六十八段 修学院離宮
京都にある宮内庁所有の「桂離宮」「仙洞御所」に続いて抽選で訪問できる最後の
「修学院離宮」にきた
ここにくるまで 3ヶ月ほど抽選にもれ 当たってから2ヶ月
訪問実現まで半年ほどかかっている
京阪出町柳を地上に出るとすぐ前が叡電(エイデン)の出町柳駅
叡電は鞍馬山までと 途中宝ヶ池で比叡山口行きとに分かれる
修学院は出町柳から4つ目 どの電車でもOK
沿線に京都産業大学 京都精華大学などがあり 学生が多い
修学院駅は北山通りに面している
そこから東に100mほどいくと 白川通り それを北に100mを川筋に東にいくこと
700mの突き当りが修学院

白川通りから 川筋に東へ 遠くは比叡山 その麓に修学院がある 駅から徒歩20分
「修学院離宮」入り口
許可書がないと入れない
所要時間は3kmで1時間15分
今回は一年中で一番寒くて応募者も少ないだろうという日を選んだ
やはり全員で10名だった
でも寒中暖で雲ひとつ無い好天気
説明の宮内庁職員もハンドマイク無しでのんびり
もらったパンフレットの「歴史」「概説」の抜書き
『修学院の名は10世紀後半ここに修学院という寺が建立されたのが始まり・・
明暦元年(1655年)から2年にかけて後水尾上皇によって造営工事が起こされ
万治2年(1659年)に完成・・・・
昭和39年上・中・下の各離宮間に展開する8万㎡に及ぶ水田畑地を買い上げて
付属農地とし 景観保持の備え』
『比叡山の麓 東山連峰の山裾に造られた修学院離宮は上・中・下の三つの離宮から
なり 上離宮背後の山 借景となる山林 それに保全の三つの離宮を連絡する松並木
の道と両側に広がる田畑とで構成されている
総面積54万5千㎡を超える雄大な離宮である・・・・
下離宮には・・・南を庭園に囲まれた「寿月観」が・・・ 中離宮には「楽只軒」と「客殿」
がありやはり南に庭がある
上離宮は修学院離宮の本領であって 谷川をせき止め「浴龍池」とよぶ大きな池
を中心にすえた回遊式庭園となっている
その浴龍池を一望におさめる東南の高みには「隣雲亭」 中島に「窮邃亭(きゅうすいてい)」
がある・・・・・・』
とまあ能書きはほどほどにして順番に写真を掲載


寿月観(じゅげつかん)
借景 一番左の奥の高い山が比叡山

周辺の段々畑 田畑は周辺の農家に借地とし耕作地としての景観を保つ
離宮から離宮への松林
もとは普通の田んぼのあぜ道だったが 明治天皇の行幸の折に松が植えられた
馬車道の松並木


楽只軒 天下の三棚「桂離宮の桂棚」「三宝院の醍醐棚」とこの修学院客殿の「霞棚」

「隣雲亭」 と「一二三石」(ひふみいし)
隣雲亭からみた浴龍池


舟遊びの船着場と綱をかける石 遠方は中島をかける千歳橋


土橋 中島の「窮邃亭」

中浜からみる中島と借景
池の反対には夕日に沈む田畑と遠くに京の町
この近辺は鞍馬から続いて 岩倉の実相院 赤山禅院 曼殊院 詩仙堂 圓通寺 圓光寺
など花の時期 紅葉の時期など人があふれるところである
天気に恵まれ 素敵なハイキングでした
了