第五十段

平成20年の春 

醍醐寺・平野神社の桜を愛でる

下醍醐寺には過去何度か参拝したことがある
それも桜の季節以外である
一度桜の時期にしかも上醍醐に上ってみたいという念願をかなえた
時は4月上旬 快晴 
地下鉄東西線で醍醐駅下車
駅前はマンションと新しい住宅街になっていた
そのマンション群の間をぬって 醍醐寺までの15分ほどの道が旨く配置されている
寺までの道は蟻の行列である。






白壁と赤の毛氈と桜は良く似合う
どちらかといえば 紅葉のほうが好みだが 桜はやはり華やかだ
夏の花火のようである
太閤の「花見」は下醍醐よりもう少し中ほどだったらしいが
現在では三宝院とか霊宝館の周りが花見処となっている
この院と館は入場自体が数珠繋ぎの為今回はパスした



三宝院の唐門(国宝)


拝観料600円で境内に入ると
国宝 五重塔が圧倒する

国宝 金堂


弁天堂
境内は思いのほか桜が少ない

さて境内を山のほうに抜けていくと そこは上醍醐寺への入り口である

ここからはまだ桜は開花していない



上醍醐までの道はきびしい
二十二丁の道程は登りで1時間
途中なんども足の引き攣れで休憩を余儀なくされる
丁度真ん中の十丁当たりに滝がある
口に水を含み 汗をぬぐう
この道を過去何百年の間 数百万数千万の信徒が上り下りしたのだ



めざす上醍醐の頂上




西国三十三観音霊場第十一番札所 上醍醐寺の入り口に
「醍醐水」の湧き出る井戸
上が十一番札所


国宝「清滝宮拝殿」



「准胝堂


国宝「薬師堂」



「五大堂」         「開山堂」



頂上からみた山科

山頂で持って上ったコンビニ弁当を食べ満足
さあまたあの道を下る
足の先が痛い
膝ががくがく
左足のかかとが少し靴擦れしだした

下界はまさに花盛り
昼からさらに多くの花見客でごったがえしていた

醍醐寺をあとに 元来た道を地下鉄東西線「醍醐駅」にもどり そこから「三条駅」
にいく
地上にでて バスターミナルから15番のバスに乗り 衣笠高校前まで約30分
バス停のすぐ前が目的の「平野神社」
ここも多くの花見客でごっちゃごちゃ



人と屋台と桜
花見で一杯以前から来たかった平野の桜
本当に境内一杯の桜に言葉がない
花に堪能して境内を出る
平野神社のすぐ隣が「北野神社」
北野神社といえば梅
隣はもう梅が終って境内も人がまばら

国宝「北野神社神殿」

ここから西北に15分ほどで金閣寺
今日は金閣寺にはいかないで 反対の「上七軒」を通って「千本釈迦堂」にいく


「上七軒」は遊郭の跡
現在は宿や料理旅館としてその風情を残している
この通りから千本通りまで10分たらずで千本釈迦堂にいく


千本釈迦堂門前

境内は人影もまばら ひっそりと「おかめ枝垂れ」が咲き終えようとしていた


今日は朝早くから京都の東から西へと花を求めて歩いた
今日の万歩計の数字は17543歩を示していた
ご苦労様でした