百四十六段 讃岐を巡る
2024年12月23日(月)~25日(水)
12月21日の誕生日に行きたかったが土・日に当るので避けた
この歳まで生きている自分に褒美と 生かしてくれた全ての人々に感謝の念をもって旅に出た

何故 四国なのかは偶然のこと
ある旅のサイトに「琴平の近くの『湯山荘 阿讃琴南(あさんことなん)』の宿が予約出来ました」
という NETでみると 褒美によさそう
それに連れ 訪ねてみたい所は
➀観音寺市の「寛永通宝」の砂絵
②讃岐うどんを食する
③空海の出生地善通寺参拝
④琴平神宮・奥社参拝
④栗林公園
⑤高松城址
大阪駅周辺には多くの高速バス発着場がある
今回は大阪駅西口(桜橋)のガード下から「FOOT BUS」で高松行 早割で一番安価 往復予約した
1日目
7時15分発は厳しい 家を出る頃はまだ暗くて寒い
寒さしのぎに 大阪中央郵便局が最近「KITTE大阪」という高層ビルに立て替えられたので覗く
バス停の看板はあるが待合所は無い 15名位の老若男女 結構多いんだ

価格の割には3列シートでトイレ付 但し高松直通ではなく5~6ヵ所位に寄っていく
大阪市内の道路渋滞で 予定より20分遅れで高松に着く
高松から観音寺行き(予讃線)のJR快速南風リレー号の乗り継ぎは30分の余裕の予定だったが ぎりぎりでセーフ

名前は快速南風リレー号だが実際は坂出までが快速で あとは宇多津や多度津などで列車待ちや特急通過待ちなど
各駅6~10分停車 そりゃ1時間20分もかかるはずだ
多度津は一度車で来たことがある
50年ほど前 職場に「少林寺拳法部」があって2年ほど入部していたことがある
5~1級までは部内で昇級出来るが 初段からの昇段試験は日本少林寺憲法の本部がある
多度津で筆記・実技などの試験を受けなければならない
5~6人ほどが2台の車に分かれて受けに行った 結果全員が昇段したが 自分だけが落ちたら嫌だなと結構必死だった
列車から見えるかなと思っていたら 山の中腹に本部の塔が見えた

駅前からTAXIに乗る 歩いて20分足らずだが道が不明なのと 14時の列車に乗りたかったのと
砂絵を見晴らせる展望台にはきつい坂があるが 10分足らずで着いた



急な階段を降りて砂絵の横から海岸に行く

砂絵も 横から見れば 直径100m前後の大きな土俵


寒風で長居は出来なかった
帰りは道も判ったので駅まで歩く

公園内に記念館が 大平正芳元総理はここの出身なんだ あ~う~

此の松 大丈夫かな?

観音寺から引き返し 多度津で琴平行きに乗り換える
多度津迄の途中 列車は海の横を走る

JRの列車がこんな海際を走るとは 窓から手を出せば海水が掬えそう
多度津から善通寺までは10分足らず

駅から真っすぐの山際の善通寺まで徒歩18分 宿は「善通寺グランドホテル」





御影堂
空海の生家 佐伯家の邸宅跡に建てられた堂
正月に向けて準備は整っているようである
御影堂の裏側駐車場に「こだわり八輻」という讃岐うどんがある

「従業員急病につき臨時休業」だって
正月前に体休めか
うどん屋はここともう一軒「宮川製麺所」を周る予定だったが ここは残念
寺から製麺所までは結構歩く



車は途切れなく来る




10人も入れば満席
お姉さんが一つ一つ教えてくれる(お姉さんがした方が早いと思うが)
➀割りばしを割る ②4玉迄入る椀と色違いの2玉迄入る椀のどちらかを選ぶ
③うどん玉をザルに入れて約5秒湯がく
④湯切りをして椀に入れる ⑤出汁を好みの量で入れる ⑥卵や天かす・ネギ・唐辛子などのトッピング
じじいは1玉でかけうどん 一番安い210円
正直 讃岐うどんはあまり好みではない まず 出汁が塩気が多く 煮干しの臭いが好きでない
うどんは太くて もちもちが強過ぎて のど越しが悪い
うどんは1位 秋田の稲庭うどん(特に7代目佐藤養助*昨年7代目が亡くなられたとか)
2位 長崎の五島うどん 3位 大阪の
けつねうどん
4位 京都の狸うどん
なんといっても蕎麦・饂飩は のど越しが大事
ホテルまで又15分ほど歩く 入る前にスーパーで泡麦汁と鳥の唐揚げを買ってホテルにチェックイン

駅から遠いこともあってか朝食付きで6400円 大嫌いなAPAホテルの系統だった
APAは鳥小屋のような部屋造りと両隣との壁が薄く 部屋であっても寛げない
いやな予感
シャワーを浴びて泡麦汁と唐揚げを食べて寝る やはり隣の話し声や物音が


幸い 早朝からの歩きと アルコールの御蔭か 知らない間に寝ていた
2日目
朝食は思わぬ充実感

駅まで18分
終点の琴平まで1駅
駅にNETで予約していたタクシーが待っていた

今夜は徳島の県境に近い琴南の宿に泊まるが琴平駅から車で30分
1日1回 送迎がある 15:00 事前予約制
この15時に合わせて 金毘羅さんの本宮から奥社まで1368段
往復2736段と駅と参道口往復30分
5時間はあるとはいえ 不安である 特に登りは少ないに越したことはない
NETで検索すると 一般車は入れない道を地元のタクシーが駅から大門(365段)まで
料金700円 事前予約出来ます とあった
渡りに船 即予約 これが駅待ちしていたタクシの話
客はじじい1人だった 車1台がすれすれの道をくねくねと上がる
降りるときに判ったが 全階段で参道下から大門までの階段が一番きつい
大門から本宮までの420段と奥社までの583段はそれほどきつくない
まだ京都の愛宕山の方がきついいかも

駅から10分足らずで大門まで来た


両側の石板は奥の院まで続いている この石だけでもすごい重量だろうな

若冲もあるんだ 今は公開していなかった 残念


本宮
参道は殆ど中国語(テーマパークに来た時のノリ)が響き渡る


左に讃岐富士
さて一息ついて 奥社に向かう





奥社(厳魂神社)
なんとか来れましたね 過去の過ちや罪を総懺悔 スッキリした

奥社からは瀬戸大橋が望める
上りは肺と心臓との勝負 下りは太腿との勝負
階段下には13時過ぎに降りて来た

饂飩でも食べて 門前町をひやかす


ここは半セルフ トッピングだけセルフ 素うどん(かけ)360円


これは「森の石松」だろうか
テレビの無い子供の頃 楽しみはラジオから聞こえてくる三橋美智也や春日八郎の歌声
それに廣澤寅蔵の浪花節 特に「森の石松金毘羅参り」 寿司くいね~酒のみねえ~のくだり
何度聞いても面白かった




出た!讃岐の餡餅雑煮
子供の頃 讃岐の親戚からよく讃岐うどんや餡餅が送られてきた
雑煮は白味噌と共通だが餅は餡餅を入れる これはさすがに閉口
母親1人が食べていた

琴平温泉てあるんだ
立ち寄り湯が有ったので入ろうと思ったら15:00から こりゃ駄目だ

「金陵の郷」酒屋の蔵を展示場にしている 無料
これが 素晴らしい展示館

中庭の大楠
神社や大きな屋敷に楠が多いのは楠は多くの水分を含んでいるので延焼避け
に植えているとか





1時間半があっという間に過ぎた
駅に向かう



豪商淀屋の寄進だろうか

JR琴平の100mほど手前に「ことでん琴平駅」がある
明日はこれに乗って高松まで行く
JR琴平駅で15分ほど迎えを待つ
乗客は親子連女性2人じじいの3名だった
土器川沿いを山手に上がると

20数年前にリゾートホテルとして建てられその後 8年前に現在の
「湯山荘 阿讃琴南(あさんことなん)」として淡路の「ニュ―あわじホテル」が経営




本館には20室ほど
他に山手にヒュッテが10軒ほどある

落ち着いた雰囲気
じじいは3階の角部屋


天井は折上げでファンが回っている コーヒーもしっかり飲める
此のコーヒ入れ機 以前どこか海外のホテルに在って 入れ方がわからず 粉の蓋を破って入れた所
粉が詰まって慌てた思い出がある
残念ながら山手を見上げるとヒュッテの棟が並んでいるので
客が入ると山手の障子は開けてられない
しかし全てに清潔感があり 心地よい


このヒュッテはペット同伴もできるようだ
とりあえず風呂に行く





いい湯加減
ここの源泉は少し離れた山からの引き湯 アルカリ性冷鉱泉 要加温である
泉質そのものは特徴無いが 絶妙の湯守加減 素晴らしい
夜は男性風呂から「滝」は見えない 明日の朝は男女入れ替えで「滝」が見えるらしい 楽しみ


風呂場にアイスキャンデーFREEがあった 部屋で食べる
食事は一人客はダイニングの一角を仕切って個室様 隣は金髪白人の50歳くらいの女性
こんなところに1人で来るんだ
女性の若い係員も流ちょうな英語で料理の説明をしていた
「あなた 英語が上手だね」とその係員に言うと「いえ 私はまだまだです」とはにかむ

とりあえず 泡麦汁で誕生日おめでとう 乾杯!











土鍋炊き御飯焦げ付き これが一番美味かった

残った御飯はおにぎりにしますのでお持ち帰りくださいとのこと 涙・・・・


デザートがやけに遅いなと思っていたら 竹皮に包まれたおにぎりも一緒だった 又 涙・・・
美味しゅう御座いました
部屋に帰ると布団が敷かれていた 今時久しぶりの後引き
最近は部屋に入ると既に布団が敷いてあるのが普通だった
ニューあわじの研鑽所なのか 従業員全員がサービスの基本を徹底的に磨いているようだ
従業員の数も客数ほどいる 素晴らしい

明日の送車は10時45分
今夜は隣を気にせずゆっくり寝れる
3日目
朝風呂に行く
「滝」とはこのことか
高い砂防ダムが2段になっている
上は3筋 下は2筋 まあ滝と言えば滝だが・・・・

8時半から朝食







結構なお食事でした
送迎時間まで川筋を歩いた

昨日と同じ親子とじじいの3人を駅まで送ってもらった
「ことでん」で栗林公園まで行く


電車は30分に1本ある
駅の横の川を見ながら電車を待つ

正面が公園 徒歩10分ほど
栗林公園は高松藩松平家の別邸(栗林荘)として造られ明治の廃藩奉還で国に返され「公園」となった
文化財公園としては国内最大という

全部は少し疲れる 赤点の部分(南庭園コース)を歩く
ここも外国人が多い



松が素晴らしい その数と質に感動






おいらも 竹皮のおにぎりを食べるよ


子供の頃の記憶は殆ど無かったが素晴らしい公園
再び 「ことでん」で終点高松築港駅に向かう

終点は高松城址の横に在った
高松城(玉藻城)は1587年生駒親正によって築られた
海城としては日本最大 堀の水は海水である 明治に廃城






鯉だと思ったら そうか海水 鯛だった

海水の取水口

松ぽっくり(松毛栗)






JR高松駅
ことでん高松築港駅から徒歩5~6分
17時30分 高速バスターミナルから大阪駅行が出る
少し時間が有ったので駅近でポイント(消滅期限真近)が使える店を捜して食する

ハンバーグ(チキン)は数年ぶりに食べたが 結構美味いもんだ

松山・徳島・大阪・神戸・広島・高知行が
次々に出る
2泊3日の短い旅でしたが 結構歩いたし宿も良かったし
楽しい旅となりました
次の誕生日を迎えられるように頑張ります
いいお年を