佐川美術館と叶匠寿庵長生の郷(かのうしょうじゅあんすない)に行く

どちらも一度行きたいと思っていたがどちらも交通がやや不便
まず佐川美術館から行く
佐川急便40周年記念として1998年滋賀県守山市に建てられ
日本画の平山郁夫・彫刻の佐藤忠良の作品を中心に
15代樂吉左衛門の「楽焼
」を展示する とある
又 人工池に囲まれた美術館そのもの(グッドデザイン賞など多くの賞を受賞)が面白ろそう
茶室も素晴らしいようだ(茶室は期間限定で予約制)

佐川美術館に入るには事前に入館時間を決めてチケッを購入しないといけない
9時半開館から30分毎に分けられる 滞館時間の制限はない
NETで希望時間が空いているかを確認する
9時半が残90名となっていた NETで予約をして入館料1300円を支払う
スマホにチケットとしてORコードが送られてくる これで完了
水曜日は休み

守山駅に着き東口だと思ってバス停を捜すも美術館行の表示がない
うろうろしている内に 乗る予定の9時発の時間に近づいたが 来る感じが無い
そうだ反対側の西口だと思い駅高架通路を走ったが階段を降りて行く途中で
バスは目の前を行ってしまった
次の時間を見ると1時間後になっている
いつもは東西南北の駅口を確かめるのに ここは忘れていた
こりゃ大きく予定が遅れるわと思いスマホでごちゃごちゃ時間を見ていると
何と 別の会社の佐川美術館行のバスが目の前に止まっている 慌てて乗った
この路線は2社(西武交通と近江交通)が走っているのだ やれやれ(汗)

建物はほぼ水の中


館内の作品室の作品は撮影禁止
但し 陶芸作品は商用に使わない限り撮影可 同時開催の「ポケモン」も撮影可
地下の「樂焼」から見る




陶器はよくわからない
備前焼は時を経てその景色が移り行くのを見ると素晴らしいと思う
この樂焼のような景色もとても面白いと思う
磁器よりは深みがあって温もりがある
しかしどれが良いのかと言われたらよくわからない
実際に手の中にまるめて一服し肝が落ち着くのがいいものではないか
「自分好み」で良いと思う
佐川さんも自分好みでこの「樂焼」を収集されたんだろう

地下の天井から柔らかい光がさしている 

地上の池の一部に何だろうと思っていたら地下の照明の為の装置なんだ

一階に上がり『平山郁夫』を見る
殆どが例の仏頭や仏像の作品 一部 砂漠とラクダの隊商などのシルクロードもの
以下2点はNETから 当館の展示のものではないが雰囲気だけ参考に上げた
この人の作品も奥が深くて難しい
 


次に『「佐藤忠良』の展示室
大小30体程の像が展示されている
殆どが女体裸像(1点を除いて)
ロビーにあった2体の様な作品
まあ多くの女性に囲まれて悪い気はしないが
何故彫刻や絵画に女体裸像が多いのだろう
ギリシャ彫刻では男性裸像も多いのに近年ではあまり見たことはない
じじいやばばあの裸体彫刻も見たことはない まあ見る気もしないが
今回も特別に美しいとも感動したともない
何故この人はこんなに多くの女性裸像を創っているんだろう
又 佐川さんもよく集めたものだとそっちに感心した

特別展では『ポケモンX工芸展』を開催






こちらはなかなか見ごたえがあった
ポケモンをテーマに 陶器・木彫・螺鈿・漆などデザインと技巧の高さに感心した

滞館予定を2時間と思っていたが1時間で出てきた
上手くいけば石山駅から12時発の「長生の郷行き無料シャトルバス」(2時間に1本)に間に合うかも
とスマホで調べると石山駅北口に8分前に着くことが判った
館前から西武バスで守山駅に行く
守山市もかつては寂しい所だったが大きな新しい団地や住宅や工場など
草津市同様に全てが新興の臭いがしている JRで京都や大阪まで30分・60分で行けるんだ
北口に紫色の大型バスが止まっている 階段を上り下りしたので息も絶え絶え

高齢の運転手さん とても愛想よく「左側の席に座ってください 見どころが多いので」という
48人乗りのバスに客は3名
長生の郷まで30分 途中の観光地を運転しながら案内してくれる

「ここが瀬田川で唯一の中島(砂洲)です」と案内
へえ~瀬田の唐橋は途中に砂洲があるんだ
NETで調べると16世紀に織田信長がこの砂洲に小橋と大橋を掛けたようだ


確かに広重の絵に小さいが中島にかかっている

これは昭和2016年位の空中写真 大夫大きくなっている
この橋を巡っては多くの歴史上の戦いがあるが
16世紀までは今より80mほど南にあって砂洲は利用していないようだ
壬申の乱・承久の乱などにも中島は出てこない

現在はもっと大きくなっていて老人ホームや高級料亭や青少年用のホテルなどがある
以前この唐橋を渡ったが全く気づかなかった 残念

そして暫く行くと右側の山手に石山寺
現在のNHK大河ドラマの影響もあってか 大型バスが何台も止まっている
多くの観光客で門前はあふれていた


4kmほど走ると南郷洗堰 ここで琵琶湖から大阪湾に流れる水量を調節している

瀬田川もいい景観である
「大石内蔵助に関係がある大内村を通って行きます。嘗ては村の子供たちが浪士の姿を
して村を練り歩きましたが 今は過疎で子供がいなく無くなりました」と案内
又 へえ~と思い NETで調べる
『室町時代、大石内蔵助良雄の先祖は大津市大石の地で豪族として大石を
名乗っていたが、応仁の乱で没落したが、大石良雄の五代祖・大石良信の時
復活し、四代祖・大石良勝が浅野家に仕え家老となり、浅野家が赤穂藩主と
なると、大石良勝は筆頭家老となり、大石内蔵助良雄も筆頭家老となっている。
五代祖・大石良信の菩提寺・十禅寺の跡地に1616年再興されたのが浄土寺
であり、良信などの供養塔が建てられている。』
そうなんだ 知らなんだ

そして大津市のはずれ宇治田原市との境界あたりの山中に郷がある
6万3千坪の叶寿長生の郷は全国にある店(叶匠寿庵)の本社でも有り工場でもある

案内所兼喫茶兼商品販売所










ここは梅畑 6月に収穫祭があるとか あちこちで鶯が鳴いている

予約制のレストラン

暑くもなく寒くもなく1年で1番いい時候だろう
のんびり山中を彷徨う
江戸時代の名主と村民と山林のある山里に来たような気分

案内所に戻り

 「日光で作った天然氷を使ったかき氷」とある
一度食べてみたかった


確かにこれだけ食べても一度もキュンが無かった
ふわふわで美味かった 完食!
2時30分の送迎バスで石山駅まで送ってもらった

予定よりも早く回るも楽しい1日でした