その6 祖谷温泉・道後温泉


四国には温泉が少ない
数少ない温泉の中でとっておきの温泉がある
一箇所目は徳島は阿波池田 JR土讃線大歩危駅から車で30分
の山深い秘境の地に「祖谷温泉」がある



kantaは大阪駅前 阪急3番街の阪急バスセンターから
7:40分発 阿波池田バスセンター行きの高速バスに乗った

途中 明石海峡大橋から 淡路島を縦断 鳴門大橋では鳴門の渦も少し見えた
 




鳴門市から吉野川沿いに高速道路は続く



11時23分 三好市阿波池田バスセンター着
同じセンター内から「大歩危・祖谷定期観光バス」が出る
温泉の前に一寸 観光
11時40分発 バスはボンネットバスである





JR阿波池田駅からの乗客合わせて総勢15名ほど
途中「池田高校」の看板



クーラーは付いていないが自然の風で涼しい

山間の道をボンネットバスは行く



最初に着いたのは「大歩危遊覧船」
多くのツアー客でごったがえしている





梅雨入りでいつ雨が降ってもおかしくない天気だが
今のところなんとかもっている



船頭の話では「紅葉の時期もきれいですよ もう一度お越しください」とのこと



                      右の写真の左端の少し黒いのは鮎の大群

陸に上がって弁当付き



食後「妖怪屋敷」とやらを見学



ちょっと意味不明



「田舎のバスはおんぼろ車♪♪」
バスはぐーと山に入っていく

屋島の合戦後の平家の落武者の地と知られる祖谷
「平家屋敷」に着く




平家屋敷からさらに秘境に入る
吉野川の支流にかかる「かずら橋」である



14m下をみると少し怖い




揺れる 揺れる 前が閊えて進まない

すると突然女性の悲鳴が
ハンドバックを川底に落としたという
関係者は必死 落とし主はバスツアーのメンバーのようだ
バスの出発の時間はせまるし
通りかかったパトカーから巡査も降りてきて さあどうしたものか
ハンドバックは少し流されて川の底に沈んでいる

すると地元の男性が網を持ってきてひらう


橋の上から皆 やんや やんやの大歓声



日本は平和です

さて定期観光もぼちぼち時間です
最後は「小便岩・断崖絶壁祖谷渓谷」



道は細く曲がりくねっている


途中で写真中央の崖の中腹の少し白いのが今日の宿泊地「ホテル祖谷温泉」
あの中腹から下の川原までケーブルで降りる
降りた川底が露天風呂が売りの人気温泉である



絶壁の小便小僧は宿から歩いて3分ほどの所
宿泊する人はここでバスとお別れ
kantaと一組の夫婦が降りた



「ホテル祖谷温泉」は本当に山の中の一軒家
場所的に大きなものが建てられないのだろう こじんまりとしてる



部屋の窓からの景色


(パンフレットから)

部屋は写真を撮るのを忘れるほど質素だが清潔感がある
なんといっても部屋にマッサージ機があるのがうれしい

さっそくお風呂 お風呂
露天までのケーブルは絶壁の上にある
一人でも運転してくれるが片道5分かかる
上に係りのおじさんがいて使い方を教わる
ドアを完全に締め切って「上」「下」のボタンを押す
手動のケーブルは初めてである





風呂は170m下である
ケーブルは一台なので往復10分かかる
今 出たとなれば10分待つことになる






露天は人が入っていて写真は撮れなかった
さもありなんと初めて「貸切風呂」を予約した
ただし明日の7時からしか空いていなく1時間の貸切である
いつでもいける温泉なら写真が撮れるまでなんども通うが
ここは夜9時ケーブルで終わるし そう簡単に通えない

湯は透明で少し硫黄臭がありぬるぬるである
ただし37℃くらいでぬるい
出ると少し寒いので 出れない
ケーブルで帰る途中で冷えあがってしまう
山上本館に浴場があるのでもう一度入りなおし



十分温まったところで食事



これが又 ワオーである
「天空のレストラン」
崖につきだしたところが食事処
食事内容も洒落ている



まずはスーパードライ生で乾杯
(この絵面 コマーシャルで使ってくれないかな)







結構でございました

9時までにもう一回ケーブルに乗る


ライティングされているが風呂ははるか下




朝7時ケーブルの始発とともに下に降りる
ボタン操作にも慣れた



おっさん1人がなんで「貸切」なんや


すべてこの写真のためである



1時間ゆっくりつかった

朝食はまた絶壁レストラン




9時50分 宿から「大歩危駅」まで送ってくれる
1回しか送りが無いので列車もそれに合わす
kantaの他は昨日の夫婦と千葉からの夫婦
とドイツ人の夫婦
駅までまるまるくねくね道30分



ドイツ人夫婦の奥さんは結構日本語が上手
高知にいくという
来日4回目らしい
夫婦が浴衣をきて露天に行ったり レストランにくるのは
めずらしいと思っていた
やはり日本式に慣れているのだ



11時05分岡山行き特急「南風10号」で多度津まで
多度津で松山行き特急「しおかぜ9号」に乗り換えである




多度津駅の風景
おっちゃんとJR列車

14時12分松山駅着
雨がぽつりぽつり
駅前から市電に乗る
松山の路面市電はぼっちゃん列車(300円)でも有名だが
全線150円で乗れる しかも7~8分おきに来る

今回の2番目の目的温泉道後温泉まで約20分である
全国屈指の古代からの名泉である



今夜は創業380年(寛永年間)の伝統をもつ旅館「ふなや」をめざす






「ふなや」は温泉駅から歩いて4~5分ほどのところ



1人ではもったいないような部屋
窓の外は温泉街 左隣の黒い屋根は「正岡子規記念館」
右の木々は旅館の広大な庭園

時間も早いので雨の無い時に街の散策
と言うより「道後温泉本館」に入ってみたい
宿から歩いて5~6分のところに本館がある




明治27年にできた建物は国の重要文化財
館の前は観光客でいっぱい
写真だけの観光の人 風呂に入る人 
左下の赤いザックの人はオランダから来たという お遍路さん
 
風呂は1階の「神の湯」に入浴だけ 400円
2階の「霊の湯」とお茶とぼっちゃん団子と大部屋休憩室60分で1200円
3階の個室の休憩室とお茶と団子と温泉で1500円
とりあえず400円でまず風呂に入る

「神の湯」は2ヶあって「東の湯」と「西の湯」
どちらもほとんどおなじ造り
両方自由に入れる
お湯は無色無臭透明 43℃くらいで少し熱め
地元の人や観光客でいっぱい
写真はパンフレットから



空腹と熱さですこしふらついてきた
水を思い切りのんでなんとかもどった
明日は 3階にいくつもりである




18時の食事まで少し時間があるので周囲の散策




「ふなや」の庭
まもなく自然孵化と人口孵化合わせての蛍まつりが開催されるとか
街は思ったより範囲が狭く 温泉館も数が少ない

宿に帰り風呂に向かう
大浴場は広くて美しい






無色無臭のナトリウム泉
本館と同じ それもそのはず本館から引いているとか
ただ本館より少し温度が低いとおもったら
ちゃんと案内文があった
加水しないで熱交換器で温度調整しているのだ

このお風呂広いからまったくのぼせない
横に小さな露天風呂があったがまったく必要なかった
本当にすばらしい

さて食事







「車海老のニューバーグ風」を選んだ
ソースが滅茶苦茶美味だった

ビールと宿特製ワインでもうめろめろ朝までぐっすり
しかしこの宿 おもてなしは完璧だ

枕元にある懐中電灯





部屋は完璧に清潔感がある

朝ドアの下に「日経新聞」が入っていた



日経の地方版に「外人用の大型浴衣を作ってそれを着て街を歩いてもらおう
それもみやげでもって帰ってもらう」なんて載っていた

今日は60~80%で雨の予報がなんと薄日がさし
ところどころ青空
松山城観光をあきらめて宿でゆっくり時間を取ろうと思ったが
予定通り早めに朝風呂に入り
朝食



精算を終え宿に荷物を預かって貰って
再度道後温泉本館に行く

今度は3階の80分滞在できる1500円のバージョン
個室は10数部屋しかないので休日などはまず取れない
平日でも15時以降はなかなか難しいという



4畳半ほどの小さい部屋
ここで浴衣に着替える
お風呂は2階の「霊の湯」と1階の「神の湯」どれでも入れる


(パンフレットより)
風呂の構造 湯の内容は同じ

三箇所めぐってもうふらふら
部屋でお茶と坊ちゃん団子をいただく



服に着替えて帰ろうとすると従業員が館内をご案内しますという

夏目漱石がよくきたという部屋が3階の端にある



そして圧巻は1階にある「又新殿」
明治32年にできた日本で唯一の皇室専用浴室
大正天皇が1回 昭和天皇が2回来られたそうだ


(パンフレットより)
写真は禁止なので残念だが
「神の湯」から5mほど離れた場所に天皇が入った風呂とトイレと
玉座があった
警護上風呂 トイレはパンフにも載っていない
風呂は最高級の御影石で「霊の湯」と同じ構造で小さくしたもの
トイレは畳半畳くらいの大きさで畳の真ん中を切ってあり和式
深さは1mほどあり下は砂の入った引き出しの様なものがあり
用を足されると 引き出しを便器を引き出してその日の健康状態を
チェックできるようになっている
現在でどのようになっているかは不明だが
京都の宮内庁関係の遺跡は多く見るが
こんな施設は初めてで感動した

40歳代の係りの女性と話しこんでしまって
最近では皇太子殿下が道後に来られましたという
どこに泊まられるのですかと聞くと
皇室関係者の宿泊は昔から全て「ふなや」という
ええー びっくりした
8階に皇室専用の部屋や施設があるという
ええーびっくりした
 皇室御用達とは知らなかった

女性も興奮したように「去年「道後温泉本館」の忘年会で
はじめて「ふなや」で食事とお風呂に入ったんです」
という
「ふなや」は地元でもあこがれの宿なんだ

次に「正岡子規記念館」にいく
知らなかったが子規と夏目漱石は
「愚陀佛庵」というところで52日間一緒に生活をしていたんだ
漱石は子規から俳句を教わっていたんだ





(余談)大街道の近くの「萬翠荘」にある喫茶「あい」の前
この2人に話しかけようと思ったが
ちょっと怖かった

「ふなや」に戻り荷物を受け取り
また市電で「大街道(おおかいどう)」まで行く
そこから歩いて7~8分のところに松山城に登るロープウエイとリフト乗り場がある
荷物はロッカーに預ける

雨がないのでリフトにのる
向うから「ご挨拶」が乗ってきた



天守閣まで結構遠い
汗が出るが風が心地よい





天守閣からの眺めもすばらしい



城内の休憩所でゆずソフトを食べた



座って食べていると雀の一家に囲まれた



おっちゃんの食べこぼしを狙っているんだ
コーンの殆どが雀の晩飯になった

雀と戯れて気持ち良く下山した
帰りは15時35分発伊予鉄道高速バスで京都駅21時着

日本の温泉は最高!!