その七 有馬温泉
あまりにも近すぎてここだけ行くというのも
なかなか機会が無かったが
今回1泊2日で行った
阪急バス梅田駅から「有馬温泉直通」で55分
有馬はしとしと雨だった
バス駅終点で降りると目の前に宿泊地「御所坊」(ごしょのぼう)がある
(若狭屋の奥の和風3階建て)
「有馬温泉」は日本三古泉(白浜・道後)の1つとあって
都に最も近いせいもあってか「日本書紀」や「枕草子」などにもみられ
かの豊臣秀吉の「太閤の湯」も近年湯殿の礎石が発掘された

共用浴場「太閤の湯」

「太閤の湯」のすぐ裏手が源泉「極楽泉源」

近年発掘された秀吉・北政所館跡の再現
『花吹雪兵衛の坊も御所坊も目におかずして空に渦巻く』
与謝野晶子
坊という名の宿が多いが1191年 吉野の僧坊 仁西上人が
熊野十二神将に準え 12宿を建てたなごりといはれる
お湯は
含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉(金泉)
炭酸ラジウム混合低温泉(銀泉)
ラジウムを多く含む放射能線泉
の3種類の泉質があり
泉源としては天神泉源 有明泉源 炭酸泉源 太閤泉(飲泉場)
極楽泉源 御所泉源 妬(うわなり)泉源
がある

今夜宿泊の「御所坊」の源泉「御所泉源」
(「御所坊」の有料貸切り風呂が隣にある)


「天神泉源」湯の町を見渡せる丘の上


「炭酸泉源」
タンサン坂を登りきった所から
ぶくぶくと炭酸が湧き出している
1000数百年間太平洋プレートに染み込んだ地下水が
温められ 滾々と湧き出しているのだ
この温泉はこんな源泉を取り囲むように「坊」
や大小の宿やみやげ物屋が所狭しと道筋を埋めている
「御所坊」は
『鎌倉以来八百年、古式温泉館. 近代化の波が押し寄せる有馬温泉郷でも、
御所坊だけ は別世界。
往年の谷崎潤一郎、吉川英治各氏が愛した
清渓滝川のせせらぎを聞き ながら
、 素朴、野趣溢れます山家料理は如何でせう。』
というパンフレットの案内の如く
本館は木造3階だて

レトロ調の木の香りがする落ち着いた室内
と照明


到着すると喫茶室でウエルカムドリンク
ハーブティーとお菓子




お茶の後
部屋に案内される
和室10畳と洋室は階段下 その横が浴室・トイレ・洗面
マッサージチェアーもある
夕食まで時間があるので
浴衣に着替えて
有料の1時間予約制貸切湯に行く
1人1600円
場所は当館から先来たバス停の横を通って
歩いて3分ほどの所
「御所泉源」の横の「松風荘」
フロントで荘と風呂の2つの鍵と
籠にバスタオルとタオルと冷水500ml
をもらって出かける



部屋は2部屋ある

少し熱めの金泉
隣が源泉だから新鮮そのもの
しっかり温まった

宿に帰って名物の大浴場に行く

(ネットより)
御所坊式半混浴半露天浴場 「金郷泉」
これは真ん中を低い仕切り版のある男女風呂である
立ち上がれば隣が見える

入り口は男女別である



湯船までのスロープ

いい湯だ



本当に名湯だわ
湯上がりに明治時代風のサロンで食前ドリンクサービス
腹にシミワタル
これが温泉の醍醐味なんだな~

右端でパソコンをしている白人女性
本当に美人だった
日本の温泉のレポートでも書いてるのかな



食事は全て部屋食
事前に量は出来るだけ少なく質を良くしてくれと注文
刺身・カワハギの煮物(余りの旨さに骨だけに)は旨かった
ところがその次に丹波牛の網焼きが出たのだが
食べるのに又々夢中になって気が付けば
写真を撮るのを忘れてしまった
温泉と丹波牛とビールで参った!参った!!
少し酔い覚ましをして
もう一つの名物湯「偲豊庵」に行く
そこは無料の1時間予約制
夜11時が最終なのでそれを予約
この湯は金泉ではなく沸かし
無料だが「天楽タイプ」という少し高めの部屋に宿泊
した人のみが予約できる
中庭の向うに行灯の明かりに照らされた和風の建物
正面が廊下に囲まれた茶室がある

この茶室は「本因坊」の会場にもなった
その横の木戸がトイレ
前は水禽窟
廊下を渡って木のあるところが風呂に近いところ

脱衣場




(この写真はパンフより)
もしもし
これkanta1時間1人じめなんですけど
まさに太閤の気分
朝食も結構でした

ジュースもちゃんとフレッシュ
バスの時間まで町をぶらつく





近くにこんないい湯があって良かったな~
亡母に何度も誘ったのに・・・・
了