その14 玉造温泉・海潮温泉・出雲湯村温泉・温泉津温泉・有福温泉

1日目
出雲地方の温泉巡りに出る。
バスの予約を忘れていて2週間ほど前にネットでみると 予定の夜行バスが満席
今時そんなことがあるのかなと思いつつ 仕方がないので昼間の11時50分梅田発
松江行き ついでに松江発梅田行の往復割引乗車を予約した
阪急梅田のバスセンターに着くとなるほど この日の夜行は満席 しかも高知とか他の夜行便も満席が多い
かつては価格の安さで学生など若者が多かったが 最近はバスの設備がよくなって
ほとんどが横3列で前後も結構広く背中を倒しても圧迫感は無い
座席指定で乗り換えなく目的地に着くということか年配者も多い
特に日本海側路線はどれも混んでいる


バスはJR中国バス 出雲・松江行き
客は20人ほどの老若男女である
16時30分にJR松江駅着
駅前に観光案内所があったので入る 「明日松江城とお堀遊覧に行きたいのですが船はどこで乗ればいいでしょうか」と聞く。
「個人的には9時に朝1番の舟が出ますので松江駅8時40分のバスにのって大手門前の次の「堀川乗船場」から船に乗れば
町の観光案内が聞けますので
それからお城に行かれた方がいいと思いますが」とかわいい女性の説明を受ける。
隣の案内嬢のおばさんは中国語で案内している こんな人を配置するほど中国人が多いんだ
とりあえず今日の宿泊ホテルの
駅から徒歩30秒という謳い文句の「サウナホテル」に向かう
あるある ほんまに駅の真裏にでかでかと



不動産屋の2階に上がるとホテルの部屋が並んでいるが フロントが無い
うろうろして探すも見つからない
そのうち女学生風の1人旅客がキーを手にぶらさげてきたので フロントの場所を尋ねると
斜め向かいの焼鳥屋の2階ですという
看板も何もないのでわからんはず
フロントで名前を告げると ポイント400付いて400円引きですと言われ
さらに安くなった。朝食付き・風呂付でな~ 3400円
フロントの横が食堂 朝6時から出来る(味噌汁・卵・魚など結構充実していた)
3階がサウナ・浴場で24時間無料
お金を払い キーを受け取って向かいの寝室に戻る
部屋の鉄ドアに22~29とルームナンバーが書いてある
28番が無いので又うろうろ おもむろに鉄ドアを開けるとさらに小部屋が並んでいる
やっと今日の宿泊部屋の28番を見つけた
トイレや洗面は共同

今大阪で外国旅行者に大人気のカプセルホテルと思えばもう少しましかな
鉄ドアが2重なので携帯・タブレットは使えなかった
ドアの開閉の音が大きく他の部屋の音がガンガン伝わる
温泉旅行に来ていきなりサウナも面白くないので今日はお風呂は無し
荷物を置いて駅構内の食堂街で晩飯と生ビール
とりあえず「お休み」やす
2日目
朝食も済まし 駅の反対側のバス乗り場に向かう
JR松江駅前のバス乗り場は1~9番まであり ここから四方八方出たり入ったり
バスの発着が絶え間ない 列車駅というよりバスターミナル

その中の7番乗り場からでる「レイクライン」は観光地循環バス。
どれだけ乗っても1回200円
1日乗車券で500円
15分で堀川船乗り場に着く
9時の船がすぐに出た 約45分 1020円


一艘で10名 暖かいコタツに足を入れる
この船の屋根が低い橋を通過するときに下げるらしく
その時の為の練習をする
きれいなお姉さん(竹田さん)の歌と案内で天気も景色も最高
上の写真をクリック(youtubeにつながります 最初ボリュームを調整してください)

最後に城の姿が見える
素晴らしい船旅でした
降りるとすぐに国宝松江城につながる



(写真クリックで動画になります)
城から小泉八雲記念館・八雲旧居・武家屋敷などがある地域まで歩く




落ち着いた清閑な街並みである
そこから例のレイクラインで町の案内を聞きながら一周して松江駅にもどる
途中「しんじ湖温泉」で降りる

一畑電鉄の「しんじ湖温泉駅」
ここから出雲大社にいける
宍道湖としんじ湖温泉
レイクラインは20分ごとに来る
上の写真をクリックしてくださいyoutubeでみれます
松江駅に戻ると隣のバス停から20分程の「玉造温泉」に向かう
昼間とあってさすがの温泉町も閑散としている
この長楽園の立ち寄り湯に来たが 立ち寄りは不可だった


近くにある「ホテル玉泉」に行く 立ち寄りOKだったが入浴料が1600円と相場の倍
この設備なら仕方がないかな
広い風呂には誰もいない 独り占めだった





とりあえず旅の目的の1つを果たした
長バスと狭部屋から解放され一息つく。
バスで松江駅にもどり
隣のバス停から「雲南市大東町」行約40分 今夜の宿泊温泉「海潮温泉(うしお)」に行く
川沿いのひっそりとした温泉地
かつては3~4軒あったようだが 今は「海潮荘」と町営「桂荘」だけのようだ



食事までの時間 光があるうちに周辺散策
宿は清流に沿って建っている




食事前に風呂だ 風呂






吹き出しは42.5℃ 湯舟は42.4℃と書いてある
ということは お湯の元がここだと言うことである
そういえば 底の岩の割れ目から時折ぼこぼこと泡が出て湯が湧きあがる
なんとこんなこんな素晴らしい湯もあるもんだ
この旅館の風呂は露天しかない
露天の一部に部屋風屋根があり下はつながっている
あまりの良さに何度も入った
こんな不便な寂しい場所に平日というのに20名ほどが泊まっている
風呂から上がって浴衣を着ていると頭の禿げた人の好さそうなおじさんが2人
入ってきた 「今晩は」と愛想よく言ってくれた
「今晩は」と答える
2人は裸になり始めた そして会話をした
なんと中国語を話し出す。
日本人もほとんど知らないと思われるこんなところに
食事まで我慢できず部屋でスーパーを







もうお腹いっぱい
デザートが来ますのでというがもう入らないと言うと
後でお部屋に持って上がりますという
持ってきてくれたのがこれ

イチゴ・柿・ラフランス・グレープフルーツ・りんご
極楽じゃ もう寝る
3日目
朝の風呂も最高である
朝食がすすむ




シジミ汁が旨い
朝のデザートもフルーツがいっぱい
スイカ・パイナップル・梨・干し柿
この旅館
フルーツ天国やんか
朝9時 旅館にタクシーを呼んでもらった
車で10分のところにJR木次線(きすき)の大東駅がある
そこから木次まで行きたいのだがバスの時間と列車の時間がどうしても会わない
このJR線は廃線候補になっていて本数も1日3本くらい
愛想のいいタクシーの運転手さんと会話
「本当にいい湯でした」「来られたお客さんは皆そういわれますね」
「昨日玉造 今から湯村に行くのですが」「そりゃここの温泉が一番ですよ 源泉そのものですから」
「6月に来てください ここは蛍で有名なんです」
という




わずか2駅だが これをつなげていくのはなかなか難しい
TVの番組で「路線バスを乗り継ぐ」というのがあるがまさにその感じ


こんな列車も止まっていた
後日NETで調べたらトロッコ列車「おろち号」というらしい
確かにトロッコと言われれば2両目は窓が無いな

列車の本数にもかかわらず駅舎はりっぱ
しかも駅前には大きなスーパーが

駅のコインロッカーにバックパックを預けるために所在を問うと
無いと言う 怪訝な顔をしていると奥からもう一人の駅員が出てきて
前のスーパーの中にロッカーがありますと言う
我が町のスーパーよりりっぱ
ロッカーは100円入れて 鍵をはずせば100円戻る 早い話無料
ラッキー!!
さてここから先 出雲湯村温泉までの交通は 時刻表にも出ていない
交通手段はタクシーのみ
来るのを諦めていた
そうだ! 雲南市のホームページを見た
あるある 「市民バス」である
このバスも1日3本ほど
このバスに合わせるためのタクシーと列車だった
45分ほど待つとバスが来た


客はおばあさん1人
乗ると運転手さんが「どちらまで」と聞く
「湯村温泉」と言う 「湯の上館ですか清嵐荘ですか」と訊かれる
「いや わかりません 湯村温泉です」と言う
バスは他にだれも乗り降りすることもなく走る
とある所にバスが止まり「お客さんここが湯村です」という
慌てて降りようとする
「いくらですか」とお金を見せても反応が無い
「いくらですか」ともう一度きくと 驚いたように「140円です」という
町の人は無料なんだろうか
お金のことは全く頭になかったようだ
それにしてもタクシー10分乗って1750円
このバス40分で140円
たぶん税金が入っているんだろうな 雲南市の皆様すみません
本当に奥出雲に来た感
川(斐伊川上流)沿いの一番奥の白いのが発電所
その手前が「湯の上館」だという(簾がかかっているのが露天)

宿の前が立ち寄り湯350円の浴場

風呂に入る前に川筋の散策
河原にかつて露天風呂として使われたのだろう
ここでは丸見えやな
土曜日とあってか車客が結構多い
浴槽の写真は撮れなかった(下3枚はネットから)


雨がしょぼしょぼ降っている
上の写真は網戸越しに撮る
少し熱めなので雨のしょぼしょぼ感と川の音(斐伊川)とが合って良い
温泉から出てなにか飲み物をとさがすが
木次牛乳(きすきと読む)しか売っていない
さて 帰りのバスは3時間半後である それのみである
川向にある国民宿舎「清嵐荘」で残り2時間を過ごそう

お風呂300円

やはり人が多くて写真は撮れない
上1枚はネットでの露天写真
出たり入ったり 足もむくみそう
畳の休憩所がある
もう体中火照り火照り でもここでビールを飲むと寝てしまいそうなので

ノンアルコールにした
こんな時はなんでも旨い!
何とか似非ビールと畳の間で3時間半をもたせた
「道に出てラーメン屋さんの前で待ってください」と降りる時にバスの運転手さんに言われていた
雨がしょぼしょぼ降る中 天使のようなバスが来た
客はおばあさん1人だった
バスの運転手さんは同じ「中村薫」さんだった
もう行先を言わなくても阿吽の仲?
木次駅での列車乗り継ぎは8分しかない
いそいでスーパーに行きロッカーからバックを取り出し
駅に走る(100円取るのを忘れかけた)
「宍道」行の列車はここが始発なのでホームにすでにスタンバイしている
ここらの列車は電車では無くガソリン車 しかも1輌なので線路に走るバスである
ただ汽笛だけはその名残を残している
約40分で終点「宍道」に着く同時に反対側のホームに松江方面から来た
山陰線の列車が入る
ここで乗り換え今日の宿泊地「温泉津(ゆのつ)」まで行く
雨空の中に鉛のような日本海が所々見え隠れする
宍道15:41分発 温泉津17:19分着
この雨空のこの時期17時はもう真っ暗
駅前には数台のタクシーと一台のどこか旅館の迎えのマイクロバスが1台
止まっている
電話では15分ほどですと言われていたので歩く
ところがなんか行き先が怪しい
電気の点いている民家で尋ねる「長命館はどこですか」
「歩いて行くんか」と怪訝そうに言う「はい」
「この先の阪の上のトンネルをぬけて右に折れてそこでもう一回聞いてくれ」という
ええ!トンネルなんてあるの!聞いてないよ!

真っ暗闇の向こうに黄色い照明のトンネルが見えて来た
長くて薄暗かったらもう駅に戻ってタクシーにしようと思っていたら
案外短くて明るい 車も通らない
トンネルを出ると丘の中腹になにか薄くぼんやりと看板が見える
「長命館」と書いてある。
間違いではなさそうだ もう汗びっしょり
そこでもう一回聞いてくれと言っても誰が居るんじゃい
行くしかない
なんとか人家のあるところまで来た
その先に温泉町のような明かりが見えて来た


やっと「長命館」にたどりついた
おかみさんが「キャンセルになったと思った」という
汗びっしょりのまま「いやあ~なんども聞きながらトンネルを越えてきました」
「ああ あの道を教えられたの 駅前にマイクロバスに乗れば5分なのに」
という それなら電話した時(ここは電話でしか受け付けない)に一言いってくれよ
ここの食事は夕食は18時 朝は7時半と決まっている
もう18時前
兎に角一風呂浴びてそのまま食堂に来てくださいと言うので
部屋に案内されすぐに浴衣に着替え「入浴券」をもらって
宿の前にある「元湯」に行く

ところがところがである さっと一風呂と言うわけにはいかなかった


(長命館元湯ネットより)
懸け湯をしたら飛び上がった
なんと熱い!
浴槽は2つ有って 「あつい湯」「ぬるい湯」と書いてある
温度計を見ると44℃
熱い方は45℃ どっちにしても熱い
一度入りかけたが足が痛い
それを見ていた地元のおじいさんが
「あんた そりゃ無理だよ 桶で何杯も湯をかぶるんじゃ」
と教えてくれた
何十杯も全身にかけるが飛び上がるほど熱い
「押すなよ!押すなよ!」の世界である
しかしなんとかチャレンジと胸までつかったが足の先がじんじんしてくる
30秒も無理
注意書きには2分迄と書いてある
この叔父さんたちは2分以上入ってるよ
しかし隣の45℃に入る人はさすがにいなかった
もう体中が茹蛸のように真っ赤 出てくる人全員真っ赤
よけい汗だくで食堂に行く もうパニック状態
おかみさんが「今晩8時から近くの神社で『石見神楽』があるんです 600円いりますが
いかれますか」という
この状況で断れない
神楽を見るのにここでビールをのんだらやばい
「すみません お茶ください」
カメラも何もない 家庭料理に新鮮なお刺身が付いていました
宿は築100年の3階建て
風呂は宿の前 トイレ洗面は共同
テレビ無し
世界中何百軒もホテルや旅館に泊まったがテレビの無い宿は初めてである
あの3400円のサウナホテルも キューバのホテルも ゴビ砂漠のホテルにも
テレビはあった





食後いつもならテレビを見ながら酔い冷ましをして又風呂に行くところ
食後又服に着かえて町をぶらつく
温泉街を12~3分突っ切ると港に着く
狭い湾のようである
引き返し 先に通り過ぎた神社に行く
「神楽」は8時から まだ30分ある
3~4人の人が来ていた
「テレビも無いし おかみさんとも約束したし 人もあまり来ないだろうけど 巫女さんのお踊りでも見ようか」という思いだった
雨がぱらぱらしてきた しまった傘を忘れた
8時になってやっと神社に上げてくれた
その頃には20~30人の人
「出来るだけ前に詰めてください」と何度もせかされる
前から2番目だった


開催の挨拶と笛太鼓が始まった
その頃には立ち見が出るほどいっぱいの人
演目は「天神」「恵比寿」「大蛇(おろち)」
3目を1時間少しに縮めたらしい
「天神」上の写真をクリックでyoutube(音を調整してください)

「恵比寿」上の写真をクリックtoutubeにいきます
上の写真をクリックしてくださいyoutubeに行きます
首を落とし客席に投げる
客は吃驚
大蛇が客席に降りてきて客を飲み込む
前列にいた者は大蛇に飲まれ写真が撮れない
顔は和紙で出来ているらしい

打ち取られた雁首が並べられる

100人近くいたのではないか
皆感動で満足の様
勝手に想像した神楽とは全く違った
「出雲神楽」はアメリカやヨーロッパでも公演されていて好評だそうだ
おかみさんにいいものを紹介してもらった
「感動しました」とお礼を言った
お風呂は夜8時まで 朝は6時から
寝るしかないね
4日目
朝一番でお風呂に出る
隣を覗くと「薬師湯」がある
350円で入れる共同風呂である
「元湯」に入る前に入ってみる


(上の写真はネットより)
朝6時でも多くの人がいた
お湯はたぶん43℃を少し下ぐらいだろう
勿論熱いが我慢すれば2分は入れそうだ
その後すぐに「元湯」に来た
やはり熱さが違う
地元の常連らしき人達が5~6人いた
20代の青年が入ってきた 初めてらしい
おじさんたちに「全身何杯も湯をかぶりなさい」と同じことを教えられていた
それでも入れない様子
「前の薬師湯も熱いですか」と青年が訊く
「ああ あれはぬるい ここからの湯が向こうに行ってるんだ
ここの湯はこの湯口から直接ここに溜まっているから熱さが違うんだ」
と彼らは「薬師湯」を問題にしていなかった
この熱さはそういえば台北の北投温泉だったか 台湾の人達は平気で入っていた
もう2回で十分だ

「長命館」の3階建てはこうなってるんだ
7時半の朝食後 駅までのマイクロバスを待ってJR温泉津駅に向かう

列車は松江方面に戻って「大田(おおだ)」に向かう
世界遺産石見銀山に行く
駅前からバスで30分大森バス停で降りる
ここから龍願寺間歩まで歩いて40分











銀溶練所跡




上の写真をクリックしてくださいyoutubeに行きます
龍源寺間歩は銀山で唯一一般公開されているもの
他は危険を伴うので必ず専門の案内人を伴わないといけない
ので事前の申し込みが必要なようだ
何故こんなところに銀があることがわかったんだろう
銀山よりこの近辺ののどかな風景に魅了された
帰りは足も軽い 予定より早かったので大森バス停のもう一つ下の代官所跡まで歩く
街並みが素敵だ









全体が映画セットのようだが
これは本物の郵便局(上の写真)
下はお宿







バス待ちに飲んだカプチーノ
バスで30分大田駅にもどる



大田駅から特急「まつかぜ」で浜田市まで行く
この列車に乗らないと今日の宿に行くバスに乗れない

直津の駅に止まっていた
トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)
走る豪華ホテル列車
2017年春から運転開始で今試運転中だとか
ミサイルとか鉄人28号のようなデザイン
(右の写真ははネットから)
特別「鉄ちゃん」ではないが かっこいいなと思う

JR浜田駅

駅前に昨日の「神楽」のディスプレイ
この旅の最終の宿泊温泉は「有福温泉」
古くからの温泉地
ここへ行くバスの本数が又少ない 2~3時間に一本
有福はJR浜田とJR江津の中間にある
どっちからも30分ほどである
バスを待っている同年輩の女性がベンチに座っている
「この辺は雪が深いですか」と声を掛ける
「そうでもないです雪が多いのは出雲くらいまでですよ」
「昨日温泉津の神社で有福のグループの神楽を見て感動しました」
「そうですね この辺には多くのグループがあって祭りなどには必ず催されます
子供の頃から見ていますよ」
「駅前の神楽のタワーは15時にあの神楽囃子が流れるんです」
「ええ!バスの発車は15時ですね」
と話しているとバスは来た
乗客は我々の2人だった
バスで囃子の話をしていると運転手も少し待ってくれた
「ああ あのお囃子ですね」とうなずく
バスは1分遅れで発車した
女性が降りる時「いい旅を」と声をかけてくれた
すごく人里離れた所にバスは走る
終点の有福温泉である 勿論降りる客は1人


有福温泉街には3軒の外湯がある
どれか1軒でも宿に入る前に入ろうと回ったが荷物が大きすぎて
どにもならない
もう面倒くさくなってやめた

ここが昨夜の「有福神楽保持者会」の本拠地
バスの女性の話では彼らは普段は別の仕事をしているようだ
あの衣装やら小道具を維持するのに有料となっている
この建物も宝くじの収益金で建てたと記されていた
今日の宿泊旅館は温泉街と反対の山の中
バス停から歩いて15分
旅館「ぬしや」
250年の老舗 7年前にこの地に移設したとご主人が話す




落ち着いた雰囲気で高級感を表している



広い敷地を使い別荘風になっている
風呂も廊下をつたって外湯感覚
大風呂と露天と家族風呂がある
家族風呂は空いておれば いつでも入れる


家族風呂が空いていたので取りあえず檜風呂に入る
噴き出しは32℃くらいというから加温しているんだろう
温泉津に刺激を受けたのかすごくぬるく感じる
大風呂と露天に行く



廊下に飾っている額
有馬温泉の「御所坊」にもあったな
対局はいい旅館を選ぶんだ
食事の時間まで1時間ある 当然部屋で飲むしかない
食堂は古民家を移築したとか
食前酒とサービスの地酒でもう十分




もう湯も酒も料理も満腹
5日目

朝6時から湯に入れる
家族風呂の「石風呂」にきた
のんびりしますな~

朝食もしっかりいただいて
9時のバスで江津に出る
JR江津駅から快速アクアライナーで松江までもどる

今回の旅でこの「神楽」が一番印象に残った
松江駅前から梅田までのバス
来るときは見えなかった大山(だいせん)がさよならと言ってくれている
了