番外 仮想温泉巡り 酸ヶ湯温泉・大鰐温泉・日景温泉・ほっとゆだ・秋の宮温泉・泥湯温泉
・あつみ温泉・白布温泉・赤湯温泉

この項は全て仮想である
2022年9月5日から巡る予定だったが天候・交通事情・体調・コロナ状況等を鑑み
懊悩の末全てキャンセルとし幻の温泉巡りとなった
計画すること2年
断腸の思いで手配済の各宿・飛行機を取り消した

以下はその『行脚予定表と集めた資料』を記録として掲載する



8月中~末 東北地方は記録的な局地の大雨で各地の川が氾濫・崖崩れが頻発する
今回の温泉巡りのコースが真面にその被害地となった
以下は全てNETでの資料である


奥羽本線(秋田~青森間)や米坂線(坂町~米沢間)などは線路の土台が流され長期間の修復作業を余儀なくされた
代替えバスが出るも本数が少なく予約の旅館にたどり着けない所や夜間遅くになる所などが生出

1日目

伊丹空港から青森空港 空港から青森駅までバスで行く 
 青森駅から八甲田山経由十和田湖行のJRバス(このバスは往復1日2本しかない)で
八甲田山ロープウエー駅で降りる 天気が良いことを前提に山上までロープウエイで上がりそこから酸ヶ湯温泉まで
毛無岱等を経て約6kmの道を下山する予定(天気が悪ければバスを降りないで酸ヶ湯温泉直行)

             青森駅前バス停                              ロープウエー麓駅

当初は酸ヶ湯の隣 城ヶ倉温泉ホテルを予約していたが酸ヶ湯から再び歩くのが不安で酸ヶ湯(すかゆ)温泉に変更した
酸ヶ湯は よくその降雪量が話題になる場所
八甲田山は映画やドラマにもある明治37年の日本陸軍雪中行進遭難の場でもある(211名中199名死亡)
9月といえども1200~300mの高さである 道の迷いは許されない
大雨になればとても歩けないだろう 雨なら宿に荷物を置いて温泉地の登山口から1~2kmほど登るつもりだった


酸ヶ湯温泉には「温泉紀行その16」掲載の様に1度立ち寄り湯で来ている 千人風呂と言われる大きな混浴の浴場がある
宿の周辺は硫黄臭がきつい

NETより

2日目

十和田湖から八甲田山経由青森行のバスは午前中は無い
宿の送迎車のみが頼りである(予約時に8時50分発の送迎バスを申し込む)
青森駅から奥羽線で弘前から大鰐温泉駅まで行く
この線は8月20日くらいまで不通だった(弘前~新青森間は代替えバス)
「温泉紀行その25」では弘前から岩木山の麓「嶽温泉」で1泊している
今回は奥羽線を大鰐温泉まで行く
平川に沿って15分程に大鰐温泉街がある
予定では「不二やホテル」など数軒の立ち寄り湯に入湯


「不二やホテル」NETより
秋田県との境に陣場駅がある
陣場駅15時17分着に合わせて宿の送迎バスが来ている
この近辺は津軽湯の沢を中心に多くの温泉がある
松田先生『秋田と青森の県境には、極上の源泉を持つ小さな温泉が点在する。
古遠部・湯の沢・矢立そしてこの日景。一軒宿、日景は自由民権運動にもかかわった秋田の名士
日景弁吉によって明治26年(1893)に創業された。
矢立峠から3kmの山懐に濃い硫黄臭を漂わせる一帯は、半世紀前にかかれた「温泉案内」にかかれたままの
樹齢300年を越える秋田杉に囲まれ静寂そのものだ』とある


3日目
さて問題はこれから先である

奥羽本線大館駅から鷹ノ巣迄は不通になりバスの代替えである
当初予定の陣場駅8時26分の列車があれば問題なく程よい時間帯に秋田・横田から次の目的地「ほっとゆだ」に行けるのだが
大館から代替えバスに乗る為には陣場を7:15分か9:30分の列車に乗るしかない
➀宿と交渉して7時15分なら朝食を抜いて駅まで送ってもらう
②9:30なら宿でゆっくり出来るが秋田からほっとゆだの列車が少なく宿には18時を過ぎる
どちらにしても横手からの北上線の列車は少ない
横手では1~2時間の待時間があるので駅から徒歩15分に「かまくら館」とその奥に横手城趾がある
というので歩く
かまくら館では室温を零下にして年中かまくらを体験できるとある
横手城までは時間的に歩いては無理かも
ほっとゆだ駅から宿までは今年4月までは乗り合いバスが有ったが廃止になり
今は横手市が協力して乗合タクシーが出ているようだ
15分ほどだから普通タクシー料金2000円位だが200円となっている
しかし果たして現地で上手く乗れるのだろうか


予約宿は湯田温泉峡(湯川・岩手湯本・巣郷・湯田薬師・川尻・大沓・槻沢の7湯)の中の湯川温泉「高繁旅館」


4日目

北上線をもう一度横手までもどり
奥羽本線に乗り換え湯沢駅まで行く
以前「温泉紀行その22」大湯温泉に行っている
実は湯沢温泉は駅から駒ヶ岳に向かって多くの温泉地があることを後に知った
前回泊まったところは一番奥でその手前に小安峡があり多くの温泉があり
少し離れて泥湯温泉や秋の宮温泉 その間に東北3大地獄(恐山・玉川・河原毛)と言われる
河原毛地獄や温泉滝がある
前回は秋の宮温泉の予約に失敗して大湯温泉に泊まった
今回は早くから泥湯温泉と秋の宮温泉鷹の湯旅館を予約した
鷹の湯旅館は何度か電話して頼み込んだ
なんでも最近温泉の温度が下がってきて大雨の時は温度が上がらないので受け入れ中止
の時もあるという
それでもいいですよと言って予約した所だ
湯船の横が川面なので仕方がない 今回の大雨でどうなっているのだろう


5日目

宿前から8時15分のバスで河原毛地獄前まで行く

ガスの多い時や大雨の時は通行止めも

河原毛から3~40分の川に下ったところにある大滝は1km上流の温泉が混ざって9月中頃まで入浴可
ただこの地は大雪地帯で11月から5月末まで通行禁止で
今回もこの滝湯の為ギリギリのところをを狙って予約していた

河原毛前から次のバスで今夜の宿泥湯を通り過ぎ小安峡まで行く
前回もこの前まで来たのに小安峡に立ち寄らなかった
何故この近辺を廻らなかったのだろう
それは交通事情である
この近辺のバスは11月から6月まで運行が無い
動き出しても本数が少なく1ヵ所で降りると次への移動手段が無い
又土地の気風かどの宿も朴訥した生真面目さで商売気が無い
来るならご勝手にどうぞという感じ
人々の対応は秋田湯沢出身の菅元総理大臣を想像してほしい

小安峡には数軒の温泉宿がある
紅葉を見るには自家用車かタクシーに乗るしかない
駅まで送迎してくれる宿もあるが
小安峡と泥湯と河原毛と秋の宮を結ぶ交通がないのである 残念!
小安峡から泥湯温泉「奥山旅館」までバスに乗る
この温泉宿も一人旅の客は1日1室しかあてがわれていないのでこの宿に合わせて全体の旅の行程を
決めなければならない
以前はもう1軒あったが火事で今はここ1軒である


6日目

泥湯温泉から湯沢駅行のバスは11時しか無い
湯沢から新庄・余目(陸羽西線経由で鶴岡を越えてあつみ温泉駅まで行く
途中新庄~余目間はトンネル工事の為2024年までバス代行である
あつみ温泉街までは駅から徒歩20分
駅前からのバスは殆どない 歩くかタクシー それほどに歩きの人が来ないのだ 車か団体である
この温泉街はコロナ対策が徹底していて数年前から宿はすべて立ち寄り湯中止
共同浴場も地元の人以外は禁止
つい最近1~2箇所の共同風呂が解禁されたとか
それで兎に角行くだけ行ってみる
最近全国でも有名な「萬國屋」が破産し金沢の同業者が継続するとか
どこも大変なんだ
現在共同湯も 湯之里公浴場(里の湯)など数軒が解禁されてるという


共同温泉「正面湯」
JRあつみ駅から鶴岡駅まで30分 鶴岡駅前のホテルに泊まる

7日目

鶴岡の目的は出羽三山である
三山は巡れないが羽黒三山神社に行く
ホテルに荷物を預かってもらって 駅前から7時50分のバスで山頂まで行く
山頂の羽黒山三神社に参ると月山・湯殿山も合わせて参れると言う

そこから隋神門まで下ってバスで鶴岡駅まで戻る
鶴岡から坂町経由で米沢まで行く予定だが 大雨で坂町~米沢間が普通で代替えバスである

これでは宿には18時以降しか着かない
もう一度余目・新庄・山形・米沢(新庄から米沢まで新幹線)も考えたがやはり18時以降になる
最後まで宿が決まらなかった白布温泉
1軒は断られた16時以降のバス客はお断り
2軒は1人旅はお断り
残ったのは白布温泉「中屋別館」
温泉案内によると『信夫高湯、最上高湯、と合わせて奥羽三高湯の一つである。米沢方面からの道路は船坂峠
を越えて白部の地域を過ぎると大樽川の盛隆に沿うて西吾妻山の峰へ分け入る。
ここは海抜850m、前に鬼面川の渓谷を控え、後吾妻山を負い、東西南の三方は杉の森林に囲まれた
爽涼の気自ら湧いている(昭和6年)』
米沢駅からバスで白布温泉まで40分 宿はバス停の近く
白布温泉や高湯は裏磐梯の温泉群だと思う
山を越えると檜原湖である


8日目

米沢駅から2km手前に上杉神社がある
白布温泉からのバスの途中上杉神社前で降りる
松ヶ崎公園(上杉城址)の一角にある神社
神社由緒に『天正6(1578)年3月13日 戦国の名将上杉謙信公が越後の春日山城に49歳で急逝された時 その遺骸を城中不識庵
に仏式を似て鎮祭されたのであるが 2代景勝公が会津を経て米沢に移封されるに当たり 祠堂を米沢城内に移して仏祭を厳修されてきた。
明治の世を迎え祠堂のまま神祭に改め 米沢藩中興の名君鷹山公を合祀して上杉神社と称し県社に列し・・・』とある

駅まで2.2km歩く
米沢から3つ先の赤湯駅に行く
赤湯温泉街は駅から徒歩20分タクシーで5分
上杉家の別荘「御殿守」に立ち寄りたいが当面出来ないそうだ


15~6軒の宿や共同浴場もあるので3時間ほど滞在
赤湯から山形駅に行き駅から山形空港まで行き伊丹に帰る

今年はもうこの地域は公共交通を使って行くのは難しい
来年もし行けるようなら
雪が解けてバスが動き出し気候も平穏な5月末を見据えてより琢磨したスケジュールを完成し
生存許されて居れば再度挑戦してみたい

いい夢の旅でした