五十二段 仏像展と京都市内の札所を車で巡る

例年の仏像展への観覧と出品作品の搬出をかねて この時期京都に行く
今年は市内の札所を巡ろうということで
始めに15番札所 今熊野観音にいく
九条通りを東に走り曇つきが日赤病院 すこし上がったところに更に東行きが 泉湧寺街道(せんにゅうじ)
直線すれば泉湧寺だが途中左折れすれば少し坂になる

赤い橋を渡れば西国巡礼15番札所「今熊野観音寺」
この辺は 東福寺や泉湧寺と共に 紅葉が美しい処だが
元々は鳥部野(とりべの)
京都の墓地処である



寺域は小さいようだが 洗練されたたたずまいである。
巡礼地とあって参拝者は後を絶たない
周りはカエデが多いから紅葉の頃はすばらしいのだろう







朱印を授かる風景



朱印だいぶ集まりましたね
ここはぼけ封じのご利益があるとか ぼけ封じ枕カバー800円を買う



今熊野観音寺のすぐ隣が泉湧寺(せんにゅうじ)



名の通り 清水が湧き出でていて 今も絶えないという
歴代の天皇の菩提寺としても知られ
菊のご門が輝いている

泉湧寺をあとに東山通りを北上して東山御池まで上がりそれを少し下がった所に
京都ロイヤルホテルがある
今日はそこでお昼のビッフェ 2500円を予約している
ようはバイキングで 泊り客用のの食事処に割り込んだ感じで
特別のものでは無い
場所柄 その客の半分は外人(いや 見た目は3分の一 話せば5割以上かも)
ここから先も なんと外人の目に付くことか

腹も満たされたので 札所巡りの開始である
このから10分足らずで 烏丸六角 西入るの「六角堂」に行く
18番札所は頂法寺 通称「六角堂」



本堂が六角の形をしている
創建は794年というから こりゃすごい
聖徳太子と親鸞と池坊
いろんな人物とかかわりがある

周りをビルに囲まれ 寺の地下が駐車場
こんな姿を1000年前の人がみたらどう思うだろうか
 


この寺にある「へそ石」は、京都の中心と言われているこれも六角形になっている







狭い境内に鯉と白鳥の池と地蔵様


一言願い地蔵



六角堂前のお煎餅屋さん

六角堂から西に10分 寺町丸太を少し下がった所に19番札所行願寺(通称 革堂(こうどう))
がある


正面が革堂
この名前 なんでも開山者の行円が出家前のこと 鹿を殺したところお腹から子供が出てきた
その殺生を悔い 出家してここに一宇を設ける
そして自分が殺した鹿の革をいつも身に纏っていたから「革上人」と呼ばれていたとか


寺町通りに面した小さいお寺
札所で無ければおそらく訪れることも無いだろう




本堂



ここでも多くの外人を見かけた
この寺町通りを南から上ってきて 少し上れば御所になるのでそこまで歩いているのだろうか




革堂から30mほど上隣に「下御霊神社」
早良親王(宗道天皇)や伊予親王の怨霊の鎮魂
こんなところにも 5〜6人の外人さんがうろうろ

でも京都は本当にエキサイチティングな街だ
外人だけではなく 我々日本人だって 新しい物と 古くて伝統と由緒あるものとが渾然と並んでいる
こんなにうきうきと街を散策できる処はめったにない


さていよいよ今日の主目的である「仏像展示会」
ここ革堂のある寺町丸太から500mほど上の御所沿いにある
京都府立芸術会館

このすぐ裏があのブッシュがヘリコブターできた国立迎賓館





今年の出品は レリーフ「十一面観音像」
仏頭 四点

今日は仏教尽しで充実した一日だった
合掌