものだと思い込んでいた私が悪いのか

でも世界中で「モナリザ」も「最後の晩餐」も京都や奈良の国宝も
ほとんどが常設だよな

今回の稲荷山古墳の鉄剣も窒素ガス封入展示だし
まあ文句をいっても特別見せてくれるわけでなし

なんでも100%早くに完成してしまうと
あとは死ぬしかない

まあもうちょっと生きておれということか

帰りは新幹線を使ってしまったが
思えば別世界をさまようような旅行だった




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