七十六段 ネパールの旅

エヴェレストとヒマヤラ(読者の方のご指摘で「ヒマラヤ」と訂正)山脈が観れるというので行ってみた
参加者は22名夫婦・親子・独り者など
最高齢は81歳の男性(三浦なんとかではない)

ネパールは「ネパール連邦民主共和国」が正式名
2008年までは王制を曳いていたが廃止
現在「ネパール共産党統一毛沢東主義派」
「ネパール会議派」「ネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派」
「マデシ人権フォーラム」と基本的に数少ない共産党の勢力が強い国である
数年前のTVニースで「毛沢東派ゲリラ」が報じられていた
今も一部活動があるという
公用語はネパール語
首都はカトマンズ
面積は日本の九州と四国と北海道を合わせたくらい
人口は2930万人
宗教はヒンズー教が80%
仏教が10%
キリスト教3.6%など
GDPは鳥取県ほど
平均寿命は68歳 65歳以上の人口比率は3.8%
平均年齢は20.7才 15歳以上の識字率は48.6%
因みに国際援助は英国に次いで日本が世界2位である
インドと中国に国境が接しており
インドの影響が強いが近年中国の影響が色濃くなってきている





今回関空からその「中国南方航空」で行く
14:00関空発 17:15広州着 (時差が1時間なので4時間15分のフライト)



香港のすぐ北側にある広州の空港はマレイシアやシンガポール 中国の地方のハブとなっている
香港空港の半分くらいの規模

広州の空港で2時間30分の待ち
続いて「中国南方航空」でネパールの
首都「カトマンズまで 19:40分発 22:15着(日本と3時間の時差なので約5時間のフライト
日本時間で夜中の1時半位)
ただし現在中国の各飛行場は
混雑と大気汚染 天候不良などで予定時刻の発着率は30%と世界最悪である
1時間、2時間の遅れはざらという

この日は20分ほどの遅れだった
広州は雨だったがカトマンズは夜でもむ~とした暑さ
事前には20℃位と聞いていたので殆ど秋冬用の身支度

空港にバスが迎えに来ていて「THE EVEREST HOTEL」
に直行 夕食は機内食のみなので 今日の予定は終了


「THE EVEREST HOTEL」

2日目の明日は天候次第だが 天気が良ければエヴェレスト遊覧飛行 
その為 早朝5:00のモーニングコール
即寝る

2日目
昨夜雷と雨が激しかった
今日はだめかと思っていたら朝からぴかぴかの天気
ホテルからバスで20分ほどの所に遊覧飛行用の空港がある
朝6時と言うのに
世界各国からの観光客で待合所はごった返している



空港には10人~30人乗りのセスナが20機ほど並んでいる

我々は2機に分かれて出発





カトマンズを眼下に約50分のフライトである
(窓のガラスに露が!!)


パンフではこの様に見えるという
7000~8000m級の山々








やがて端のほうにひときわ高い山が見えてきた
8850mである
今も年々高くなっているらしい



ここに80数歳の老人が挑んだのだ
ああ~1眼ミラーレスが欲しい!!

CAが操縦室から写真を撮ってもいいですよと言うので
操縦室に入れてもらった



やはり地球は青かった
皆感動して地上に降り立った
この時期雨季と乾季の端境期で危ぶまれたが
ここまで見れればほぼ満足
世界遺産の「富士山」に来た外人が見れなかったら残念だろうな

もう少し近寄ってくれればいいと思ったが
たぶんなにかの制約があるのだろう



ガイドがネパールルピーを用意してくれていて
日本円と交換した
10ルピーで約9円
一番上が1000ルピーで900円くらい
この国の紙幣や硬貨には全部同じデザインのエヴェレスト
が描かれている
しかし触るのもためらわれるほど・・・

ホテルに戻り朝食後市内の世界遺産観光に出発
「ダルバール広場(旧王宮広場)」
や「クマリの館」「スワヤンプナート」の予定
バスで20分ほどで広場に着く




街の風景



山(天界)から降りてきて地上はまさに阿修羅の如く
人と車(特に単車)と埃で異様な空気
何故か道路は4車線でも半分しか舗装されていない
車優先なので町中警笛がけたたましい

旧王宮(ハヌカン・ドカ)と広場は一服の清涼地







左の建物が「クマリの館」



お昼の12時に上の窓から「クマリ」が顔を見せる時もあるというので
みんな待っている
ガイドが下から携帯で呼びかけてくれた
3つの窓の両端から怖そうな顔をしたおっちゃんが2人出てきて
大きな声で叫んでいる「no camera !!no camera!! 」
何回も何回も凝視して写真を撮る人がいないか監視している
するとOKがでたのか 真ん中の窓からかわいい「クマリ」の
お出まし
今は5歳くらいらしい
よく教育されていて 誰かが写真を撮りそうならさっと隠れる
写真を撮られると「クマリ」としての効力が無くなると言う



(上の写真はインターネットから)
実際もこんな感じ

広場では多くの若者が大声で集会をしている
なんでも最近インドの新聞に「お釈迦様はネパールではなく
インドで生まれた」という説が掲載されたという
それに抗議しての集会とデモが始まった




広場の別のとこでは近々行われるネパール最大のお祭り
の前夜祭のような集会もあった
子供たちがかわいい





祭のダンジリ これから飾りつけされる



広場とその周辺






旧王宮広場」から30分ほどの郊外の丘(スワヤンブナート)の仏教寺院スワヤンブナート寺院に行く
2500年前の建立といわれ世界でも最も古い仏教寺院
仏教寺院ではあるがヒンズー教徒も多い
仏教はヒンズーから生まれたとしているのでこの国では
分け隔てなく参拝するという



タルチョー(マニ旗・風馬旗とも言う)は色は青・白・赤・緑・黄の順番で5色
天・風・火・水・地を表す
願い事を書いて掲げるとガイドの説明
おみくじとか卒塔婆のようなものかな





お賽銭を器に投げる みんな笑いながら楽しんでいた
日本の寺の原風景を感じる


市内に戻り遅めの昼飯
中華料理とビール(650mlで600円ほど)
その名も「エベレストビール」
旨かった


昨夜は3時間ほどしか寝てないので
今日は3時半にホテルに帰り一服
6時半にロビーに再集合でネパール料理を食べに行くらしい
kantaは寝不足とビールで食欲が無くキャンセル
そのまま朝までご就寝

3日目

エベレスト遊覧の予備日でもある
今日は 宿泊地が変わるので9時に荷物出し9時半の出発
バスで1時間 古都バクタブル
に行き
そこから1時間半ほどの宿泊地ナガルコットまで行く




ニャタポラ寺院
1702年に建立 ニャタポラとは5重の塔を意味する
どこに行っても古都のような気がする




広場とその周辺






床屋と小籠包のようなものを売っている店




広場に面したレストランの2階で昼食
基本的にネパール料理とはインド料理と中華料理
の合わさったものの感じ
ナンやご飯 カレー味のもの 焼きソバや焼き飯
小籠包や酢豚のようなものが出る
味はまずまず

食後2時間近くバスに乗り
ヒマラヤ連峰を臨むナガルコットに向かう
海抜2000m村に数件のホテルが建つ
途中 余りの悪路でシャッターが切れない
腰を座席から浮かしていないと飛び跳ねる



ウエルカムドリンクで一息
今日の宿泊は「CLUB HIMALAYA」
食事まで少し時間があるので周辺を散歩









食事(バイキング)はキャンドルの元でなんていうのではない
頻繁に起きる停電である
一晩で5回くらい停電があった



夕食後6時が日の入りというので屋上に行ったが曇りで残念
明日は日の出が6時というので5時半から屋上に出ようと
いうことになった
明日の朝が勝負だ

4日目

朝5時半ホテルの屋上に出る
山の稜線が薄暗く見えている





ホテルのベランダから宿泊客が山を臨む




ガイドがなんとかと名前を言っていたが忘れた
8000mは超えていると思う
これが最初にして最後の写真
この後太陽が昇ると下から霧が上がって霧中状態
こういう場所にいるというだけで自己満足
よかったよかった

食後また2時間近くかかってカトマンズまで帰る
帰る途中近郊の農村に立ち寄る


生後何ヶ月になると日に当てる 皆がお金を持たせるという
kantaも5ルピーを握らせた

おじいちゃんと孫
でも後ろの家が傾いているんですが大丈夫かな


村で時間調整をして
カトマンズ市内の日本蕎麦店で蕎麦定食
途中バスの天井がバンバンと音がする
誰かが上に乗って天井を叩いているのである


 
最初から運転手の助手席にいた若者がバスの後部
の梯子で登り降りしている



一本の電柱に折れるほど巻きつけた電線がバスの高さ以下
若者が電線を持ち上げているのだ
その合図の為に天井を叩いる
祇園祭の巡行ときは同じように電線の処理と聞いたことがあるが

就労人口を増やす為なのかな・・・





なんとか蕎麦屋にたどり着きました
なかなか小奇麗な所 蕎麦も本格的な腰のある蕎麦
出汁も本物 蕎麦湯も出ます おにぎりは意味不明
経営者はネパール人で信州で修業してヒマラヤの近くで蕎麦の栽培
をしているらしい
日本語も達者でペンションやら数店経営とか
どこの国にも商売上手がいるもんだ
しかし日本式の商売をしたらこの様な国ではどこでもなんでも成功
するのではないだろうか ご馳走様でした

さあ食後は最後の観光地
世界遺産古都バタンへ
ゴールデンテンプル
クンベシュワール寺院 クリュシュナ寺院
とかに行くというが
同じ所に来ているような感覚





広場の周辺は雑多で活気があり
非常に面白い
相変わらずの埃と音と臭いが激しいが









天界から阿修羅界まで見てしまった
こんな世界もあるんだ



最後の晩餐は空港近くの「レストラン」
ネパールの民族舞踊の観賞とビールで乾杯




帰りは予定通り同じコースで関空へ
いい旅行でした ナムステ 合掌



帰ってびっくり関西地方が台風で!!
父のんきだね