八十六段 kanta・sintaのでこぼこ台湾旅行記(その2)

3日目

8時50分の新幹線で高雄に行く

おっとその前に
朝と夜はsinta君タイム
6時起床でMRT龍山寺駅から歩いて10分
お粥が美味い有名店に行く。



MRTの車体は東日本の全面広告 
車内にもいっぱい



台湾の朝の動きは遅いように感じる
夜あれだけ賑やかなのがうそのよう




このお粥は旨い!
朝早くても朝粥の客がぞろぞろ



駅に帰る途中「85℃」という有名スイート店でチョコレートケーキとパン
を買う 日本の旨い店と変わらないほど旨い



駅の近くのホームレス
この国の年間平均所得は日本の約半分
物価も公共性のものは確かに安い
食料品も安いかな
やはり輸入にたよるものは高いかも
車は見た目80%は日本製
タクシーはほぼ100%トヨタ それも黄色でぴかぴかに綺麗
ドアをさわるのもためらわれる

健康保険制度は日本に近い
平均寿命は男76才 女83才(どこでも女は強い!!)
ただ中国や韓国 日本と同じ高齢化が急速にすすんでいるというが
見かけるのは若者ばかり
白髪まじりのkanta風などほとんど見ない
老人たちは何処でなにをしているのだろうか

MRTで立っていると後ろからぽんぽんと背中を叩かれた
振り返ると若い女性がどうぞと席を譲ってくれた
生まれてはじめて席を譲られた
それも外国で・・・
嬉しいやら寂しいやら
複雑な心境
この国の公共座席には必ず「博愛座」というのが有り
左下は台北桃園空港の待合所の博愛座



MRTには端2席は博愛座で 混んでいてもちゃんと空いている
もし座っていても高齢者を見るとさっと立ち上がって
どこかに行く

股を広げてスマホにしか目が行ってなく
優先席に堂々と鎮座するどこかの国とは全く違う

話は長くなったので先を急ぐ
何故かホテルの朝食は弁当の予約としていた
チェツクアウトのときに渡された



新幹線ホームは地下1階
ホテルから歩いて3分である
弁当を持って乗り込む



高雄まで約1時間30分
料金は1490元(約5500円)
1等で2140元(約8000円) 帰りは1等にする
「左営」とあるのは高雄駅郊外の新幹線用の駅
大阪駅と新大阪の関係
MRTで5駅くらい
昨日乗った花蓮行きの特急は高雄まで約5時間



音も静か 揺れも無く快適である
左が普通車 右が1等車 座席は横4人になる
1等は九州新幹線の「みずほ」「さくら」に似ている
 


コーヒーとお菓子のサービス付き

台湾新幹線は当初フランスを中心としたヨーロッパ連合と契約される様だった
しかし技術面とか台中の大地震があり安全性も考慮され
日本の新幹線との契約と大逆転となった
車両は700T系 兵庫県の川崎重工が造り
神戸港から360両が輸出された



左営(火を2つ書く)新幹線駅

高雄市は人口277万 台湾第2の都市
大体大阪市と同じくらいの人口




「左営(火を2つ書く)」の駅前はひっそりしている
これから発展するのだろう
ここから歩いて20分ほどで「蓮池潭」
その手前に1976年にできた高雄孔子廟がある



天井は全面 龍で装飾がすばらしい
日光東照宮の様である
漆塗りだろうか?



胡弓を弾くおじさん
あちこちにいるが録音に合わせて弾く人もあるので
要注意

高雄に着いて猛烈に暑い
おそらく28℃くらいはある



上下を合わせたような字 金姉さんのカラOK「カラオケ」と読む
カラオケはとっても盛んだという






この装飾はすごい
日本では東照宮と耕三寺くらいかな



なるほど蓮池だ
周囲は4km



龍の口から入り虎の口から出る
と現世の罪が消え極楽に
どれも日式(日本式のこと)からするとちょっと引く色使い
中国人の遊び心か

そう言えば今晩は例の「便器レストラン」

しかしsinta君も潰れてるかもしれんなあと言ってあきらめた様だ

公園のベンチでお弁当を開ける



開けてびっくり
菓子パンとヨーグルトとリンゴとジュースが各1ヶ
団体ツアーの時の弁当じゃん

でも汗をかいたのでビールで乾杯
天気は良いし 景色も良いし
弁当にしてよかった
(あと相手がなあ~)



どことなく大阪の香いがする




池の近くのMRTの地下に100元床屋発見
髪の長さが気になっていた

店前の熊さんのお腹に100元(370円)を入れると領収書が出てくる
それを持って店内に
バリカン使いの上手い姉さんが約10分で一丁上がり
10分待ってくれたsinta君も「いいね」
手前の掃除機の様なものでカットヘアーを吸い込むのを
感心していると
sinta君「東京では普通やで」




MRTの駅から歩いて10分ほどで
高雄港に着く
港のすぐ目の前に島がある
昔は半島だったが日本占領中に船の運航上
一部がカットされ島となった
フェリーに乗れば10分足らず 
料金も25円ほど(小銭をバスのように自分で箱に入れる)





降りた所から海岸までずらっと海鮮店が並んでいる



名物 海鮮どれでも100元市







滅茶苦茶の人波



ああ あの臭いが



ここは太平洋の海波



昨日あたりから平常の気候になったという
ここは台南
もう30℃近いと思う




暑さと空腹のところお待たせいたしました
japanes no1 beerアサヒス-パードライの輸入物
と海老や鯛や貝の乱れ打ち

フェリーはピストン運転なので
ほとんど待たない
デッキから今夜の宿泊ホテル「高雄85スカイタワー」が
ひときわ高くある





高雄のMRTの切符はプラスチックのチップ
MRT「三多商圏駅」から徒歩約7分に高さ348m 85階建て
「85スカイタワー」があり
上と下は百貨店や事務所
39階から70階までがホテル



エレベーターは一回フロントがある39階まで行き
違う場所にあるエレベータに乗り換える
喫煙は39階のみ



39階フロント
我々は63階へ



おお! オオシャンビュー!
さきほどの島も見える

ホテルに着くとスマホを見ていたsinta君が叫ぶ?
「学生時代の友人が日本の客を連れてすぐ近くの
ホテルでパーティーをしてる」と言う
フェイスブックで知る
早速メールしたら 乾杯をしている写真が送られてきた
終わればそちらに行きますとのこと

結局その夜は酔いつぶれて来なかった
明日日本に帰るという
結構日本から来ているんだね
それにしても偶然が重なる





夕日を期待したがPM2.5の加減かかすんでる
ホテルで少し休憩して夕食に出る



さあ 再開 sinta君タイム
1件目は今高雄でも人気店
台湾の昔の味料理が食べれるという

店内は満席
予約客も多い 約30分待ちという

やっと番号を呼ばれた




右はさとうきびの新芽 竹の子の様な食感(全然甘くない)



スズキ(スープが旨い)

やっぱりここでも周りを見渡しても
ジュースを飲んでる人は居たが
酒を飲んでいる人は1人もいない
なんでかな~



台湾の駅はどこも綺麗
MRTの駅の天井の照明



もう少々の夜市ではおどろかないぞ~
海に近いだけあって屋台も海鮮が多い
さすがに伊勢えびは時価(でも日本の半額くらい)




これは「仏頭」という果物 今が旬
結構高い1ヶ500円くらい



中は真っ白で薄甘いミルクヨーグルトのような味
一つ一つ房のように取れて中から黒い種が出てくる

今日は便器レストランも行かないので
10時ころホテルに帰りビールで乾杯


4日目

朝10時54分の新幹線で台北までもどり
烏来温泉まで行く

新幹線の前に
これまた有名なサンドイッチ店に行く
表面を炭火で焼くので香ばしい



行った時はすっと食べれたが帰る時は店前に行列
が出来ていた



2軒目は ちまきと粥の有名店



3軒目はお粥の有名店
ここは調理場が表で奥にある席に着く前に
厨房を見ながら注文する
牡蠣も入ってなかなか美味

駅の途中朝市があった
一般市民がどんなものを買うのか興味があった







なるほど これではスーパーマーケットはいらないわ



とにかく暑い



朝市からぬける大通りに
1939年創業スウィーツの有名店があった
ここで1番高いスペシャルかき氷を食べた
氷の上に蜜といろんな果実とアイスクリームが2ヶ乗って
80元(300円)

昨日は高雄の別の場所の氷屋さんも人だかりだった

MRTの駅にもどり新幹線駅に行き12時30分台北に戻る

さてこれからkantaリクエストの小籠包(ショウロンポウ)の発祥店といわれる店に行く



狭い店内は相席でいっぱい 隣の人と肩をかわす





熱々の小籠包の中からお汁が飛び出す
たまらんは!!
旅の本片手の日本人も多かった

この店から歩いて10分ほどのところに
金峰飯(ルーローハン)の有名店がある



完全に行列のできる店



やはり旨い
今までの金峰飯は何だったんだ

さて台北駅にもどり駅前からバス1時間で今夜の
宿泊地「烏来温泉」に行く
いよいよ
kantaタイムである



                    台湾大学



時間は日曜日の夕方5時だというのに
バスも満員 車も渋滞 対向のバスも満員
温泉前のバス亭にも人が50mほど並んでいる
行きも帰りも満員



帰りはわかるがなんでこの時間に行く人が多いのか




なるほど 温泉街も夜市の賑わい



「東風」という日帰り温泉
台湾の人はとことん楽しんでいる



烏来温泉博物館
烏来族は首狩族だったとか
顔に刺青を許されるのは 男は1人の首を狩ったとき
女は織物が織れるようになったとき
 と中国語と英語表記で書いてあるそうな(sints君の解説)


さて我々の今夜のお宿は「明月旅館」



フロントはあやしい日本語とあやしい英語で
sinta君も苦闘



部屋に入ってびっくり
おいおいベットから便器が丸見えだよ
こんな部屋はじめてだぞ~
しかもダブルベット

これってラブホテル??
(行った事が無いので知りませんが)

しかし部屋風呂は総ヒノキですばらしい
ただし 入るときはフロントに電話をする
しばらくすると湯口からお湯が出てくる
水で湯加減をする
めんどくさい



白い丸いのは上のボタンを押すと気泡が出る



フロントで朝夕の食事券
とお風呂券のチケットをもらう
大浴場は1人2回まで
それ以上は1回1000円必要

大浴場に行く時はフロントでチケットを渡し
ロッカーの鍵をもらう



他の客と湯守の兄さんが頻繁にのぞきにくるので
写真はこれ1枚しか撮れなかった
立ち寄り客が多いため
チケットとロッカーがあり客が来るたびに
フロントから湯守に電話して管理しているんだ
 
海水パンツは不要

浴槽は熱いのとぬるいのと2ヶ
熱いほうはとても入れない44℃前後
ぬるいほうは39℃
一応半露天になっているので夜遅くもう一度来たときは
37℃まで下がっていた
上がると寒い



旅館の夕食

何度も風呂に入ってビールを飲んで
眠くなりました
しかしこれからベットの上でsinta君と布団の
引っ張り合いが朝まで続く

5日目

観光は今日1日で終わり
明日は朝から空港に向けて出発である

今日は昨日暗くなって行けなかった
烏来温泉のトロッコと滝を見て
台北までバスで戻り 故宮博物館に行って北投温泉で宿泊




朝風呂後テラスで朝食(パンとサラダとコーヒ)

朝食時若い女の子のグループが
多かったのでラブホテルでもなさそう
失礼しました



川床からお湯がと思って行ったが
あまり熱くなかった



日本統治時代木材の切り出し線として出来た



烏来族の民族衣装のおじさんとその前の滝

下りはぶらぶら歩いてバス駅まで20分



1時間後台北駅に
駅の2階が食堂街なので軽く昼食





この食堂街ほとんどが日本食

回転すし屋に入る
ネタはいい
でも1皿2~300円
寿司は高級品?



巻き寿司はラップをしたまま出る
取るのに苦労した

国籍は不明だが結構はやっている



このフロアーは日本色濃厚
「東急ハンズ」「無印」

MRTで士林駅まで行き駅前から故宮博物館前行きの
バスに乗る



WATSONS(ローソン)の前からバス



kantaは40年ほど前に来ている
周りにはなにも無かったが今は建物が取り巻いている



館内は人であふれている
カメラは禁止なので荷物とカメラを預ける

会場は以前来た時はだだ広い所に一面に並んでいたが
3階までのフロアーにテイマ毎に部屋が仕切られている
音声ガイドを借りたが一つ一つが長い説明なので
とてもじゃないが最後まで聞いてられない



          「白菜」             肉形石「東坡肉(トンポーロー豚の角煮)」
(インターネットより)
すごい行列があるのでなんだろうと思っていたら
この玉の展示室だった
部屋の真ん中にガラスのケースがある
10人づつくらいに区切って入場させていた

最初はやめようかなと思っていたら
なんとなく空いてきたので並んだ
想像していたより小さかった

豚肉の角煮は本当に柔らかい肉の様である
この6月23日から 東京国立博物館で「故宮博物館展」がある
「白菜」は来るらしい

日本人団体客のガイドに付いていった
どれも値段が付けられないとか

一度「鑑定団」と来てみたい

書や陶器の展示物を一通り見て館を出る
館前からバスで士林駅まで戻り 北投に向かう

北投温泉は台北からMRTで40分ほど
MRT北投駅で降り 一階上に上がって新北投駅まで1駅
この駅前から温泉街が広がっている




公園にある温泉プール
水着着用




昭和天皇も訪れたという有名な「滝の湯」
お湯が45℃前後というので諦めた



超高級旅館「加賀屋」1泊5~7万円
玄関には着物を着たお姉さんが出迎えていた


地獄谷は月曜日で閉鎖




今晩のお宿 駅に一番近い「水美温泉会館」



この温泉は道後温泉と姉妹温泉だそうだ



部屋に入る前にコンビニで「乾杯」を買う



今日はちゃんとツインベット
畳の部分もある
風呂も広い!!



広くて深いのでお湯を溜めるのに時間がかかる
う~ん 内風呂にこうして入る温泉は日本には無い

大浴場もあるがやっぱりフロントでロッカーの鍵をもらうシステム
どうも無断立ち寄り湯客の防止のようだ
やはり ぬるめと超熱が有り 温度表示は45℃となっていた
2人ほど入っていたがよく入れるもんだ
注意書きには5分以内と書いてあるが足も浸けられない
サウナと蒸風呂の設備は充実していた
kantaタイムは内風呂で十分

さあ最後のsinta君タイム





ここの夜市は夜市というより持ち帰りが多い
仕事帰りにバイクで買いに来る人がいっぱい
焼き飯と海老玉が旨かった



吉野家の値段は結構高い
日本円で3~500円ほど



最後の締めに「明日の別れと旅の総括」の為に
「和食屋」に入った
スーパードライとおひたしと勘八の御造りをたのんだ
勘八はふにゃふにゃ
半分残して帰ろうとすると
あやしい日本語のお姉さんが「お口に合いませんでしたか」
という 2人で「いえいえ」と言って出た

sinta君曰く調理師免許に中国人の名前が書いてあったとか

ホテルに帰り飲みなおし

思えばこの国を明治28年から50年間も日本が統治
していたのだ
若い人は日本語は難しいがある程度の年の人は
大概通じる
細かい会話は出来ないが最終的には漢字
を書いてしめせばほとんど通じる
発音されればわからないが
街を見渡してもほとんど推測できる
こんな国は世界でも他に無い

漢字の元の国の中国の最近の字は読めない
ハングルも読めない
街には若い人があふれ 公共設備は綺麗で明るい
街を歩いていて危険を感じたことは一度も無い
人はとても優しく棘が無い
40年前に来た同じ国とはとても思えない
「失われた20年の日本」の間に
この国の周辺国と共にこの国も大きく変化しているのだろう

朝7時に起き ホテルの朝食後
MRTで台北駅
kantaは駅前から桃園空港行きのバスに乗る
sinta君は2時間遅れで松山空港から帰る



sinta君の見送りを受け台北を後にする
いい旅でした

謝・謝