犬鳴山遊歩と温泉
第7波が来ぬうちにと連休前に雨天の合間をぬって歩く
大阪府の面積は狭いが南北に長い
犬鳴山は泉佐野市にあり和歌山県との国境にある
山全体が行者の修行の場である
かつて南北朝時代の南朝方はこのあたりから吉野・伊勢にぬける道にもなっていたらしい
JR天王寺から「和歌山・大阪国際空港行き」に乗る
日根野駅で列車の前4両と後ろ4両が切り離され前は空港へ後ろは和歌山に行く
車内アナウンスで何度も英語や中国語で案内があるが初めての人には判りにくい
よくそのまま和歌山に行ってしまう人が多く問題になったことがある
今回はまっすぐでもなく右にいくでもなく
駅前から左にある山に行く
JR日根野駅前から南海バスで終点犬鳴山入口まで
ありがたいことに1時間に1本ある
早朝天気が良かったのに山に近づくとあやしくなる
紀州からの雲だ
バスの終点には犬鳴山温泉街がある
ここはその1軒「不動口館」
この宿には1999年7月に墓参りの帰りに昼食と温泉に来たことがある
(1999年7月撮影)
建物は変わらないがここ2~3年の影響か雰囲気が違っている
営業はされているようだ
温泉街をぬけて川筋を山手に入る
上のマップで右端の峠を超えると和歌山県紀の川市粉河に繋がる
今回は温泉入湯もあり「行者の滝」往復約2時間のハイキング予定
バスを降りてから不動滝までは誰一人もいなかった
全工程がパワースポットというか薄霧もただよいどうも不気味さを感じた
い
きなり通せんぼか
山の入り口にしめ縄が低い位置にある
おそらくここで首(こうべ)を下げなさいということだろう
茶室のにじり口だ
なんじゃまあ
この樹は岩の上に伸ばした根だけで支えているんだろうか
両界の滝と塔の滝
護摩壇の斎場
動物の墓
そうなんだ犬鳴山の名前の由来がこれなんだ
ここは民話の世界じゃ
七宝瀧寺
護摩壇の後ろには鷹さ8mの不動明王がごじゃる
韋駄天
己の姿のようじゃ
真観清浄観(しんかんしょうじょうかん) 広大知恵観(こうだいちえかん)———3回
無垢正常光(むくしょうじょうこう) 恵日破諸闇(えにちはしょあん)———3回
おんぼだらしにそわか—————————3回
なうまくさんまんだばさらだんかん————————7回
ボケは大丈夫!?
多くの人が禊をされるんだ
そうか昨日は日曜日だったからね
不動明の横のベンチで弁当を食った
都会とは全く違った風景だった
もしこの国がどこかから攻撃されたらこんなところにも爆弾が落とされるんだろうか
平和なたたずまいから余計に世の不条理が浮かんでくる
帰りは一度岩にすべってころんだだけで早く下りて来た
温泉情報によると「元湯」がある
温泉街から少し山上を行って川筋に下がったところ
変な宿?温泉?だけど泉質は良いとある
「湯元温泉荘」の看板を川筋に降りると
3階建ての建物がある 宿とも温泉とも表示がない
これはゴミ屋敷か
その右階段を見ると
斜めになった営業中の張り紙「山の湯」と書いてある
年中無休(10~18時まで営業)
ドアを開けるとピンポンと鳴る
呼べども返事は無い
事務所は2階のようだ 上に上がる 誰もいない
降りようとすると下から80歳前後のおじいさんが上がって来た
入浴料775円を払う
風呂は地下1階にある
元湯とあるからこの地域では一番古いのだろう
以前は宿泊も出来たそうだがいろんな事情を経て風呂がおじいさんの生き甲斐なんだ
と勝手に想像する
それにしても775円はなんだろう
一応女風呂もあるんだ
ここに女性が来られることがあるんだろうか
少し緑がかった41℃位のいい湯だ からだがぬるぬるしている
少しイオウ臭がある 正しく元湯だと思った
でもお湯の吹き出し口から湯が出ていない
かけ流しのように上にあふれてもいない
排水口からも排水されていない
いわば家庭の風呂状態
ちょっと不安・不信に思いながらも川に面して開放させている風景に浸った
久しぶりの温泉だ 満喫する
30分ほどすると作業服姿のおじさんが入って来たので変わって出る
他の宿の日帰りもと予定していたがここより良い湯はないだろうと止めた
それにしても金をとるなら玄関のゴミくらいは処理しておいたほうがいいと思います
予定より2本早いバスに乗った 帰りにハルカスでも寄ってみよう
雨の合間にひと時の清涼を味わった
やはり山は滝はいいなあ~
帰りの空港からの電車は旅行カバンを持った客が大勢乗っていた
コロナも少し変わって来たのかも
了