銅鐸出土地を巡る
今回は北井利幸先生のご案内で銅鐸出土地巡り
ということで近鉄御所駅10時集合
今回は近鉄御所駅→鴨山口人神社→名柄銅鐸出土地→鴨都波遺跡(鴨都波神社)→近鉄御所駅
約8km
少し傾斜があるがほどよい距離の運動コース しかし葛城山下ろしの寒風がきびしい
「奈良県内から出土した あるいは出土したと伝えられる銅鐸は29件 31点ある
その多くが奈良盆地に集中 ただし盆地中心部ではなく盆地縁辺部の山麓部分に偏る」北井先生
「櫛羅(くじら)銅鐸出土地点」
昭和25年に鴨山口神社東方から出土


高さ40cm 鐸身中央部に横帯文が描かれていたという
出土後近くの学校に保存されいたが火事に遭いそのご所在不明
今日の道は葛城山の麓につらなる「葛城の道」
この地は葛城氏(かむらぎ)や鴨氏の発祥地
京都の上賀茂・下賀茂はこの地からの説が有力


町並も落ち着いた堂々とした建ち住まい



樹齢1200年のイチョウ
この神社も葛城系の雄略天皇が絡む
「名柄銅鐸出土地点」

小学校の校庭の隅に立てられた案内板
古墳のような遺跡はなにもない ここで銅鐸が見つかったという話

大正7年 溜池工事中の出土
高さ23cm 重量794g 流水文や二区横帯文が書かれている

左端は同時に出土した多紐細文鏡で朝鮮半島からきている
どちらも現在東京国立博物館にある

銅鐸は日本全体では約500個見つかっている
兵庫56点島根54徳島42滋賀41和歌山41など
おそらく鈴や鐘のように音を出す物だと思われるが
では何に使ったのだろうか
そういえば何年か前に行った滋賀の野洲市の銅鐸博物館は圧巻だった
ピカピカのレプリカから柔らかいいい音が聞こえた
大きさも高さ144cm 重さ45kgには驚いた
今日は北井先生が「銅鐸は使うときに埋めてあったところから掘り出して使ったと思われる
どこに埋めるのかはその地域にによって違いがある
居住区からよく見える処 その逆もある
ただ言えるのはかならず住居の周辺である みつかってないものが
まだまだいっぱいあるはずだから 気をつけて歩いてください」
と笑わせていた
銅鐸は銅矛や他の銅器と違って個人所有のものではないということ
すなわち共同体の物である
何故なら他の銅器は個人の墓などに添えられて出てくることが多いが
銅鐸が墓から出てくることはない
駅の近くの鴨都波神社境内で先生の説明をきいてお開きとなる
今年1年ありがとうございました
来年は2月から始まります
了