四十六段 紅葉(モミジ)狩り 

今年もモミジの季節になった
昨年は鷹ヶ峰近辺を回ったが ことしは京都の東を巡った
全体としては少し早かった 花で例えれば3分咲きといったところ
しかし それはそれで 結構趣がある

京阪出町柳駅前から京都バスで「岩倉 実相院」に行く

ここのお目当ては 「床モミジ」である
磨ききった床に写るモミジを見ようという嗜好

残念ながら カエデモミジはまだ青かった
写真撮影も禁止の為 パンフレットのコピー
 全面室内撮影禁止 内から庭のみを撮影した



 実相院から少し下った所に 「岩倉具視幽閉地」という屋敷があった
時間が早かったせいか 門は閉ざされていた
 
ここから叡山鉄道「岩倉」まで15分ほど
「岩倉」から「修学院駅」まで同じ電車で行く

「修学院」から白川通りを越えて歩いて20分修学院離宮の北の端にある「赤山禅寺」に行く
ここは京都七福神の福禄寿のお寺京都御所の表鬼門にあたり、厄除けの神として有名な赤山明神を祀っている



見ての通り モミジには少し間がある

カエデがちらほら

皇宮警察官が要所々に立つ 修学院離宮の縁沿いを南下する 歩くこと15分 「曼殊院門跡」に着く
門跡と言えば先月「青蓮院門跡」に行ったが 造りはよく似ている
なお先日行った「桂離宮」の後水尾天皇と深い関係があるという









特別公開の上之台所

曼就院からさらに南に15分「圓光寺(えんこうじ)」に行く
ここはなかなかみごとなモミジ進み
 


お気に入りのショット
各寺の距離的もあまり変わらないのに 何でモミジ度にこんな差があるのかな
木の種類が違うのかな
陰とか風当たりなども影響するのかな「圓光寺(えんこうじ)」の前の辻を50mほど南に行って
左に折れると すぐとところに 「八大神社」「丈山寺 詩仙堂」
「八大神社」は「宮本武蔵」の一乗寺下がり松の決闘で有名なところ
境内には「中村錦之助主演の映画のシーンが掲示され また 我彫刻の師「柴田篤司」先生の「武蔵」が建ち
将に「武蔵神社」

柴田先生の「武蔵像」

「詩仙堂」は神社と隣り合わせ
次から次と観光客が上がってくる 車やタクシーで来る人も多い
道が狭いからガードマンの整理も大忙し


「詩仙の間」のある「嘯月楼(しょうげつろう)」



「詩仙堂」を出るともう腹が減って
「一条寺駅」まで 15分 途中になんじゃかんじゃとそれらしき食べ物屋があったが
どうも観光地の食事は気に入らない
内容の割りに値段が高い
結局駅前の680円の中華定食で上げる

さて叡電に乗って出町柳までもどる この周辺は御所に近い為かアメリカ大統領ブッシュ来日に向け
鴨川にかかる橋の下からゴミ箱から徹底的に調べていた
厳戒態勢の中 バスで15分の「大徳寺」に向かう
大徳寺は一休さんや 納豆や 千利休で有名な京都でも一級の名刹
北大路大徳から門まで5分

多くの観光客でごったがえしている
入ってすぐ右に千利休が豊臣秀吉に切腹を命じられた原因で名高い三門がある

 
今日は塔中の「高桐院(こうとういん)」に行く
ここのモミジは最高だといううわさ 今日のメインになるかもしれない 期待ではずむ
大徳寺の数多い塔中でも一番西南にある




もう入口からして素晴らしい 少し門前のモミジが早いのが残念

しかし庭のカエデモミジの素晴らしいこと
緑と赤の中間と絶妙の色合い 下は一面の苔
とても絵や写真では表せない


感動のあまり座り込んでしまった





もうあと一週間で最高のモミジであろう
うわさにたがわず最高のモミジ

大徳寺の北西隣が「今宮神社」この門前に名物の「あぶりもち」がある
それが目的






「あぶりもち」は直径1cmほどの小さなもちを竹の串にさし炭火であぶり 独特の味噌たれ
につけたもので15本 500円
向かい合わせに2軒ある
ひっきりなしに客が来る
30分近く待って くれば2〜3分で食ってしまった
結構旨い でも500円は高い

少し腹ごしらえができたところで最終のライトアップ中の「高台寺」に向かう
京阪電車四条駅から東突き当たりは八坂神社
それを右折れ(南下)15分 「ねねの道」にでる あたりはもう真っ暗というのに
「ねねの道」は人であふれている
石畳の路の両側にはお食事処 路上には夜店

高台寺はその上にある


門前は行列になっている
拝観料を払う為である 多くの神社に行っているが拝観料を払うのにこんなに並んでいる寺は見たことがない
これから先は写真には写らなかった
とにかくぞろぞろ人について行くしかない
そうだこれは 初詣の明治神宮や奈良のお水取りの状態
ライトアップされたモミジと池に映った逆さモミジが幻想的で 居合わせた全ての人が
感嘆の声を上げる

今日一日駆け足で京都の東端を北から南のモミジ処を散策した
「高桐院」はもう一度行ってみたい