百三十四段 剣山登頂・仁淀ブルーを求めて

昨年の秋の同ツアー募集は全て満席だった
気に掛けていると5月6月の募集が有った
6月7日出発が唯一残っていた
連日の大雨災害のニュースの間の好天予報に気が騒ぐ

1日目

4時45分の目覚ましの心算が5時45分にしてしまっていた
御飯を食べ終えたところで気が付いた
乗るべき電車はもう出てしまっている 諦めてキャンセルの電話を入れようかと思ったが
とりあえず新大阪に向けって出かけた 途中でだめそうなら電話をいれようと思った
もともと新大阪には出発30分前に着く設定だったので 着いたとしてもぎりぎりだろう
普段は何も思わない電車の開閉がやけにスローに思えた この親父さっさと降りろとも思った

なんとか8分前に南口に着いた ところが広場には修学旅行団体や各社旅行会社の集合で
足の踏みどころも無い状態 わがグループはどこだ いろんな団体に問うが 見つからな
一人の女性添乗員がぽつんとたっていたので問うと さっき電話入れましたと言う
もう他の人はバスに乗り込んでじじいを待っていたのだ
一応遅刻とは言えないが朝から汗だくである

バスは24人乗りのマイクロバスだった(え~ここからマイクロとちょっと吃驚)
添乗員と山岳ガイドと客20名で満席である
マイクロバスは席の間隔も狭い 相席は同年輩の男性 挨拶をして席に落ち着き心身の火照りを冷ます

今日は絶好の登山日
山岳ガイドは70歳代の男性で吉野・大台ヶ原を中心とした奈良山岳会の重鎮の様だ
優しく丁寧に登山の心得や装備品の話などやはり専門家の蘊蓄は貴重である
高速道路で淡路島を突き抜け鳴門海峡を渡り美馬つるぎ町から国道438号線を通り
見の越から剣山の麓まで行く



途中の駅の道 吉野川(暴れ川の名の四国三郎)
今回のツアーは価格の割には昼食はおろか今晩の夕食も自前
剣山の麓には12時過ぎに着いて休憩は無いので各自店内や車中でパンや おにぎりを食べる

国道と雖も対向車が来たら大変
大型バスでは無理 しかし大阪からマイクロバスとは思わなかった
旅行会社も大変なんだ

リフトは片道15分程乗る 殆ど電気と機械のお陰でうえまで上がれる

リフトは見の越駅(1420m)から1750mの西島駅まで上がる


結構 乗りごたえがある 上のほうに頂上付近の山荘が小さく見えている

ここから頂上を目指す
最近は山に登る前のストレッチはやらないそうだ
筋伸ばし体操が返って筋や筋肉を痛めていることが医学的にも確かめられたので
少し歩けば準備体操としては完了するらしい
靴も最近は安くて良い物が出ています スリップが一番恐いので
場所に見合ったものを選んでくださいとのこと
登りは緩やかな太劔道(約1時間)帰りは急な尾根道コース(約40分)を選んでくれているようだ
それでも突然の登山 下から吹き上げてくる冷たい風と鳥の鳴き声に助けられて登る

剣山は修行の山 吉野大峰山に似ている 


参加者は男女10名づつ 殆ど同年輩 ベテランやじじいのようなド素人もいる

真ん中に山荘がはるか・・・・


この山は海底から隆起してきたそうだ 至る処にサンゴの石灰岩が見れる
真ん中に西島駅が あそこで1420mだ
 
大劔神社で一服 登山の無事を祈願して全員で礼拝
山岳ガイドが宮司の資格があるのでと本格的な安全祈願



山荘から山頂まではほぼ平面で250m

こんなとこにも赤ちゃんを抱いた外人が

やはりサミットに立つというのは素晴らしい

下りは結構急だった 足が振るえる
西島駅で待つが 男性一人と最後尾に付いている添乗員が降りてこない
ガイドと仲間の男性が迎えに上がる
ひざ痛の男性がなんとか降りてきた
全員揃って下山した

国道439号線は祖谷を通る国道 途中かづら橋や大歩危・小歩危を通る
しかし現在工事中で通行不可のため又438号でもどり高速で高知市に入る
時間的にはあまり変わらないようだが距離的には大きく変わる
はりまや橋の近くのビジネスホテルが今日の宿


カーテンを開けると即 隣の建物の壁だった

4月頃申し込んだら高知県はまだコロナの優待枠が残っていた
旅費も5000円の補助とクーポンが2000円ある
バスの隣の席の男性に夕食はどうされますかと聞くと2000円あるから外に食べに行きますという
じじいは面倒だからコンビニでビールと弁当を買いますと言うと 折角だから行きましょうと
強く勧められるので荷物をおいてクーポンを貰って2人で「割烹店」「和食店」「など数軒を周るが
クーポンの取り扱いをしていない 高知の商店街は終うのが早い もうどこでもいいじゃん

 ある寿司屋がクーポン取り扱いのポスターが張ってある
ビル3階の少し高級そうな店 1人だったら飛び込みでは絶対行かない
でも2人で4000円のクーポンがあるのが心強い
店内は奇麗
取り敢えず生中で乾杯

写真は2人前(一人前3800円)

5切れで1560円のカツオの塩たたき(添乗員が美味しいですよとと言っていた)
どれも滅茶苦茶旨かった
カツオのたたきは今迄食べたものとは別物 やはり名物だけのことはある
結局 生中2杯づつとたたきも1人前を半分づつして全部で10160円
クーポンの4000円引いて一人頭3080円 これは良かったねと2人で満足して宿に帰る
シャワーして即寝

2日目

朝食はホテルの飯
今日は待望の仁淀ブルーを見る日だ
しっかりと食べたい

御飯のお代わりを言うと 出来ないんです と言う
横に添乗員がいたからか 少しならと言ってしぶしぶついでくれた
大手の旅行会社もこんなホテルを使うんだ
この旅行会社はバスが横転して死者を出したり コロナワクチンの不正請求をしたりと
コロナで相当弱っているようだ でも不正はいけませんぞ
道路工事の関係でバスは予定より早く出た
雨がしとしと降っている

こんな日でも朝市をやっているんだ
以前訪れた時は高知城と牧野富太郎植物園と朝市に来た
「柚子酢」を買ったように記憶している

仁淀川町にはバスは高知市からどの経路で行ったか判らない

方向的には高知県と愛媛県の境にあるようだ
多分439を西に行っているんだろう
兎に角狭い道だ 山又山 ぽつんと一軒家なんてそこら中にある







上の地図からすると今回は ほんの一部「雨竜の滝」まで歩く




この水は石灰岩の層を通してきている
地中海と同じだ





雨竜の滝(落差20m)

バスに戻りそこから約1時間 マイクロバスも怪しいような細い道を走り安居渓谷に行く
雨で観光客が少ないから今日はまだ良いと運転手
紅葉の頃はまず行き違いが難しく動かないという
昼近くなって雨足がきつくなった

マチュプチュの麓のマチュプチュ村の雰囲気

道路のすぐ傍に落ちる「見返りの滝」

ガイドの話では長いカッパは今は山では使わないそうだ
足元が見えないので転落事故が多かったという理由
そう言えば今回の案内書にもセパレーツ(上下)のカッパを持ってきてくださいと書いてあった
傘も本来狭い所や行き違いの人に迷惑なので駄目なようだが
じじいのカメラを見てこれは濡れては可愛そうだと追ったのかなにも言われなかった

 宝来荘から「飛竜の滝」まで約20分 全体からすると ほんの入り口
目玉の「水晶源」迄はかなり距離がある ここらはマイカーがないと無理だ



安居渓谷に着くと先に早めの昼食になる
「リョーマの休日」と書いた箸袋とあめご弁当
すごい健康食 あめごが旨かった

さあ別世界を歩くぞ~

水面の白いぽつぽつは雨







「飛龍の滝」(落差30m前後)
先日来の豪雨にも拘わらず水も奇麗だった
これが天気ならどれほど美しく映えるだろう
来れるものなら何度でも訪れたい

観光の全行程は終わった
道路補修で通れる時間が決められているので予定より早く切り上げている
帰りも何の問題も無く休憩や土産物を買ったり食事したり

四国三郎もまだおとなしくしている

おとなしい間に帰ろう
いい旅でした