八十九段 スイスの旅(その1)
1日目
40数年前 ヨーロッパの列車が乗り放題と言う切符で
イタリア・フランス・ベルギー・ドイツなどを回ったことがある
その時 時間の都合でスイスは列車の窓から白い山々をながめるだけ
いつか登ってみたいと思っていた
今回ヨーロッパアルプスの5名山を展望台から臨めるツアー
に参加した。
カタール航空でドーハからミラノの予定が
予約が取れなくてエミレイツ航空でドバイからミラノに
変更になったと旅行会社から連絡
この時期 結構多いんだ

ドバイ空港で荷物出待ち
エミレイツのCAの制服はかわいい
ドバイからミラノまで同じエミレイツ航空に乗り換え
6時間25分のフライト
だがドバイで4時間15分待ち
今回ツアー客は16名 内 男性1人旅は4名
空港でその1人旅4人が親しくなって 以後ジャニーズ4人組みと添乗員から命名される
待ち時間 空港内の指定の店の食事券がエミレイツから支給された
(こんなことははじめて)
さっそくおやじジャニーズはマクドで時間つぶし
4時間があっという間
仕事絡みで60回は中国に行っているという高知県の70才
南極と北極以外はほとんで行っているという浜松の70数才
(この方はスイスは4度目だそうだ)
日本100名山の80は登り ヒマラヤは何度もいっているという
60才半ばの神戸の男性
まあ話は尽きない
ミラノはイタリアの北部
130万人 金融・商業のイタリア第2の都市
ACミランとかインテルなどサッカーでも名を知られる
バスで2時間ほどでスイスの国境になる


空港から迎えのバスに乗り1時間 コモ湖のあるコモ市に向かう
1日目のホテル(いやモーテルと呼ぶかも)に直行
WI-FIがフリーだというので部屋に入って早速やってみる
なんと見慣れた「kantaのメモ」がスイスで見れた
海外で初めて持参のタブレットが使えて感動することしきり
これで日経やサッカーの情報がスイスイ
ホテルのレストランに同じような年齢の他の団体30名ほどがいた
片言の英語で聞くと隣国スロベニアからバスで来ているという
まんざらモーテルということでもなさそうだ

とりあえず乾杯!!
昨夜からほとんど睡眠がとれていないので速寝る
朝方雷交じりの大雨
先を暗示するようだ
2日目
今日は8時にホテルを出て コモ湖畔へ行き
国境を越えてスイスのティラーノ(約2時間)
昼食後 ティラーノから世界遺産ベルニナ鉄道でディアボレッツアに行き
そこからケーブルでベルニナアルプス観光の展望台
その後バスで2日目の宿泊地サンモリッツへ
朝7時の朝食
食堂前で先のスロベニアの団体がラジオ体操をするので
我々も一緒にする
みんな言葉は判らないがニコニコ顔
スイスに入る前に
イタリア北部の 高級避暑地コモ湖畔に立ち寄る


朝市も天気の所為か深夜のサッカー放送の所為か客も少ない



でもこのおじさん 大きなチーズを「まぐろの解体ショー」のように
楽しそうに目の前で解体
みんなで拍手
さあ1時間ほど走るとスイス
知らない間にスイスに入っていた
まるで国内の県境を越えるように道路横の表示板がスイスとなっていた
スイス連邦(26州で構成)は九州ほどの土地に780万人
ドイツ語が64% フランス語20% イタリア語6.5% ロマンシュ語などその他
消費税は8%
スイスに入っても天候はいまいち
でも眼前の風景はそれらしくなってきた

トイレ休憩のガソリンスタンド兼コンビニ
トイレは有料のところが多い「1スイスフラン(約118円)」
アイスクリームが美味しそうだったので買う 2フラン
美味かった

後で身に滲みてわかるがこの国の物価はおそろしい
日本の1.5倍から2倍と思っておけば腹が立たない
紙幣は10フラン(1180円)が最小
あとは硬貨
スイスの紙幣は世界一美しく 又偽造がしにくい
印刷技術がすぐれているとガイド



ティラーノの町に入り駅前に着く
道後温泉の坊ちゃん列車のような観光バス


駅前のレルトランで昼食
生ハムと「ラザニア」とアイスクリーム
美味でした

世界中の観光客が集まる
この時期 シーズンには少し早い
7月の半ばがピークだという
その頃は電車もホテルもレストランも超満員とか
駅舎に日本語が


列車は高原やループ橋を走ったりとディアボレッツァまで1時間40分




ディアボレッツァ駅でロープウエーに乗り換え
2978mの展望台へ

なんとなくいやな予感






本当はこんな景色がみれるはずでした(インターネットより)
自然相手ではどうにもなりません
ここからはピッツ・ベルニナ(4049m)やピッツ・パリュ(3905m)
や氷河が見えるらしい
ロープウエーを降りるとバスが迎に来ている


宿泊地サンモリッツに向かう(約50分)
サンモレッツてなんか聞いたことがある名前だと思ったら
1928年と1948年の2回 冬季オリンピックを開催しているんだ
我々の宿泊地は中心地から少し外れた静かな村の中


部屋のテラスからの眺め
ベルニナアルプスが望める
夕食後おやじジャニーズが日本から持ち寄った焼酎やウイスキー
と梅干やおかきや乾物で大酒盛り
1年分を笑ってしまった
3日目
今日はサンモリッツから列車でトゥージスまで(1時間30分)行き
そこからバスでルツェルンまで(3時間)
ルツェルン観光後ラウターブルネンへ(1時間30分)
そこからケーブルと列車で標高1650mのミューレンで宿泊
7時の食事前5時半ごろから村の散策にでる






鳥のさえずりと沢の音だけ
なんでこんなとこ1人で歩いているんかな・・・
朝食後バスでサンモリッツ駅に
バスは我々の行くトゥージス駅まで回送

日が差すと暑い


ループ式なのでこれから通る橋が見える


これが人気の「ランドバッサー橋」
皆一斉にカメラを外に突き出す

ツゥージス駅に着く
ひょうきん者のバスの運転手が迎えに来ている
ここからバスで3時間ルツェルンの町に

穏やかな日差しと高原でみんなうとうと

ルツェルン湖の畔の町ルツェルンは12~3世紀頃に出来た町
ベートーベンの「月光」はこの湖を連想して作られたとか

14世紀に造られた屋根付き木造のカペル橋
多くの人が行き交う
昼食は橋が見えるレストランで



食事と散策を終えバスで1時間半ラウターブルネンへ

天国はどこまで行っても天国

ラウターブルネン(799m)に着くと全員荷物とバスから降ろして
人専用のケーブルと荷物専用のケーブルがあるので
各々が荷物をもって駅に行く
ケーブルと上の列車で1650mのミューレンまで行く
ここから先はガソリン車が入れないのである
明日行くツェルマットもガソリン車は入れないので
ホテルから電気自動車で荷物だけ取りに来る
一気に1000m上がる
ケーブルを降りるとすぐに電車に繋がる
なんやかんやで下から終点まで30分ほど
荷物はホテルの電気自動車で先に
人は駅から歩いて10分足らずのところ
今日の宿泊ホテルに着きました
夕食は近くのレストランで「ロシティ」料理 なんだろう

じゃがいも料理と聞いていたがよくわからん
でも肉も柔らかく美味かった
ところでスイスに来てびっくりしたのは
7時から夕食を食べて8時ごろ外に出ても
全く明るいのである
夜の9時ごろまで明るい
朝は5時半くらいが日の出
早く起きようと思うと明るい時に寝るようになる
ホテルの窓からまともにユングフラウ3大山が見えると言うが
雲で全く見えない

これは夜8時過ぎに撮ったもの
よし明日は日の出前に起きて御来光を撮るぞ
おやすみ
4日目
今日はホテルのそばのロープウエイでシルトホルン展望台
その後 花の谷ハイキング
下山後バスでテーシュ駅へ
テーシュ駅から列車でツエルマット
日の出前にホテルを出て村を散策
昨日より雲は切れている
巨大な岩山の後ろがユングフラウ(4158m)
ご来光とともにアイガー(3970m)が浮かび上がる
左からアイガー・メンヒ(4107m)・ユングフラウの3峰
朝食後リュックに防寒具などを装備してロープウエイで眼前の3峰と
反対側の山々が一望出来ると言うシルトホルン展望台(3000m)に行く



しかし下から見ても展望台は雲の中
案の定2500mくらいから濃い雲の中
展望台からは一面の銀世界 雲と時折雪が舞い散る
気温は0℃
またまた本当はこう見えるんですよの写真
この展望台に「007」と書いているのはここで「007」の撮影がおこなわれ
当時の撮影風景や映画の1シーンを上映する記念館がある

ボンドと記念写真
右は映画でヘリコプターの1シーン
2時間近く粘るが今日はこれが限界かな
気を取り直して村まで降り 近くのお花畑行きのロープウエイに乗り換え
ハイキングにいきます

アルプスの少女に出会いそう

出会うのは羊と牛
そういえば我々グループ以外の人とは1人も出会わなかったなあ
村の麓まで降りて来た
レストランで昼食

8月頃咲くというエーデルワイスの花


サラダとソーセージ
(なんとサラダが付いている)
サラダは朝のビッフェには絶対付いていない
スイスではサラダを食べる習慣がないとガイドが言う
そういえば野菜畑て見たことがない
スーパーでも高価だし種類や量も貧弱
その代わり値段は日本と変わらないが乳製品の種類は豊富
食後ミューレンにもどる
家族ずれの登山客が多くなる
ロープウエイの乗り場に展示されていた日本の登山グループの使用した品々
ミューレンまで下山するとバスが待っている
荷物をバスに積んでテーシュまで行く
今日の宿泊地ツェルマットもガソリン車が入れないので
手前のテーシュでまた荷物を積み替え 列車に乗る


3000m近い峠を越えてバスは急勾配の道を3時間ほど走る
おやじライダーを多く見かける
本当にあんなバイクでヨーロッパ中を駆け巡れば楽しいだろうな

テーシュの駅に着く
15分間隔で出ている
バスから荷物を降ろし各人が荷物を持って列車に乗り込む
列車内では荷物を寝かして置く
ツェルマットは大きな駅である
いよいよマッターホルンに面会である
でも駅は小雨だった
駅前は各ホテルの電気自動車が荷物を取りに来ている
人は徒歩でホテルまで行く
我々のホテルは駅から歩いて18分の所
駅前商店街をぬけて山手の奥である
電気自動車が行き交う
音がしないので怖い
レストランや土産物屋が並ぶ
これは日本レストラン
今晩と明晩の連泊の宿
ホテルのレストランで夕食を摂り
早めに寝る
明日は4時起き
ご来光のマッターホルンに行くのだ
さて天気はどうだろう